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わんくっしょおおおん!!
・若干太宰さん愛されです!
・太宰さんがだいぶ情緒不安定です
以上のものがおいしくいただけないかたはほかのものをお食べください。
_人間失格が壊れた日_
???side
「織田作っ!!!」
あの日、とっさに伸ばした手が、もしあの時、織田作を止められていたら。
織田作は小説をかけていたのであろうか。否、屹度かけていたに違いない。そう。私が”止めていれば”
なぜあの時止めなかった?なぜあの時もっと早く気が付けなかった?なぜあの時強引に止めなかった?
なぜあの時もっと早く現場につけなかった?なぜもっと…
これまでなん通り考えてきたことか。
次こそはっ!
太宰side
「織田作いくなっ!このままいけば君はっ!」
「判っている。俺は小説が書きたかった。」
「ならっ!」
次こそはいける。もっともっと合理的に。
「だがその夢ももう終わりだ。」
嗚呼。なぜなぜこんなにもっ。
「おださっ」
また。また届かない。伸ばした手はずっと遠くの光には伸ばせない。届かない。
私がもっと。_20
”だ…さ…”
”だ…いさ…”
”だ…ざ…ん”
太宰さん!!
「んぅ?敦君?」
「んぅ?じゃありませんよ!ずいぶんうなされていましたけど大丈夫ですか?与謝野女医に
見てもらった方が…」
「否、大丈夫大丈夫。ちょっと嫌な夢を見ていただけだよ」
いつもどうり、咄嗟に笑顔を張り付ける。自分の過去なんか元からなかったかのように。
誰にも察されないように。大丈夫。大丈夫。
「ゴルァ!!この唐変木!!さっさと起きて仕事をせんか!お前はどれだけ俺の理想を崩せば気が済むのだ!!」
「ええ~五月蠅いなくにきぃ~だくんはー」
「いいからさっさと仕事をしろっ!!!」
何時ものように怒鳴る同僚に文句をつけながらこっそりと職場を抜け出す。
「っ…これはっ少しまずっいねぇ…」
私としたことが。やらかしてしまった。あの夢を見た後は必ずしも吐き気と頭痛がおきるのだ。
誰にも察させてはいけない。社員寮へ急がなければ。少し小走りでいく。
「誰かと思えば青鯖じゃねぇか。今日はとんだ不幸だな…っておい。どうした顔色悪いぞ」
こんな時に蛞蝓にあうなんて私もついていないことだ。だがいまはこんな奴に相手をしている場合ではない。
「なんだい。中也いたのかい。小さすぎて気づかなかったよ」
「はぁ?!って話そらすな。顔色がどうかって聞いてんだよ」
「はぁ…蛞蝓ごときが私に心配しているのかい?そっちこそ頭でも打ったんじゃないの?そんなことより
私は今どこぞの帽子置き場に付き合っていられるほど暇ではなくてね。それじゃいかせてもらうよ」
どうやら後ろから怒鳴り声が聞こえたが気にしていたら負けだ。
そんなことより今度こそ織田作を助ける策を考えなければ。
_次こそは_
どうだったでしょうか?!好評だったら続きかきたいです!ところで皆様気づいたでしょうか?これ、太宰さんループ説をもとにつくってるんですよ!!よかったらいろいろと考察してみてください!