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る あ 。 @低浮
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紫蘭
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お知らせ📢
🎉✨【星影のファントム】300いいね突破!!✨🎉
本当にありがとうございます😭💖
まさか300いいねをいただけるなんて、最初に投稿したときは想像もしていませんでした……!
読んでくださった皆さん、いいねやコメントをくださった皆さんのおかげです🥹✨
「星影のファントム」をここまで応援してもらえて、本当に嬉しいです!
これからも頑張ります🌟
これからも「星影のファントム」をよろしくお願いします!!🫶💫
目指せ400いいね……!👀✨
スタートーー!
星見山事件から、一か月が過ぎた。
街は穏やかな日常を取り戻し、人々の記憶の中で事件は少しずつ過去の出来事になり始めていた。
しかし、美月にとっては違った。
毎朝カメラを手にすると、神崎蒼介の言葉と、朝霧透――怪盗ファントムの笑顔がよみがえる。
「写真は、人の心を未来へ届けるもの。」
その言葉は、今も彼女の心の中で生き続けていた。
⸻
新しい写真展
帝丹高校写真部は、星見山事件をきっかけに「未来へ届ける写真展」を開くことになった。
展示されるのは、有名な風景ではない。
家族で笑う一瞬。
雨上がりの虹。
友達と笑い合う放課後。
夕日に照らされた通学路。
そして、一番奥には、美月が撮ったあの一枚。
『約束の夜』
湖畔に映る満月。
静かな水面。
そして、白いマントをまとった怪盗ファントムの後ろ姿。
来場した人々は、その写真の前で足を止めた。
「何だか懐かしい気持ちになるね。」
「誰かを思い出す写真だ。」
美月は、その言葉を聞いて小さく微笑んだ。
⸻
朝霧透からの手紙
写真展の最終日。
閉館後の会場。
受付の机の上に、一通の白い封筒が置かれていた。
送り主は書かれていない。
しかし、美月にはすぐ分かった。
「……透さん。」
封を開く。
中には、一枚の写真。
世界のどこかで撮られた朝焼けの海だった。
裏には、短い文章。
『元気ですか。』
『先生が見せたかった景色を、少しずつ集めています。』
『世界には、まだ知らない星空がたくさんあります。』
『いつか、あなたの写真も見せてください。』
『追伸。』
『もう私は怪盗ではありません。』
『ただの写真家、朝霧透です。』
美月は思わず笑みをこぼした。
「うん。」
「約束する。」
⸻
神崎先生の夢
数日後。
美月と蒼真は、修復が始まった星見山を訪れていた。
崩れた旧天文台は取り壊され、その跡地には新しい施設の建設計画が立てられていた。
看板にはこう書かれている。
『星見山 子ども写真・天文学習館(建設予定)』
その計画を寄付によって支えた人物の名前は、公表されていない。
蒼真は静かに笑った。
「たぶん……透さんだね。」
美月もうなずく。
「きっとそうだね。」
二人は青空を見上げた。
まるで神崎蒼介の夢が、時を超えて受け継がれたようだった。
⸻
最後の一枚
その夜。
星見山の丘。
まだ工事も始まっていない静かな草原で、美月はカメラを構えていた。
夜空いっぱいに広がる星。
やさしい月明かり。
隣には蒼真が立っている。
「今日は何を撮るの?」
美月は笑った。
「未来。」
「え?」
「神崎さんが残した未来。」
「透さんが守った未来。」
「そして、私たちが歩いていく未来。」
蒼真は静かにうなずく。
「いい写真になりそうだ。」
そのときだった。
風が、ふわりと吹いた。
美月の足元に、一枚の白いカードが舞い落ちる。
カードには、美しい筆跡で一言だけ書かれていた。
『最高のシャッターチャンスは、いつも未来にある。』
──朝霧透
美月はカードを胸にしまう。
「ありがとう。」
そして、夜空へ向かってカメラを構えた。
カシャッ。
シャッター音が静かな丘に響く。
その瞬間、一筋の流れ星が夜空を横切った。
⸻
季節は巡る。
美月は写真部の部長となり、後輩たちへ写真を教えるようになった。
蒼真は新聞部で記事を書き続け、人々の思いを言葉で伝えていた。
遠い異国では、一人の青年が新しい街角でカメラを構える。
