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下校時間…
nk
「じゃあ俺らゲーム部作ってもらったから」
nk
「きんときも､許可出たら来てね！」
kt
「ｺｸｯ」
shk
「じゃあ､途中まで一緒に帰ろうぜ」
kt
「…！？」
【いいの？】
nk
「うん！だって」
nk
「もう､友達でしょ？」
shk
「うんうん」
kt
「…」
【ありがと】
【そういえば､残りの3人は？】
nk
「他の3人は」
nk
「部活の部屋の準備してるね…ｗ」
shk
「じゃんけんで勝ったのが俺ら」
kt
「ｶｷｶｷ」
【なるほど】
nk
「じゃあ､先に帰っちゃお！」
kt
「【大丈夫なの？3人ほっといて…】」
shk
「事前に言ってあるから､大丈夫」
kt
「【なるほど】」
nk
「んじゃ､帰ろう〜！」
shk
「おー」
kt
「…？」
nk
「おー。かな？」
kt
「ｺｸｯｺｸｯ」
shk
「そこ仲良しだな…ｗ」
nk
「俺らズッ友〜！」
kt
「v(・ω・v)ﾋﾟｰｽ」
shk
「っはははｗ」
nk
「うぇーい」
kt
「v(・ω・v)」
shk
「息ぴったり…ｗ」
shk
「ほら…帰ろうぜ…ｗ」
nk
「へーい」
kt
「ｺｸｯ」
＿＿＿＿＿＿＿＿
shk
「んじゃ､俺こっちだから」
nk
「OK〜！」
shk
「また明日〜」
kt
「ﾌﾞﾝﾌﾞﾝｯ」←手を振ってる
nk
「またね。だって」
shk
「おう！またな！」
kt
「ｺｸｯ！」
nk
「じゃあ､俺こっちだから…」
kt
「！」
nk
「？」
kt
「ｶｷｶｷ…」
【俺もそっち！】
nk
「まじ！？ワンチャン隣じゃね？ｗ」
kt
「【かもねｗ】」
nk
「どんだけ意気投合してるんだろ…ｗ」
nk
「なんかわかるようになってきた…ｗ」
kt
「！？」
nk
「マジ！？。だねｗ」
kt
「ｺｸｯｺｸｯ」
nk
「っははｗ」
kt
「【じゃあ､俺の家こっちだから】」
nk
「え。俺そこの隣…ｗ」
kt
「【もう奇跡すぎるｗ】」
nk
「だねｗ」
nk
「じゃあ､説得頑張れ…！」
kt
「ｺｸｯ」
kt
「ﾌﾞﾝﾌﾞﾝｯ」←手を振ってる
nk
「うん！またね！」
kt
「ｺｸｯｺｸｯ！」
nk
「…にしてもこの家って」
nk
「なんか､怒鳴り声が聞こえた家だよな…」
引っ越してきた時から…
怒鳴り声が聞こえたし…
nk
「…きんとき､何か隠してる…？」
nk
「…虐待されてないといいけど」
nk
「…流石に…ないよな…ｗ」
nk
「俺も帰らないと…」
＿＿＿＿＿＿＿＿
kt
「…ただ…いま」
母
「遅いわね…」
母
「さっさとご飯作ってちょうだい」
kt
「ｯ…はい…」
母
「相変わらず､お前の声は」
母
「汚いわね」
kt
「ｯ…」
kt
「か､母さん…」
母
「なに？」
kt
「今日…さ…友達に…」
kt
「一緒に部活…入らないかって…言われて…」
kt
「入っても…いいかｎ」
母
「何言ってるの？」
母
「だめに決まってるでしょう？」
kt
「ｯ…でもっ！」
kt
「少しくらいは…」
母
「少しくらいも駄目なのよ！！！」
kt
「ﾋﾞｸｯ！」
母
「貴方の声は汚いの」
母
「そして､母親の家事を手伝うの」
母
「わかってるでしょう？」
母
「いい？約束､覚えてるわよね？」
kt
「…他の人の前では…喋らない」
kt
「帰りは､なるべく早く…」
kt
「家事を…手伝う…」
kt
「母さんを…怒らせない…」
母
「ちゃんと覚えてるじゃないの…ｗ」
母
「なら…」
母
「ちゃんとしなさい」
母
「いいわね？」
kt
「ｯ…」
母
「いいかって聞いてんだよ！？」
母
「返事をしろ！！！」
kt
「ｯ！は､はい…！」
母
「わかればいいのよ」
母
「さっさと仕事してちょうだい」
kt
「は､い…わかり…ました…」
…こんなことが､日常茶飯事だ
…やっぱり､部活は無理か…
ごめんね。皆…
kt
「ご飯…でき､ました…」
母
「あら､遅いわね」
母
「もうちょっと早くしてちょうだい」
kt
「は､い…」
母
「…まっず。ろくなものも作れないのね」
母
「いいわ。早く部屋に戻れ」
kt
「はい…」
＿＿＿＿＿＿＿＿
kt
「…はぁ」
まだ…暴力がないから…
今日は機嫌がいい方だな…
まだ…マシ…
kt
「…こんな事」
いつまで続くんだろ…
kt
「…誰か」
助けくれないかなぁ…ｗ
kt
「…宿題するか」
今日の分…少なくて助かる…
kt
「…」
部屋…キレイにしないとな…
使った治療道具のゴミ…
くしゃくしゃの紙…
カッターも直さなきゃ…ｗ
kt
「…唯一､喋れる場所は」
kt
「ここだけ…なんだから…ｗ」
kt
「…皆の前では喋れないから」
ここで､泣きじゃくって
学校では､ちゃんとして
それの繰り返し…
kt
「…疲れた」
kt
「まだ…時間じゃないから…」
母さんはきっと…
多分…今は､どっか出かけてるし…
…ゲームでもしようかな
…ごめんね。nk
せっかく､誘ってくれたのに
無理だった…ｗ
kt
「…やっぱり」
クラスメイトと一緒に遊ぶことは
できないんだな…
kt
「…苦しいなぁ」
誰か､正義のヒーローでも
悪魔でも､閻魔様でもいいから
ここから､出してくれないかな…
kt
「…考えるだけ､無駄…か」
kt
「マイクラでもしよ…」
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