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コメント
1件
うわあ…ゆめさん、これすごく切なくて、でも温かかったです…🥀 おんりーちゃんの「自分って何なんだろう」って問いかけ、すごくわかる気がしました。配信終わった後のあの虚無感とか、できない自分を否定しちゃう気持ちとか…。でも夢の中でみんなに出会って、それぞれの欠片を拾っていくのが、まるで自分自身をひとつずつ認めていくみたいで。 「怖いって思っていい」「笑えない時は笑わなくていい」って言葉が特に刺さりました。完璧じゃなくていいんだって、そう言ってもらえた気がして…。ゆめさんの優しさが詰まったお話でした、ありがとうございます🌙
ちょっと早めにおんりーちゃんのお話投稿しとく
だってだって!!おんりーちゃんの誕生日配信見たいし!
どぞ
題名「自分探しの旅」
⚠️三人称視点だったりおんりー視点だったりと色々あります(雰囲気で分かると思う)
⚠️「」はセリフで『』はLINEの文か、心の声
――これは、ある夜に見た、不思議な夢の話。
「……ふぅ」
夜。
時計の針は、もう日付が変わろうとしていた。
部屋の明かりはついている。
机の上には飲みかけの飲み物。
モニターには、ついさっきまで配信していた画面が映っていた。
「今日は……ここまでにしようかな」
おんりーは、マイクを切る。
配信終了のボタンを押した。
「おつかれさまでしたー……」
椅子の背もたれに身体を預ける。
今日は長い配信だった。
楽しかった。
たくさん笑った。
みんなと話すのも楽しかった。
けれど。
配信を終えた瞬間。
胸の奥に、ぽつんとしたものが残った。
「…………」
なんだろう。
疲れているだけだ。
きっとそう。
そう思って立ち上がろうとした。
けれど――
ふと、画面に映った自分の顔を見る。
「……俺って……」
言葉が止まった。
「……なんなんだろ」
自分でも、何を言っているのかわからなかった。
ゲームは好き。
みんなといるのも好き。
笑うことも好き。
頑張ることも嫌いじゃない。
それなのに。
時々、わからなくなる。
自分には、何があるんだろう。
何が足りないんだろう。
「……俺、ちゃんと俺なのかな」
答えが出るはずもない問い。
おんりーは小さく息を吐いた。
「……寝よ」
明日になれば、きっと大丈夫。
そう思ってベッドへ向かった。
布団に入る。
目を閉じる。
数分もしないうちに――
意識が、ゆっくりと沈んでいった。
「…………ん」
目を開ける。
「……?」
おんりーは身体を起こした。
「ここ……?」
見覚えのない場所だった。
辺り一面、白い。
床も、壁も、天井もない。
ただ、どこまでも白い空間が広がっている。
「……夢?」
頬をつねってみる。
「……痛い」
夢なのに。
痛い。
「なんだこれ……」
立ち上がる。
すると。
目の前に一本の道が現れた。
白い道。
その先には、黒い扉が一つだけ立っている。
扉には文字が書かれていた。
『自分』
「…………」
おんりーは扉に手を伸ばす。
ガチャ。
扉が開いた。
第一の場所
『できない自分』
扉の向こうには、広い森が広がっていた。
木々の間を歩いていく。
すると――
「おーい!」
聞き覚えのある声。
「……?」
振り向く。
そこにはドズルがいた。
「ドズさん!?」
「お、やっと来た!」
「なんでここに……?」
「ん?」
ドズルは首を傾げる。
「それ、僕に聞く?」
「……?」
「ここは、おんりーちゃんの夢なんじゃない?」
「…………」
そうだった。
夢なんだ。
でも。
「じゃあ、ドズさんは……」
「僕は僕だよ」
ドズルは笑う。
「それよりさ」
森の奥を指差す。
「向こうに行ってみたら?」
「何があるんですか?」
「行けばわかる!」
「いや、絶対なんかあるじゃん……」
「じゃ、頑張って!」
「ちょっ――」
ドズルは手を振りながら消えていった。
「…………」
おんりーは仕方なく森を進んだ。
すると。
目の前に、大きな壁が現れた。
壁には、たくさんの言葉が書かれている。
『できない』
『苦手』
『失敗』
『自分には無理』
「…………」
一つ、一つ。
見覚えのある言葉だった。
何かに挑戦して、うまくいかなかった時。
誰かと比べてしまった時。
失敗した時。
自分の中で何度も聞いた言葉。
――できない。
――もっと頑張らなきゃ。
