俺がshに入団した話
主人公はあなた自身
想像しながら物語を楽しんでください
俺は◯◯
5年前shに育成で入団した。
周東佑京選手よりかは劣るが足が速い方だったので
代走や、守備固めでの出場が多くなった。
初めて2軍でヒットを打った。
ボールを貰った。
これが僕の幸せなんだと、
思っていたが、
それはただの欲望に過ぎない
初めて支配下登録されたとき皆が温かく迎え入れてくれた。
「よろしくお願いします。」
という度、
「おめでとう。」
「よろしくね。」
そんな言葉をかけてもらった。
1軍での出場は支配下登録から1ヶ月後
代走から始まった。
サインは
「盗塁。走れ。」
1軍での初の盗塁に
心臓が落ち着かない。
でも、今までやってきたことをすればいい
自分にそう言い聞かせた。
リードを大きめにとった。
牽制を挟まれたが盗塁を決めることが出来た。
その時言葉にならない喜びが
心を踊らせた。
攻守交代の時、
「ナイスラン!」
「初めての割にはようやった!」
褒められた。
次はライトの守備に入った。
打球飛んでくるかなと、
心躍らせて待っていた。
その間も束の間、
木製バットの音が響き渡り、
ライト方向へ打球が飛んできた。
位置は少し前、
ギリ間に合わないか、?
いや、間に合わせろ
死ぬ気でボールを追った。
いつの間にかダイビングをして
気づいたらグローブにボールが入っていた。
観客は興奮状態。
センターにいた周東さんも俺に抱きついてから
しゃがみ込んでいる俺に、手を差し伸べてくれた。
最終回は杉山さんが好投で抑えてくれた。
ベンチに入った瞬間、
皆がナイスキャッチと頭を撫でてくれたり、
ハイタッチをしてくれた。
次は1軍で打席に立ちたい。
そう願った。
隙あらば素振りをした。
1軍でもっと、もっと試合で活躍するために、
ある日今日も代走からの出場だった。
盗塁を決めた後、そのイニングはビッグイニングとなり
打順が回ってきた。
俺には代打を出さず、
そのまま打席に立った。
思いっきり球をしばく。
初球のストレートを思いっきり振った。
打球はレフト後方へ、
頭は超えるかなと思ったら
そのままスタンドへ。
正直入ると思わなかった。
自分の嬉しさに酔いそうになった。
ホームベースを踏みベンチへ帰る。
皆とハイタッチをした。
その後の守備は何事もなく終わり
その日の試合は無事勝ちで終わることが出来た。
この日僕は初めてお立ち台に立った。
緊張しすぎて
口から心臓が出るかと思った。
ホームランを打った時の感触は
と聞かれた時
「とにかく来た球を思い切りしばこうと思っていたので、しばいた結果がこうなって本当に嬉しいです。」
『ファンの皆様に一言お願いします。』
「いつも応援ありがとうございます。今日はプロ初ホームランを打てたこと、
とても嬉しく思っています。今日打てたこともファンの皆様のおかげです。
これからも足や、長打力を活かして頑張るので応援よろしくお願いします。
今日はありがとうございました!」
すっきりした。
とてつもなく緊張していた心がすっと 解かれた。
その後監督やコーチから
「ナイスバッティング、これからは足、守備、長打活かして使っていくから。」
嬉しかった。
努力報われるんだな。
初めてこんなん書いたので上手くいってるか
分かんないけど見てくれてありがとうございました!
じゃまた!
リクエストありがとうございました。
コメント
1件
最高です!表現の仕方がとても良かったです、!