この作品はいかがでしたか?
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‐ Attention ‐
白 × 青 (青白?)
nmmn
エセ関西弁
体調不良ネタ
嘔吐表現あり
青.視点
今日は会社の方々との飲み会。
既に上司が酒を頼んでくれている。
だが俺は先程から身体が怠かった。
昼まで何ともなかったのに。
青「 ッ゙⋯ 」
そう思ってるのも束の間で激しい頭痛に襲われる。
いつもの頭痛とは違ってガンガンと主張を放つような感じ。
青「 ⋯っ、 」
時間が過ぎるに連れてどんどん強くなる。
飲み会は始まって間もないが帰らせてもらおうと思い、主催の方に事情を説明した。
青「 すみません⋯─。 」
帰ることを止められるかと思ったがそんなことはなく、心配までして頂いた。
口をつけていない俺の分のお酒は誰かに飲んでもらおう。
流石にしょにだを呼ぶわけにはいかないのでひとりで歩いて帰ることになった。
あれから腹痛にも襲われてふらふらになりながらやっとの思いで玄関まで辿り着く。
手こずりながらも鍵を取り出して鍵穴に挿し込んで ドアを開けると倒れるように中に入った。
優しく閉めなかった為、ガシャン!と大きな音を立てて扉が閉まる。
その音で気づいたのか玄関とリビングと繋ぐ扉が開いてしょにだが顔を出した。
白 「 あれ、飲み会やったよね? 」
しょにだを見て安心したのかは分からないが急に激しい吐き気に襲われて咄嗟に口を抑えたが─
青「 ッ゙⋯ぉえ゙っ⋯ 」
─上手く抑えることはできず、玄関に吐瀉物を思いっきりぶちまけてしまった。
白「 へ、え、まろちゃん?! 」
青「 は⋯ぅ゙⋯⋯ぇ゙ッ⋯げほっ 」
「 げほっ⋯、ごほッ⋯っはぁ゙、ぉぇ゙⋯ 」
なかなか収まらない吐き気。
そんな中しょにだが背中を摩ってくれた。
俺が落ち着くとしょにだが口を開く。
白「 まろちゃん。 」
青「 げほっ⋯ごめッ⋯ 」
白「 吐くまで飲まないでって毎回言ってるんやけど覚えてへんかったん? 」
今の状況では完全に俺が悪い。
謝らないと事情を説明しないとと思うが出るのは涙と母音ばかりで話にならない。
ぼんやりとした意識の中で視界に自分の吐瀉物と並べてあった靴が目に入った。
青「 ぁ⋯ごほッ⋯っ、 」
この靴初兎のお気に入りだったよな。
この前奮発して買ったんよ〜!って嬉しそうに話してたことを思い出した。
活動をしていても簡単に手を出せるようなものではない金額の靴を汚してしまった申し訳なさでいっぱいになる。
体調が治ったら絶対にしっかり謝ろう。
青「 っ~⋯はぁ⋯ふ、っ゙ 」
白「 ⋯とりあえずまろちゃんは風呂な 」
「 僕さっき入ったしまだ暖かいから 」
そう言われたのだが身体は言うことを聞かず1歩すら踏み込めない。
どうしよう、また迷惑かけちゃうって思うとよく分からない汗まで流れてきた。
そんな俺の不調を感じ取ったのか顔を覗き込まれる。
白「 まろちゃん? 」
「 ⋯ぇっ、呼吸荒⋯顔真っ青やん、! 」
青「 は、っ⋯ごめ⋯め、ぃわくっ⋯ 」
不調に気づいた彼は大丈夫だよと言わんばかりに抱きしめてくれる。
白「 まろちゃんあっつ⋯体調悪いん? 」
「 無理はしなくてええから教えて 」
青「 ⋯おれッ…おさ、け⋯のんでない⋯ 」
「 あたま…いたく、て⋯むりやった、 」
