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放課後
司朝:夏鈴〜、帰ろ〜
夏鈴:…
司朝:夏鈴…?
夏鈴:あっ!え…ごめん…
司朝:どうした?大丈夫?
夏鈴:いや…その…
司朝:…?
司朝:何かあったんなら話聞くよ?
夏鈴:良いの…?
司朝:うん、だって彼氏だし
夏鈴:ありがとう…
そして、夏鈴は司朝に打ち明ける
夏鈴:もうすぐテスト始まるじゃん…?
司朝:うん
夏鈴:テストで良い点取れなくて司朝とデート出来ないって事になったらと思うと不安で…
そう言って俯く夏鈴
司朝は、夏鈴の手にそっと触れる
夏鈴:…?
司朝:そんな心配しなくて良いよ
夏鈴:でも…
司朝:俺もそんなに自信は ないけどさ、一緒に頑張ろうよ
司朝:俺だって夏鈴とデートしたいのは本気で言ってるから。だから気にしなくて良いよ
夏鈴:司朝…
夏鈴は、司朝に触れられている手の上に自分の手を重ねる
夏鈴:ありがとう…
夏鈴:やっぱり司朝が彼氏で良かった…
司朝:俺も。大好きだよ、夏鈴
夏鈴:…グスッ
司朝:どうした?
夏鈴:ごめん…今の司朝の励ましを聞いてたら嬉しくなっちゃって…グスッ
司朝:夏鈴…
夏鈴:司朝…私も大っ大っ大好きだよ!
夏鈴はスッキリとした笑顔で愛を伝えた
司朝:(やっぱ俺、夏鈴の笑顔大好きだ…)
司朝:ありがとう笑 俺も大好きっ
夏鈴:んふふっ笑
司朝:じゃあ帰る?
夏鈴:うん!
司朝:あ、夏鈴!
夏鈴:ん?
司朝:ほらっ(右手を差し出す)
夏鈴:…笑
夏鈴:うん!
夏鈴は司朝の手を握る
2人は手を繋いで歩き出す
夏鈴:ねぇ司朝
司朝:ん?
夏鈴:告白の事覚えてる?
司朝:うん。覚えてるよ
夏鈴:あの時司朝、言ってくれたよね
司朝:何を?
夏鈴:「藤吉はミステリアスでよく分かんないとこあるけど、俺はそんな藤吉ともっと一緒にいたい。俺の恋人になって下さい。」
夏鈴:みたいな事言ってたよね?
司朝:言ったわ笑
夏鈴:初めて会った時とどう?
司朝:笑顔が多くなったね
夏鈴:司朝と付き合えたのもあって尚更笑顔になれてるよっ
司朝:夏鈴らしいよ。これからもよろしく!
夏鈴:うんっ!
2人はそのまま仲良く帰りました