「私は完璧だ。」
私には全てが揃っている。
顔だって、頭だって、人間関係も。
顔は生まれつきよくて、どこか大通りなどに行くとスカウトされることもある。
頭は毎日、毎日、勉強を精一杯して、何とか頭の良さを身につけた。
人間関係は、気を使っていい子に、すごい子に見せた。
だから私に足りないものは無い。
どんだけ努力したことか、、、私が1番……だったはずだったのに。
友「理緒ー!おはよ〜!」
理緒「おはよ!」
友「〜〜〜〜!」
理緒「〜〜笑.ᐟ」
毎日が友達と話して始まる。私には友達が沢山いるから。 でもみんな私の引き立て役にしかなってない笑
先生「はーい、静かに〜」
先生「今日は転校生が一人来ます。入っておいで」
転校生「おはようございます.ᐟニコッ」
その時私は少し、驚いた。 少し。
女の子は髪の毛がとてもサラサラしていて少しハーフなんじゃないか、と思うくらい良い顔立ちをしていた
顔は、いい。 私が見る限り性格も悪くはなさそだった。
先生「転校生してきた凛さんです。仲良くしてあげてくださいね。」
先生「席は…あそこでいい?」
凛「はい.ᐟ」
理緒「え?」
え、?もしかして今私の事指した? 凛って子が私の隣の席にくんの?マジ無理なんだけど…
凛「名前、なんて言うの?」
理緒「ぇ、ぁ、」
早く答えなきゃ。 優しそうな子を演じて。
理緒「理緒だよ.ᐟ凛ちゃん、よろしくねニコッ」
凛「………」
理緒「ど、どうしたの?」
凛「ぁ、ううん、よろしくね。理緒ちゃん」
理緒「うん」
先生「授業始めます。〜〜〜」
はぁ、面倒くさそうな奴が私の隣に…
顔はまぁ、良いし。性格はまだあんまり分かってないけど多分いいだろう。
私の邪魔をどうかしないで欲しい。みんな「可愛い.ᐟ美人さんだなぁ」とか「可愛すぎるだろぉ」 ってみんな言ってた。まぁ、転校生なんてどうだっていい。いい子を演じておけば。
邪魔をしなければ。
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