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1件
次の日___。
______________
昼休み
絵里菜
「今日も図書室?」
来夢
「うん…なんか…行きたい気分…」
紗弥
「へぇ〜」
紗弥
「いつもなら週3なのに」
紗弥
「もう週5じゃん」
紗弥
「週4はたまになのに…」
絵里菜
「紗弥…w」
紗弥
「?」
絵里菜
「ヒソヒソ…」
紗弥
「っははははw」
紗弥
「そういう事?!w」
来夢
「じゃあ行ってくる」
絵里菜
「いってらっしゃーい」
紗弥
「いってら〜」
紗弥
「…マジかぁw」
絵里菜
「来夢が恋することあるんだなぁ…」
紗弥
「ほんとそれなw」
紗弥
「天然で毒舌キラーだから…w」
紗弥
「あんまし恋愛はしないと思ってたけど…w」
絵里菜
「まぁ、女子にも色々あるよw」
紗弥
「私達女子だけどね?←」
絵里菜
「www」
________
図書室
来夢
「…(ソワソワ」
スマイル
「あ…前の子…」
来夢
「あ、どうも…」
スマイル
「昨日ぶり…?」
来夢
「ですね」
スマイル
「あ、前にこういう本見っけて」
スマイル
「よかったら、また一緒に見る…?」
来夢
「!はい…!」
なんだろう…
一緒に入れるのが分かると
胸が、ドキドキする…
嬉しいって感じもするし…
…これが、恋なのか
スマイル
「じゃあ、隣失礼します…」
来夢
「あ、はい…」
やばい…
心臓の音がさっきよりうるさくなった…
緊張…してるのかな…?
…やっぱり
私、この人に
恋してるんだなぁ…
…けど、叶うはずもない
だって、イケメンだし…
スマイル…?さんは…
モテる…絶対に
だから…
叶うわけ、ない
来夢
「(これが片思いか…)」
恋愛は、難しいなぁ…
________
スマイルsid
今日も、図書室に来た
特に用事はないのに
何故か来た。
…なんでだろ
けど…なんか
期待している自分がいる…
…まさか
来夢…ちゃん?に会えると思ってるから…?
…俺、ガチで恋してるんじゃね…?
嘘…あの小説で見た…恋…?
スマイル
「マジかぁ…」
来夢
「…」
スマイル
「あ…前の子…」
来夢
「あ、どうも」
やばい…心臓うるさい…
緊張してるのか…?
スマイル
「昨日ぶり…?」
来夢
「ですね」
スマイル
「あ、前にこういう本見っけて…」
スマイル
「よかったら、また一緒に見る…?」
…何言ってんの俺ぇ!?
来夢
「!はい…!」
あ、いいんだ←
スマイル
「じゃあ、隣失礼します…」
俺また何言ってんのぉぉ!?
来夢
「あ、はい…」
いいんかい←
スマイル
「…」
平気なのかな…
俺が、隣なの…
やばい…なんでか気になる…
余計に…
コレが…恋…
スマイル
「…」
俺、本当に恋してるのかぁ…
スマイル
「次のページ行ってもいい…?」
来夢
「あ、はい」
…誰にも、取られたくないなぁ
…何言ってんだろ俺
叶うはずがない恋なのに…
片思いって…
こんなにも、辛いのか…
スマイル
「…」
スマイル
「来夢…さん?は…」
来夢
「呼び捨てでいいですよ…w」
スマイル
「じゃあ…来夢?」
来夢
「はい」
スマイル
「今度の、日曜日。予定ある?」
俺何言ってんだろ…(本日3回目
来夢
「いえ…特には…」
スマイル
「じゃあ…どこか、行く…?」
来夢
「…えっ?」
スマイル
「あっ…嫌なら別に…」
来夢
「いや…逆にいいんですか…?」
スマイル
「うん…」
スマイル
「一緒に本とか読めたらなぁ…って…」
来夢
「私は良いですけど…」
来夢
「兄貴がどう言うかだなぁ…」
スマイル
「無理なら無理でいいんだよ…?」
来夢
「兄貴を説得させますね…w」
スマイル
「じゃあ、行けれたら」
スマイル
「場所とか言おうか…?」
来夢
「え…?どうやって…?」
スマイル
「…あ←」
スマイル
「ごめん…てっきり
もうLINE繋げてる感じかと思ってた…」
スマイル
「友達の癖だった…」
来夢
「じゃあ繋げます?」
スマイル
「…えっ?」
来夢
「集合場所とか言うのに便利ですし」
来夢
「何かあった時にもいいですし」
スマイル
「でも…お兄さんとか大変じゃない…?」
来夢
「兄貴のは無視するんで気にしないでください()」
スマイル
「じゃあ…繋げる…?」
来夢
「はい…!繋げましょ」
やばい…超嬉しい…//
好きな人とLINE交換できるの…
こんなに嬉しいんだ…
スマイル
「じゃあ、説得頑張れ…?」
来夢
「了解です」
『もうすぐ掃除の時間です』
『グラウンドにいる人は校内にお戻りください』
『今日もきれいにしましょう』
スマイル
「もうこんな時間か…」
スマイル
「じゃあ、またね」
来夢
「はい…!」
スマイル
「スゥー…」
やばい…
嬉しいとドキドキと緊張が…
混ざった感じの感情になってる…
スマイル
「…バカだなぁ…俺」
叶うわけもないのに…w
Nakamu
「あ、スm…笑〜!」
スマイル
「ここでは名前言うなよ…w」
Nakamu
「ごめんって…w」
Nakamu
「…なんか良いことあった?」
スマイル
「っえ?」
Nakamu
「明らかに上機嫌だからさ…w」
Nakamu
「良いことあった?」
スマイル
「…まぁ」
スマイル
「あった」
Nakamu
「わかりやすいんだよなぁ〜お前」
スマイル
「そうか…?」
Nakamu
「あ、読みたい本読めたとか?」
スマイル
「違うよ…w」
Nakamu
「えぇ〜?なんだろ…」
Nakamu
「好きな事話せたとか?」
スマイル
「…」
Nakamu
「…えっ?マジ?」
スマイル
「…」
Nakamu
「え…w冗談で言ったんだけど…w」
スマイル
「なんで分かるのぉ…//」
Nakamu
「だからこれ冗談で言ったんだってw」
スマイル
「もぉ…」
Nakamu
「ちなみに誰?」
スマイル
「そこまで言わなくていいだろ…」
Nakamu
「ごめんって!w」
Nakamu
「掃除場所行こうぜw」
スマイル
「うん…」
Nakamu
「また今度その話聞かせて〜」
スマイル
「絶対に嫌…」
Nakamu
「何故?!」
スマイル
「なんか周りに言いふらしそうだから…」
Nakamu
「言いふらさないって!」
スマイル
「やらかし上手のお前が言うことか?」
Nakamu
「グサッ←」
Nakamu
「う、うるせぇ!」
Nakamu
「ほら!掃除場所行くぞ!」
スマイル
「はいはい…w」
俺って…そんなにわかりやすいか…?
まぁ…いっか
掃除場所行こ…
________
来夢
「…LINE…交換しちゃったぁ」
どうしよ…好きな人とだよ…?
こんなの…
余計に意識しちゃうじゃん…//
来夢
「…恋って、こんなにもドキドキするのか」
ドキドキしすぎだろぉ…
…でも
一緒にどこか行くには
兄貴を説得させないとなぁ…
嘘つくか…←
さて…私も掃除場所行こっかな…