――こんなんじゃダメだ。
おんりーは壁に手を触れる。
すると。
壁が突然崩れた。
「えっ!?」
その向こうに、小さな子どもがいた。
膝を抱えて座っている。
「…………」
「……君、誰?」
子どもは顔を上げる。
その顔は――
おんりー自身だった。
「……俺?」
小さなおんりーは、何も言わない。
ただ、うつむいている。
おんりーは隣に座った。
「どうしたの?」
「……できない」
「何が?」
「みんなはできるのに……俺だけできない」
「…………」
「もっと上手くなりたい」
「うん」
「もっと強くなりたい」
「うん」
「もっと……」
小さなおんりーは顔を上げる。
「……すごい人になりたい」
その言葉に。
おんりーは何も返せなかった。
自分も、同じことを考えていたから。
「…………ねぇ」
小さなおんりーが聞く。
「できない俺って……いらないのかな?」
「…………!」
おんりーはすぐに答えた。
「そんなことない」
「でも……できないよ?」
「できないことはある」
「じゃあ……ダメじゃん」
「違う」
おんりーは首を横に振る。
「できないことがあるからって、俺が俺じゃなくなるわけじゃない」
小さなおんりーが、じっと見る。
「……ほんと?」
「うん」
すると。
小さなおんりーの身体が、淡い光になって消えていく。
そして。
おんりーの手のひらに、小さな欠片が残った。
『できない』
そう書かれている。
「…………」
おんりーはそれを握りしめた。
第二の場所
『強くない自分』
森を抜けると、今度は大きな湖があった。
湖の向こう岸に誰かがいる。
「おんりー!」
「……めん?」
そこにいたのは、おおはらMENだった。
「やっと来たか!」
「MEN、ここで何してるの?」
「知らん!」
「知らんのかい」
「夢だし!」
「それはそうだけど……」
MENは笑った。
そして湖を指差す。
「渡ってみ?」
「どうやって?」
「歩けばいい」
「無理でしょ」
「じゃあ、無理って言わずにやってみ」
「…………」
おんりーは水面に足を乗せる。
――沈まない。
「え?」
一歩。
二歩。
ちゃんと歩ける。
だが、湖の中央まで来たところで。
急に足元が揺れた。
「っ……!」
怖い。
落ちる。
そう思った瞬間。
湖面に、自分の姿が映った。
そこには。
怯えている自分。
失敗するのが怖い自分。
弱い自分。
「…………」
すると、MENの声が聞こえた。
「怖いなら、怖いって思っていいんじゃね?」
「…………」
「強いって、怖がらないことじゃないだろ」
おんりーは顔を上げた
「怖くても、別にいいだろ」
「…………」
一歩。
また一歩。
今度は足元が揺れても。
おんりーは進んだ。
そして、向こう岸へたどり着く。
MENが笑った。
「ほら」
「……うん」
「お前、ちゃんと進めるじゃん」
MENもまた、光になって消えた。
残ったのは二つ目の欠片。
『怖い』
おんりーは、それも握った。
第三の場所
『笑えない自分』
次の扉を開ける。
そこは、見慣れた場所だった。
みんなが集まる場所。
ドズル。
ぼんじゅうる。
おらふくん。
MEN。
みんな楽しそうに笑っている。
「…………」
おんりーも輪に入ろうとする。
「おんりーちゃん!」
「お、来た!」
「一緒にやろうや!」
「…………」
嬉しい。
なのに。
なぜか笑えない。
みんなが笑っているのに。
自分だけ、笑えない。
「…………」
その瞬間。
周囲の景色が止まった。
みんなが消える。
一人だけになった。
「…………」
静かだった。
おんりーは立ち尽くす。
「俺って……」
ぽつり。
「楽しくないのかな」
その時。
背後から声がした。
「そんなことないよ」
振り向く。
そこには、おらふくんがいた。
「おらふくん……」
「笑えない時って、笑わなくてもええんちゃう?」
「…………」
「楽しいって、ずっと笑ってることじゃないと思う」
「……じゃあ、何?」
「一緒にいて安心できることとか」
おらふくんは笑う。
「何も喋らなくても、一緒にいられることとか」
「…………」
「そういうのも、楽しいやろ?」
おんりーは少し考えた。
そして。
「……そっか」
小さく笑った。
すると、おらふくんも光になって消える。
残った欠片。
『笑えない』
第四の場所
『自分がわからない』
最後の扉。
そこには、ぼんさんがいた。
「お」
「ぼんさん……」
