テラーノベル

テラーノベル

テレビCM放送中!!
テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

シェアするシェアする
報告する


『 9月1日 』



本人様関係ありません

自衛お願いします














ツンっ とした匂いで目が覚める



黄 『 また 、 か … 』


部屋を出て階段をおり、リビングへと通じる扉を開ける


するといつもの光景が目に入る



黄 『 … おはよ 』



緑 『 おはよ 』


母 『 おはよう みこと 』

『朝はパンがいい ? それともご飯かしら ?』


黄 『 ご飯がいいな 』



母 『 は 〜 い 座って待っててね 〜 』



黄 『 うん 』



椅子に座り頭を垂れている君に目をやる



黄 『 ねぇお母さん … いつまでこの汚いの部屋に置いとくの ? 』

『 俺が起きてくる時は置いとかないでって言ったじゃん 』



母 『 あら 、 ごめんなさいね 』


母 『 お‪”‬ rrr 早く出てけ !! 』



そう言って母は君の背中を蹴る



桃 『 う‪”‬ っ … 』

『 すみま 、 せん ッ … 』







黄 『 … 』


ごめん 、 助けられなくて




ごめん






弱虫で






















黄 『 ねぇすちくん 』


緑 『 ん 〜 ? 』


黄 『 らんらんのこと 、 どう思う … ? 』


緑 『 … 可哀想だなぁって 』


黄 『 そっ 、 か … 』






否定的な感情を持ってる訳じゃないんだね






緑 『 急にどうしたの ? 』

『らんらんのことよく申し訳なさそうな目で見てるけど話題に出すのははじめてじゃん 』



黄 『 なんで 、 こんなに 待遇が違うのかなって思っちゃって 』


緑 『 らんらんが両親どっちにも似てないからでしょ 』


黄 『 それでも ッ ! 実の息子やろ !? 』

『 DNA鑑定でもそう出たし !! 』


緑 『 まぁ … そうだけど 、 』

『 … お母さんに聞かなきゃわかんないよ本当の事なんて 』


黄 『 … じゃあ 、 』


緑 『 でも聞いちゃだめ 』



黄 『 … ? 』



なん 、 で …






緑 『 らんらんのようになりたくないでしょ ? 』

『 今は愛されてるけど 、お母さんがどういう基準で劣等を決めてるかわかんんないからさ 、 』

『 いつもと違う行動をするとすぐ “ ああ ” なっちゃうよ 』





らんらんのように暴力をふるわれる ?


必要最低限の食事しか出されず 、 ゴミ扱いされる?


話す権利が無くなる ?


反抗すると殺されかける ?





緑 『 嫌でしょ ? 』



黄 『 や 、 だ … 』


緑 『 俺も嫌だ 』

『 自分が大事で 、 最優先だから 』









黄 『 ただいま 』


母 『 あら 、 おかえりなさい 』

黄 『 あいつは … ? 』


母 『 押し入れにいるわ 』

『 安心して 、 みことの目には触れさせないわ 』


黄 『 ありがとう 』







そう言って俺は洗面所に行き手を洗う



濡れた手をふいてキッチンへ行った




母 『 あら 、 ? ごめんなさい今日はお菓子ないわよ』

『 どうしても何か食べたいのならパン食べなさい 』



黄 『 これどれでもいい ?』



母 『 抹茶のはすちのだから残しておいてね 』


黄 『 分かったありがとう 』






ロールパンの袋をとって2回にのぼる



階段から向かって左小さな戸をあけた





桃 『 だ 、 れ … 』


黄 『 みこと 』


桃 『 みことぉ 、 ! 』


黄 『 これパン 』

『 お腹減ったら食べて』


桃 『 ありがと 、 ! 』

『 みことは優しいね 』


黄 『 っ … もう行くから 』


桃 『 うん っ ! 』










優しいなんて言わないで


これはただの自己満足やから




優しいなんて言葉は 、 らんらんのことをお母さんから助け出した人に言って






























夜になった


俺は部屋で勉強をしていた






黄 『 ん 、 ? 』



玄関が空いたかのような音がした



黄 『 今日は少し早いな 』



お父さんがかえってきたのかと思った









コンコン とノックがなった





緑 『 みこちゃん 、 お風呂空いたよ 』


黄 『 ありがと 〜 』

『 お父さんはもう入ったの ? 』


緑 『 え … ? まだ帰ってきてないよ 』


黄 『 ぇ 、 あっ … 分かった 』




お父さんが帰ってきてない ?


じゃあさっきの音は何 、、 ?







黄 『 気のせい … だよね 、 』





















翌日






いつものような ツンっ とする匂いはしなかった





黄 『 めずらしいな … 』





そう思って下へおり 、リビングに入った



すると



バシッ !!!



黄 『 へっ … ? 』



叩かれた



黄 『 お母さん 、 ? 』


母 『 … お母さんじゃないわ 』


黄 『 ぇ 、 どういう ッ 』


母 『 うっさいわね !!! 』


黄 『 ひっ … 、 』




お母さんがいつもと違った






緑 『 … 』





すちくんは黙って見てた








黄 『 な ッ んで 、 泣いてるの … ?』

『 お母さん っ 、 』



母 『 っ … ポロポロ 』









らんらんは居なかった











今は9月1日の朝だ
















𝑭𝒊𝒏.











ぜひ考察お待ちしております!!






















この作品はいかがでしたか?

227

コメント

1

ユーザー

9月一日は1年の中で1番自〇が多い日。 夜中のドアの音は🌸🌸が〇ぬ為に家から出た...? そして🌸🌸がいなくて怒った母が黄君(スタンプ忘れました...)に暴力を振り出した...? 怒ってるかは知らないけど ‪🙄‬

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