テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
外の世界の音は、厚い遮音カーテンと二重ロックの扉の向こう側に完全に消え去っていた。ここは、誰にも見つからない古い洋館の一室。窓の外にはただ鬱蒼とした森が広がり、時間の感覚すら曖昧になるような逃げ場のない空間だった。
「……ねぇ、うり。もう外に出たいなんて、二度と言わないよね?」
薄暗い部屋の中、ベッドの縁に腰掛けていたゆあんくんが、冷ややかな、けれどどこか蕩けるような甘い瞳でうりを見下ろした。
うりはシーツを体に巻き付けたまま、怯えたように震える目で首を縦に振る。
「っ……、ううん……もう、出ない……。だから、そんな目で見ないで……っ」
その返答に満足したのか、ゆあんくんはふっと微かに笑い、うりの細い足首をガシリと掴んで手元へと引き寄せた。足首には、外の世界へと繋がるすべての自由を奪う冷たい鎖が、重く音を立てて絡みついている。
「いい子だね。最初からそうやって、俺だけに囚われていればよかったんだよ」
うりの顔にまとわりつく乱れた髪を優しく、しかし容赦のない力加減でかき上げながら、ゆあんくんの顔が近づいてくる。
外の世界では「失踪した」ことになっているうりを、こうして完全に自分の手元に隠し通しているという背徳感と歪んだ独占欲が、ゆあんくんの理性をドロドロに溶かしていた。
ごりゅッ ♡
「 あ”““、ッ”?!// ん”ん”ッ~ッ”、 !?!?“//”_ / ♡ 」
「 っあ、ぁあッ……! ゆあんくん、そこ……っ、もう壊れちゃいそう……っ!」
びゅるるるッ、
他の誰にも見られない、この閉ざされた檻の中で、ゆあんくんは容赦なくうりの身体の奥底を突き上げていく。
鎖が擦れる重い金属音と、隠しきれない甘い喘ぎ声が、湿った空気の漂う部屋にいやらしく反響した。
ぱんぱんッ、 〟
「 ひ”う”ッ、とら”ない”でッッ / やめぇ”ッ ♡ ら”め”な”の”お”ッッ ♡ ……っ、すき、ゆあんくん大好きだから、もうどこにも行かないよぉ……っ!」
「 結腸、届いたねッ、 ♡ 」
うりが半狂乱になりながら愛を誓うたび、ゆあんくんの執着はさらに深く、逃れられない狂気へと変わっていく。
ぐぽッ… ♡
「 お”““ッ、”!?!?“? // う”ッぁッ”、”!??* // ♡ 」
「 あ”あ”ッ”ッ~ッ”、 ?!??” // ♡♡”__か”ッひゅ”、ッッ”!?! /“/* _/ 」
外の世界から隔絶された暗い部屋で、お互いが互いの毒でしか生きられない絶望と快楽の底へと、ふたりはどこまでも深く、永遠に堕ちていった――。
コメント
1件
うわあ……これはかなりヘヴィな第1話ですね。閉ざされた空間と鎖というモチーフが、二人の関係性の「逃げ場のなさ」をそのまま体現している感じがして、読んでいて息苦しくなるような没入感がありました。ゆあんくんの冷たい優しさと、うりの壊れそうな声が生々しくて、感情の振れ幅がすごい。この歪な依存関係がどう転んでいくのか、続きが気になります……!
#なおきり受け