「来たねぇ」
ぼんじゅうるは、いつものようにのんびりしている。
「ここが最後?」
「たぶんね」
「何があるの?」
「さぁ?」
「また知らないの?」
「夢なんだから、本人が決めるんじゃない?」
「…………」
おんりーは扉を開けた。
その先には――
鏡があった。
巨大な鏡。
そこに映っているのは、おんりー。
でも。
一人じゃない。
鏡の中には。
今まで出会った自分が全部いた。
できない自分。
怖がる自分。
笑えない自分。
失敗した自分。
泣いた自分。
怒った自分。
頑張った自分。
笑った自分。
「…………」
おんりーは鏡に触れる。
すると。
鏡の中の自分たちが、一斉にこちらを見る。
そして。
声をそろえて言った。
「どれが本当の自分?」
「…………」
「できない自分?」
「違う」
「怖がる自分?」
「……違う」
「笑えない自分?」
「違う」
「頑張る自分?」
「…………」
答えが出ない。
「じゃあ……」
おんりーは目を閉じた。
「……全部?」
鏡の中が静かになる。
「できない俺も」
一人。
「怖がる俺も」
また一人。
「笑えない俺も」
さらに一人。
「頑張る俺も」
そして。
「笑ってる俺も」
最後の一人。
全員がおんりーの中へ戻っていく。
鏡が光る。
そして。
そこに映ったのは。
いつもの自分だった。
「…………」
その瞬間。
頭の中に、最初の夜の言葉が蘇る。
『俺って……なんなんだろ』
「…………」
おんりーは、ゆっくり笑った。
「……わからなくても、いいのか」
自分が何なのか。
何が得意なのか。
何が苦手なのか。
全部、今すぐ答えなくてもいい。
「だって……」
手の中を見る。
今まで集めた欠片。
『できない』
『怖い』
『笑えない』
それらが一つになっていく。
そして――
一つの言葉になる。
『これも俺』
「…………」
おんりーは、その言葉を見つめた。
「そっか」
ぽつり。
「俺に足りないものを探してたんだ」
でも。
違った。
「足りないものを探すんじゃなくて……」
自分が持っているものを。
自分が抱えているものを。
一つずつ知っていく。
それが。
自分を知るということなのかもしれない。
「……俺は俺、か」
その瞬間。
世界が崩れ始めた。
「えっ?」
空が割れる。
地面が消える。
「ちょ、待って!?」
真っ白な光に包まれて――
「……ん」
朝。
おんりーは目を覚ました。
「…………」
見慣れた天井。
自分の部屋。
「……夢……?」
ゆっくり起き上がる。
昨夜のことを思い出す。
不思議な森。
湖。
鏡。
みんな。
そして。
『これも俺』
「…………」
おんりーは小さく笑った。
机の上には、昨日の飲み物。
モニターには、配信終了画面。
何も変わっていない。
自分も。
昨日と同じ。
苦手なこともある。
できないこともある。
怖いものもある。
迷うことだってある。
でも。
それでいい。
「……まあ」
おんりーは伸びをする。
「今日も、俺は俺だし」
その時。
スマホが鳴った。
『おんりー!今日一緒に遊ばん?』
MENからだった。
続けて。
『おんりー!おはよー!』
おらふくん。
『今日の予定どうする?』
ドズル。
『おんりー、起きてる?』
ぼんじゅうる。
「まぁたまには寝坊してもいいか♪」
ドズル
「仲間にしようとしないのw」
おんりーは少し笑って。
スマホを手に取った。
「……うん」
返信を打つ。
『おはようございます。今日もよろしくお願いします』
送信。
窓を開ける。
朝の光が差し込む。
昨日と同じ世界。
だけど。
ほんの少しだけ。
見え方が変わった。
自分探しの旅は――
夢の中で終わったのではない。
きっと。
これからも続いていく。
だって。
「自分が何者なのか」なんて、きっと一日で決められるものじゃないから。
今日の自分。
明日の自分。
その次の日の自分。
全部違う。
それでも。
全部、自分だ。
おんりーは歩き出した。
「……行こ」
今日も。
自分の知らない自分を探しに。
はい
以上です
見えてますか?
もうMENのやつがトラウマすぎる
バイバイ
#おらふくん
ばななそーだ🍌🍹
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29
ぴのん
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