息がまだ荒い。絶頂の余韻が身体中に残っていて、 タプは そのまま、うつ伏せにベッドに伏せていた。
指には、まだ自分の熱が残っていた。
腰の奥がぴくついて、もう限界だった。
恥ずかしさに泣きそうになりながらも、タプはただ震えていた。
そこへ──ドアが、開いた。
【ジヨン】「……ああ。やっちゃってるじゃん、ヒョン」
【テヤン】「ひとりで勝手にイくなんて、ダメだろ。俺たちの許可、なかったよな?」
肩が跳ねた。
見られた。全部。
一人で、擦って、イってしまったところを
全部。
【タプ】「やっ……違、う……っ、これは、ちが……///」
声にならなかった。
涙がこぼれて、でも何も否定できない。
【ジヨン】「“違う”じゃなくて、謝らなきゃでしょ? 俺たちに」
そう言いながら、ジヨンは服も脱がずにベッドに乗る。
テヤンはタプの後ろから腰を押さえ、耳元に吐息をかけた。
【テヤン】「“イかせてください”ってお願いしたヒョンが、黙ってひとりでイくの?…… そんなワガママ、どうすんの?」
タプの身体は震えたまま動けなかった。
けど、心の奥で、もう抗う力はなかった。
【タプ】「……ごめ、なさい……っ……許し……て……///」
【ジヨン】「ダメ。今日は、“お仕置き”だから」
次の瞬間、タプの両脚をジヨンが押さえ込む。
入れる前に、既に入りやすく開かれていたそこへ──容赦なく、ジヨンの熱が押し込まれる。
【タプ】「っ……ぁ、あぁぁっ……ッ/// んっ、んあっ……や、やだ……っ、まだ……イったばっかり……っ」
【テヤン】「関係ない。ヒョンが悪いんだろ?」
テヤンの舌が首筋を這い、前を握る。
痛いくらいに張りつめて、でも、また反応している。
壊される
頭の中がそう叫ぶのに、身体は、熱を受け入れていた。
【タプ】「っ……ジヨン……ヨンベ……も、う……っ、やめ……イく、イく、ッあああっ……ッッ!!!」
イったばかりの身体が、再び押し上げられて絶頂に引き裂かれる。
声が、涙が、指が、何もかも熱くて、濡れて、ぐちゃぐちゃだった。
でも、離してくれない。
何度イっても、許してくれない。
タプが泣きながら懇願するまで、何度でも繰り返される、甘くて、狂った“お仕置き”。
【ジヨン】「今夜は、ヒョンがイった回数、全部カウントするから」
【テヤン】「……ひとつも逃がさねぇよ。覚悟しとけよ、ヒョン」
意識が落ちるその瞬間まで──
タプは二人に、蕩かされて、壊されて、
愛されていた。
end
コメント
1件
最高ですね、もう、大好きです、はい、