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初めまして、ではないですが
この垢では初めまして
菖葛と申します
こちらの作品は断片集=短編集です
花が萌える、彩り豊かな短編を
お送りいたします
苦手ペアは誰にでもありますので
無理でしたら逃走でお願いします
〈注意事項〉
◯brkn
◯ご本人様関係なし
◯捏造贈呈作品
__________
花が好き
季節ごとに変わって
蕾から実になり花が咲く
綺麗で可憐で、儚くて
愛らしい
花は咲いて散ってしまう
それでもまた咲くのを待つように
想いが散っても
また咲くのを待てばいい
大好きだった貴方へ
この花を贈るまで
__________
kn「おはようございます」
同じ、変わらぬ挨拶を
今日は俺からしてみる
「wwおはようございます」
挨拶をした相手はそう笑いながら返す
「きんときからの挨拶いつぶりw?」
確かに挨拶はされっぱなしだけど
俺が言う前にお前が言ってしまうから
俺のせいではないと思う
kn「別にいいじゃん」
そう言いながら
持っていた花を渡す
「今日も持ってきたのw?」
「僕の家花でいっぱいなんだけど〜w」
kn「まあ…貰っといてよ」
「え〜…まあいいけどぉ〜」
「…最近どう?なんかあった?」
kn「最近は仕事ばっか、かな」
仕事は嫌いじゃないし
ずっと夢見てきた仕事だから
楽しい、
「仕事か〜花屋だもんね」
「そろそろ忙しい時期?」
kn「うん」
今も暇なわけではないけど
今からはだんだん忙しくなるだろう
「最近他のみんな見てないんだよね」
「元気かな?」
kn「Nakamuはこの前会ったけど」
kn「変わらず元気だったよ」
夢に向かって走り続けるNakamuは
最近はずっと生き生きしてて
羨ましいぐらいだ
「多分他のみんなもそうなんだろうな〜…」
「会ってなさすぎてわかんないけどw」
顔合わせることは減った
流石に高校時代の友人だし
仲良かったとしても頻繁に会うわけじゃない
「きんときはなんか進んだ?」
「例えば…、恋愛とか」
そこで恋愛が出てくるのが
少し憎ったらしい
kn「わざわざそれ聞くんだ」
「まあ こういう時しか話せないしw?」
「進んだのかなーって」
kn「何も進んでないよ、」
kn「今で十分満足してるし」
別に相手が欲しいわけじゃない
1人で生きていくのも気楽でいい
「…個人的には、引きずるのは」
「良くないと思いますw」
そんなこと言われたって困る
kn「俺の生涯、好きな人は1人なの」
昔から変わってないこの想いは
もう叶うことはない
それでも俺にとっての
最愛の相手はただ1人
墓までその想いは持っていく
「きんときに想われ続けてる人は、」
「幸せだね」
ただ静かに
なんだか嬉しそうな声でそう言った
kn「…羨ましい?」
「まあ〜ね?w」
「一途に想ってくれる人がいるのは」
「誰だって嬉しいでしょ」
確かに
ずっと好きでいてくれる、というのは
相手が何か惹かれるものがあって
ずっと見ていてくれている、ということ
kn「嬉しいかもね」
ずっと好きでいてくれるのは。
一途に想っていれば、想ってくれれば
いつかは報われるかもしれない
そんな希望があって。
でももし離れ離れになったら?
相手に相手ができたなら?
もし、
この世から、いなくなったとしたら?
いつまで待てば報われるのだろう
もしくは次の恋に進むのか
俺は、できなかったな、
「マイナス思考だなぁ〜w」
「たまーにそのゾーン入るよねぇ」
「きんさんは。」
懐かしい呼び方
きんときってみんなが呼ぶなかで
俺をきんさんって呼ぶのは1人だけだ
『ピロンッ』
スマホの通知がなり
時計の時間を確認する
どうやら時間が来たらしい
kn「もう行かないとだわ」
そう告げれば
「…そっか。」
急に声のトーンが下がる
寂しいと思ってくれているのだろうか
kn「…最後にさ、一個だけ」
kn「友達の話するわ」
「友達の話?」
あぁそうだよ、 これは友達の話
kn「その友達は… 中学2年の頃から、今も」
kn「ずっと変わらない好きな人がいました」
kn「高校も偶然同じ、大学は違うけど」
kn「頻繁にグループで会っていました」
kn「…21歳、まだ大学3年生の時」
kn「その好きな人が、命を落としました」
kn「死因は失血死」
kn「帰宅中、通り魔にあったそうです」
kn「友達は後追いも考えましたが」
kn「好きな人が望まないと思い」
kn「生きていくことにしました」
kn「今その友達は毎月必ず、」
kn「命日の17日に花を渡しに行きます」
kn「今日、3月17日にも」
kn「これで俺の話はおしまい」
kn「つまらない話になっちゃったね」
置いた花を大事に撫でながら
俺はそう言う
「僕ね、ヒヤヒヤしてたけど」
「幸せだったんだよ?生きてた時」
「好きな人見つけて」
「仲良くなって」
「友達になって」
「まあ…死んだ後に言われてもだけど。」
そうだね
今言われても遅いし困る、 お互いに
俺が苦笑すれば
「長くそっちにいてね」
「会うのは来世とかがいいな」
それはちょっと非現実的すぎでしょ
「運命感あっていいでしょ〜w」
それはそうだけどw
ちょっと夢見すぎだと思う
『ピロンッ』
2度目の通知がなり、
目を開けて立ち上がる
kn「…またくるね」
目の前の墓石に向けて
「「また会う日を楽しみに」」
____________
めちゃめちゃ短いです
解説はめんどくさいですけど
一応しておきます
kn→生人 花屋
br→死人
knはbrの墓参りに来ている
最初から2度目の通知音までは
knの"話したような気がする" の内容。
knはbrが好きだし、
brもknが好きな 両片想いだけど
brが亡くなっているため恋は実らない
友達の話、はknの話です
これ以上は説明できません
〈題材花〉彼岸花・ネリネ
花言葉→また会う日を楽しみに
読んでいただきありがとうございました