テラーノベル
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ガタン──ゴトン……ガタンッ。
“The next station is Warren Street.Change here for the Victoria Line.Please mind the gap between the train and the platform.”
(次は、ウォーレン・ストリート。ヴィクトリア線にお乗り換えの方はこちらでお降りください。列車とホームの隙間にご注意ください)
“Bruv… you clock that plane madness?”
(……なあ、あの飛行機の件見たか?)
“Yeah, yeah. That ‘special goodwill smash-in flight’, innit?”
(見た見た、“特別親善アタック便”だろ?)
“Ha… mad, that. Can’t believe London’s still on the map after that.”
(はははっ、あれでロンドンがまだ地図にあるのが奇跡だよ)
“So what’s next then — Parliament? Buckingham Palace?”
(次に吹き飛ぶの、議事堂かバッキンガムか──)
“Honestly… part of me just wants the whole bloody world to go bang.”
(いっそ、この世界ごとぶっ壊してほしいよ、マジで)
“Yeah. World’s rotten anyway.”
(ほんと、世の中腐ってる)
「……」
「……………」
「…………………」
なんで生きてるんだ、僕は──
A│22歳
ウィンチェスターにある施設「ワイミーズハウス」の出身。
幼少期より音楽に深く親しみ、作曲・演奏の両面において高い才能を発揮。加えて、卓越したパソコン技術を持ち、ネットワーク構築や情報解析などの分野にも精通している。
その繊細な感性と、誰にでも分け隔てなく接する穏やかな人柄から、ワイミーズハウス内では“兄のような存在”として多くの後輩たちに慕われている。
表には出さないが、背負っているものは重い。
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