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ある日の夜
何時も通り遅くまで仕事をこなす日本
今日は珍しいことに同僚のドイツは残業が無いようで職場には日本1人だ
カタッタッとキーボードを叩く日本の手は微かに震えている
他に誰かが居るわけでもない
誰かの視線…と言うよりは何らかの不安感、恐怖などで体が強張る感じだ
仕事に一段落ついたところで書類を片付け、足早で職場を出る
こういう時にドイツさんが居れば一緒に帰ることが出来たのに…と思考をよぎらせながら会社を出る
現在時刻は10時半頃
まだ少し人がすれ違う街中で
無くならない恐怖に怯えながら歩く
「(…??誰かにつけられてる?…ッ…)」
そう考えた瞬間ゾ”ワッと鳥肌が立つ
『何かを勘づいたらすぐに逃げなさい』と父上から昔教えてくれた言葉
悩むより先に足が動いた
路地を抜け薄暗い街を通り細道を走り抜ける。撒く事だけを第一に考え、最終的に何処か知らない路地裏に入り込んだ
久しぶりの全力疾走に息が上がりながら身を潜める
怖い…恐い…こわぃ
頭の中ではそんなことばかり
今行わないと行けないことが、考えが行動が正しい判断ができない
?『…こんなところで何をなさっているのですか?…』
さっきまで自分の後ろには誰もいなかったのにいつの間に…
後ろを振り向くと立っていたのは東京だった
東『こんな夜に路地裏なんて危険ですよ』
「少し…急ぎだったのでッ…」
東『地面にへたりこんでしまってはスーツが汚れてしまいますよ』
お手をどうぞと紳士的に話し掛ける東京
「すみません…」
しっかりと手を取りからだを起こしてもらう…が…ここで1つの疑問が頭に浮かぶ
…あれ…何で東京さんはここへ?…
ここから私の家と都道府県達の家とは真反対の場所にある
平日の夜中に早々来ることはない
「…何故東京さんはこんな時間に此方へ??…」
そう話すと東京さんの握る手の力が一層強くなった
今にも手首から先に血が流れなくなりそうな程…
「ッッちょ…痛ぃッッ!!…ッ…」
離して下さいとお願いをしてもまるで聞こえていないような素振りで私の手を引く
背筋が凍るような恐ろしさを感じる
何時もの東京さんとは何処か違う
東『…時間も時間です。さぁ…帰りましょう…”私たち”の家へ』
何だろう…今の東京さんの笑顔…本当に笑っているようには見えない
…帰りたいけど今は行っては行けない気がする
だれか…たすけ…
すると急に後ろから服を引っ張られた
その勢いでバランスを崩してしまったが
後ろの誰かが支えてくれた
さっきまで手を繋いでいた東京さんがゆっくり此方を振り返りいい放つ
東『……何の用でしょうか…』
『.“‘アメリカ合衆国”’.…貴方には関係ないと思うのですが??…』
後ろにいるであろうアメリカは無言で銃を取り出し、
米『関係ある無いなんかど”ーでもいい…』
『なに自分の.“‘祖国”’.さんに手”ぇ”挙”げてんだ”よ!!“とーきょー”💢!!』
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