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あまねの過去の話はもう聞きたくない。
あたしが傍にいるべきか分からないから。
9月に話された。
あまね、1年続いた友達は居ないんだって。
もう、死んじゃった、って。
でも今は瀬木がいる!って。
だいすきっ、て寄ってきてくれた。
もう居ないあまねに言いたい。
強引だからじゃないの?
ズカズカと話すからじゃないの?
何も偽らないからじゃないの?
もう、無駄なんだけど。
あまねの詳しい死因について考えようか。
埃をかぶった日記を取り出す。
12月10日。
あまねの義両親は死んだ。
交通事故らしい。
あまねは歯痒い顔をして学校に来た。
悲しい、とか、辛い、そんなのは思わせない。
そして、いつも通り、誰もあまねに寄らない。
おばはいるらしいけど、断ったって。
1人にして欲しいって。
12月23日。
シた。
ほぼ毎日父さんとしてたあいつの欲が限界で。
あまねの家に招かれたとて。
インターホンを鳴らしたら、スマホから「どうぞ」の通知。
入って声のする方へ行くと、
ナカにローターを入れて、口をタオルで縛って、
腰を振るあまねがいた。
あたしは濡れてしまった。
あたしはノンケだ。レズじゃない。
でも、あたしも耐えられない。
あの日聞いたあまねの過去。
あれから自分を慰めていない。
「ノってきた?」というようにあまねはイきかけのクセにローターを外して、ペニバンを着けた。
強引にあたしの服を脱がせてナカに挿れる。
また、ローターを入れた。
お互いが喘ぎながらヤってイく。
女ってこんなに興奮できるものなんだ…
って思った。
4時間はヤった。衰えない声と腰振り。
激しすぎでいつの間にか寝ていたけれど。
んで、あたしが早く起きて、帰った。
そうだ、そうだった。
そんで、明日はクレープ食べたりして。
その次に死んだ。
あたしが赤原に見せたのは、
少し前の会話で、最新じゃないから。
分かるわけない。
そろそろあたしも逝こうか。
…お互い、腹上死で良かったかも。