朝霧透。
かつて「怪盗ファントム」と呼ばれた青年は、今では世界中の人々の笑顔を写真に収めていた。
ある日、彼は旅先の広場で一人の少年に声をかけられる。
「お兄さん、どうして写真を撮るの?」
透は少し考え、空を見上げて答えた。
「誰かの今日が、未来の宝物になるからだよ。」
少年は嬉しそうに笑った。
その笑顔を見て、透もシャッターを切る。
カシャッ。
⸻
夜空いっぱいに広がる星。
その星空へ、神崎蒼介の言葉が重なる。
「写真は、光を残すものじゃない。」
「人の想いを、未来へ届けるものなんだ。」
画面はゆっくりとフェードアウトしていく。
最後に、白いカードが風に舞う。
そこには――
『また、星空の下で。』
──怪盗ファントム
⸻
―― 完 ――
深夜、ロンドン。
歴史ある美術館の屋根に、一枚の白いカードが舞い降りる。
警備員が慌てて駆け寄ると、カードには見覚えのある文字。
「今夜は盗みに来たのではありません。
忘れられた一枚を、あるべき場所へ返しに来ました。」
屋根の上には、月明かりを背にした一人の青年。
白いマントはもう身に着けていない。
しかし帽子には、小さな銀色の星のバッジが光っていた。
青年は夜空を見上げ、静かに微笑む。
「先生……。」
「約束は、これからも続きます。」
そうつぶやくと、彼はロンドンの街並みへ軽やかに駆け出していった。
― END ―
事件は終わり、怪盗ファントムも静かに姿を消した。
美月は展望デッキで、倉橋俊介から受け継いだカメラを手に夜空を撮影していた。
「これで……本当に終わったのかな。」
その時、コナンが隣へやって来る。
「終わった事件もある。でも、始まる事件もある。」
美月は少し笑った。
「コナン君らしいね。」
二人は満天の星を見上げる。
⸻
謎の視線
しかし、その様子を遠くの丘から双眼鏡で見つめる人物がいた。
黒いコートに身を包み、静かにつぶやく。
「やっと見つけた。」
「倉橋俊介が選んだ継承者……白石美月。」
その人物は携帯電話を取り出す。
「目標を確認。」
「作戦を開始する。」
⸻
倉橋俊介の最後の手紙
翌日。
美月の家に一通の小さな封筒が届く。
差出人はない。
中には倉橋俊介が亡くなる前に書いた手紙が入っていた。
「美月へ。
もし私に何かあったら、このカメラを最後まで守ってほしい。
君自身も……決して一人で行動してはいけない。」
美月は驚く。
「どうしてこんなことを……。」
その時、窓の外で誰かの影が動いた。
しかし外には誰もいなかった。
⸻
新たな事件の始まり
翌朝。
ニュースが流れる。
「最近、若い写真家ばかりを狙った不審事件が相次いでいます。」
「警察は同一犯の可能性も視野に入れています。」
コナンはテレビを見ながら真剣な表情になる。
「偶然じゃない。」
灰原も静かに言う。
「誰かが、美月さんを探している。」
⸻
消えた……
その夜。
美月は帰宅途中、小さな公園で夜景を撮影していた。
カシャッ。
その瞬間。
背後から何者かが近づく。
美月は振り返る。
「……誰?」
街灯が一瞬だけ消える。
暗闇。
数秒後、再び明かりが点く。
そこには――
落ちたカメラだけが残されていた。
美月の姿は、どこにもなかった。
駆けつけたコナンは地面に落ちたカメラを拾い上げる。
「美月……!」
カメラには最後の一枚だけが残されていた。
そこに写っていたのは、犯人のシルエットと、どこかの古い建物の時計塔だった。
コナンは強くカメラを握りしめる。
「必ず助け出す。」
「待ってて、美月。」
⸻
次回『名探偵コナン 消えたシャッター』開幕‼️
これで名探偵コナン『星影のファントム』は完結です❗️
本当にここまで見てくださりありがとうございました。この物語『星影のファントム』が、あなたにとって心に残る物語になっていたら嬉しいです。
それではまた新しい物語でお会いしましょう!
またねー👋
コメント
3件
読了完了……!✨ 完結おめでとうございます!「写真は人の想いを未来へ届けるもの」っていうテーマが、最後の流れ星とか、透くんの旅先のシーンとかでじんわり沁みました🌙 特に、美月が「未来」を撮るって言ったシーンと、透くんが「ただの写真家です」って名乗るラストの手紙がすごく好きです……! でも、最後の最後でまさかの新伏線!? 美月ちゃん消えたのめっちゃ気になる……続編も待ってます!📸✨