事情をちゃんと説明するとしょにだは汚れなんて気にせずに抱き直してくれた。
申し訳ないが体力もそこまで残っておらず、ぎゅっと抱きついて彼の首に顔を埋めた。
白「 ん~⋯お風呂入れる? 」
青「 ッ、むりっ⋯ 」
白「 困ったなぁ⋯、僕となら入れる? 」
青「 わかんなぃッ⋯めいわくちゃう、? 」
白「 迷惑ちゃうよ、疑ってごめんな。 」
「 ん、抱っこするから掴まって 」
そう言われたので首に手を回すと抱き上げられて脱衣所に連れて行ってくれた。
白「 ちょっとひとりで待ってられる? 」
「 玄関片付けないといけないやん? 」
青「 ん⋯ 」
白「 シャワー浴びとってね、洗えへんかったら座っててええからな 」
青「 ごめ⋯ありがと、 」
言われた通り服を脱いで浴室に入る。
ガンガンと痛む頭からしてひとりでできないと判断した。
申し訳ないけど座って待つことにした。
白「 まろちゃ〜ん。大丈夫? 」
青「 しょ、ごめッ⋯あらえへんくて⋯ 」
白「 ええんよ〜ちゃんと座っててな 」
お風呂は全部しょにだがやってくれた。
あとは髪の毛を乾かして寝るだけ。
白「 ん、ちょっとごしごしするで 」
青「 ぅ゙⋯⋯ 」
タオルドライは頭がガンガンした。
白「 ごめんな、ちょっと乱暴やったね 」
「 次ドライヤーやるよ〜 」
青「 ん⋯⋯ 」
優しく丁寧に乾かしてくれる。
頭を撫でられてるみたいで嬉しくなった。
白「 はい、終わったで 」
青「 ぁりがと⋯ 」
白「 今日は寝ような、ベッド行くで 」
俺が先にベッドに寝転がるとしょにだも横に来た。
白「 しっかり寝るんやで?おやすみ 」
青「 ほんまごめん⋯おやすみ… 」
そう言って目を瞑る。
時々お腹が痛くて小さく縮まるとしょにだがトントンしてくれた。
数分経って胃の不調を感じた。
青「 ⋯しょッ⋯きもち、わるぃッ⋯⋯ 」
白「 苦しいなあ⋯吐きそう? 」
頭を左右に振る。
気持ち悪いだけで吐きそうではないけど苦しいし怖い。
青「 もッ、やだ⋯っ、しょぅ゙⋯ 」
白「 よしよし⋯ 」
ぎゅーっと初兎に抱きつくと優しく頭を撫でてくれた。
白「 まろちゃん毎日頑張ってて偉いな 」
「 きっと身体が疲れちゃったんやね、治るまではしっかり休もうな 」
優しいトーンでそう言いながらトントンと叩いてくれる。
だんだんと身体の不調が落ち着いてきてそのまま眠りについた。
お久しぶりの投稿すみません😭😭😭
一生没繰り返して遅くなりました;;
初の体調不良ネタでした~!!!
Twitterのネタを参考にしています♩
一昨日が吐く日で昨日が嘔吐の日だったらしいんですけど間に合いませんでした😶
青さんの体調不良/嘔吐がとてもめろい。
最後まで見てくださり、
ありがとうございました🙏🏻♡
コメント
13件
ぐわぁぁぁ…体調不良の白青もいいかも>< やっぱしゆさんの作品全部刺さります😿😿♡ 青白大好き民だから投稿数すごく多くて嬉しいです🥹🥹🥹 お時間あれば、また青白書いてくれるのを待ってます 🤙🏻💬 これからも頑張ってください 👍🏻💟
初見です! めっっっっちゃ良いです!!!✨️ 大好きですこの作品!
んんえええ🥲💓 すきです大好きです(( 分かります。青さんの 体調不良/嘔吐めっちゃめろいですよね🥺🥺🥺🥺 体調不良も好きです🥲 没作大量発生ですよね🙄🙄 そんな日あったんですか?! 来年は…今からでも間に合うか(( 神作ありがとございます!