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ロス君「どこだろう、ここ…」
懐かしい…けど、思い出せない…どこ?
ロス君「…ドア、?」
…なんか、開けた方がいいような気がする…と、とりあえず開けてみよ…
ガチャッ
ロス君「し、失礼しまーす…?」
フィド君「あ!ロスちゃん久しぶり〜♪元気?」
ロス君「…あ、えっと…もしかしてフィド君、?」
フィド君「そうだよー!」
ロス君「…そ、そう…」
フィド君…前に会った気がする…声も懐かしい、けど…
ロス君「あ、あの…」
フィド君「どしたのー?」
ロス君「…ロスちゃんって呼び方、やめてくれませんか…?」
フィド君「あ、嫌だった?ごめんね!んー…じゃあロス君って呼べばいいかな?」
ロス君「は、はいっ!そう呼んでいただければ幸いです…」
良かったー理解あったー…
フィド君「あ、敬語じゃなくていいよ!タメ口で話そ?嫌な事あったなら言ってみて!」
ロス君「え、あ、うんっ!」
めっちゃ優しい…!いつもは敬語じゃないと怒られてたからなぁ…
ロス君「…最近、上履きをゴミ箱に捨てられたりするんだよね、これっていじめかな…? 」
フィド君「えーいじめだよそれ…酷いね…他にもなんかされたりする? 」
ロス君「…教室のドア開けたら、上からバケツごと水降ってきたり…僕の机に花瓶置かれてたり…」
フィド君「…本当にそれお父さんお母さんに言いな?!ロス君辛いだろうから…まあ言えないんだろうけどね、しょうがないよ…怖いもんね、」
ロス君「…言えって言うのかと思った…怖がらずに、相談しろって…言うかと…」
フィド君「そんな事言わないよ!怖いもんね?そりゃあ言えないよ……んだもんな」
ロス君「…?なんて…?」
フィド君「気にしなくていいよ!んじゃまあとりあえず遊ぶ?」
ロス君「遊ぶって言っても…何もできないけど…?」
フィド君「えーでもロス君って絵上手くない?」
ロス君「…いや、最近描いても破られるのが嫌でずっと描いてない…1年くらい…」
フィド君「それは画力落ちてるかもね…んじゃ、今もやってる事とかは?」
ロス君「大抵全部否定されるし捨てられるから…」
フィド君「んー…じゃあなにしよ」
ロス君「あ、そういえば、ピアノ…好き…」
フィド君「おー!じゃあ弾きな〜♪」
ロス君「ピアノ…元々ここにあったっけ、?まあいっか〜弾こーっと♪」
演奏中
ロス君「♪〜」
フィド君「凄っ…ホントのピアニストみたい!」
ロス君「ピアニスト、?」
フィド君「知らない?ピアニストっていうのは…えっと、ピアノを弾くのが上手な人だよ〜♪」
ロス君「そういえば僕ピアノ上手って言われた事ない…人の前で弾いてないからかな、?放課後勝手に弾いてるんだけどね〜えへへ…」ニコニコ
フィド君「あ、笑顔になった!やっぱロス君って笑顔が1番素敵だよね〜!」
ロス君「そう?僕学校では笑うなって言われてるから笑ってないんだけど…」
フィド君「笑う事は悪い事では無いよ!…まあ分かってるだろうけどね、」
ロス君「…そろそろ行かなきゃ、学校に遅刻するかも…」
フィド君「あの時計1、2時間くらいズレてるよ?」
ロス君「…まあ用心して、ね…じゃ、、行ってきます…」
フィド君「行ってらっしゃい!」
ロス君「っはっ、!」
また地獄が始まる…もう寝てたい…って、ん、?
ロス君「あれ…?ここって、学校…?」
いじめっ子A「っ、謝るから、許してよ、!」(泣)
ロス君「…キシシッ、許すと思ってる?君に、どれだけ苦しめられたと思ってるの?…君と同じようにしてあげよっか!僕が感じた事感じないと分かんないんでしょ?w 」
いじめっ子B「おりゃぁぁっ!」(包丁持って走ってくる)
ロス君「…遅いね、」ガシッ(Bの頭掴む)
いじめっ子B「ひっ…いやぁっ!」(泣)
ロス君「…疲れちゃった、もういいや。命拾いしたねー。…僕の気が変わらない内に視界から消えろ。 」
いじめっ子A「…逃げなきゃ、!」ダダダッ
いじめっ子B「…ちょっと待っ、!」
いじめっ子A「アンタに構ってる暇なんて無いのよ!」
ロス君「…フィド君、ごめんね…僕、もうちゃんと生きれないよ…」
みんな殺しちゃった…もう、逃げよ…。