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ありあ
400
#普通
野々さくら
768
45
#幼馴染
猫塚ルイ

3,373
脱衣所で服を脱いで浴室に入り、お風呂の椅子に腰掛ける。
シャワーの蛇口をひねると、温かいお湯が勢いよく噴き出してくる。
最初に身体全体を軽く濡らすため頭から湯を被る。
火照った肌にはちょうどいい温度だ。
そのまま一度鏡に映る自分の身体を確認する。
「……よし」
一度深呼吸して、改めてシャンプーで頭を洗ってリンスをかけ
全身をボディソープで丁寧に洗っていく。
特に下半身は念入りに清潔にする必要があると思い、いつも以上に時間をかけて隅々まで洗い流した。
そして最後に温かいシャワーで泡を流しきり、浴室から出てタオルで身体についた水分を拭き取る。
最後に新しいパンツと、パジャマ代わりのTシャツを着て脱衣所を後にし
再び圭ちゃんの部屋に戻ると──
「早かったな」
ベッドの上に圭ちゃんが腰掛けて、俺を待っていた。
俺は圭ちゃんに1歩1歩と近づき、火照る体と頬を少しでも冷やすように手でパタパタと仰ぐ。
「熱いならパンイチのままくりゃ良かったのに」
「さ、さすがに恥ずかしいって…!」
そう反論した瞬間、圭ちゃんに手首を掴まれ、視界が反転した。
「これから見せんのに、か?」
気が付くとベッドの上で、圭ちゃんにいとも簡単に組み伏せられていた。
そして、ベッドの横にはさっき見せてくれたローションボトルとゴムが転がっている。
かと思えば、赤面している暇もなく
圭ちゃんが自分の胸の前で腕をクロスさせ、服を持ち上げた。
それを雑にベッドの端に脱ぎ捨てると、圭ちゃんは僕に覆い被さるようにして、唇に吸い付いてきた。
「んっ! んむぅ……」
まるで溺れているみたいに必死に舌を絡ませてくる圭ちゃん。
そんな姿にドキッとするものの、何とか冷静さを保ってその舌に着いていこうとする。
それでも、好きな人にキスされて平常心でいられるはずがなかった。
「んんっ、♡はぁ……」
息ができなくなりそうになったところでようやく解放され
名残惜しさを感じながらも、少しだけ距離ができる。
目の前には真剣な顔つきの圭ちゃん。
その表情はどこか色気を漂わせていて、余計に緊張してしまう。
そんな状況だからこそなのか、それとも単純に酸素不足なのか分からないけど
ドクンドクンという鼓動の音がうるさいくらい大きくなっていく。
「けい、ちゃ…っ、もっと…して」
理性そっちのけで、彼の首に手を回して
形のいい唇に吸い付くようにキスを求めた。
「…は…っ、お前、興奮しすぎ」
そんな会話を交わしながら、どちらからともなく唾液の交換を繰り返す。