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テラーノベルの小説コンテスト 第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで
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メイの部屋…


メイ

「んで、話って?」


春夏

「えっと…」


春夏

「話しますね…」

________________


私達は、超人能力をもって生まれることが多い、リノ国出身なんです。


私は、そこのお姫様みたいなの。兄さんは王子様みたいな感じ


メイ)すごっ


まぁね…


でも…私はそこが大っきらいなんです。


メイ)なんで…?


…今から話します。

________________

________


リノ国…それは、表の明るさとは裏腹に


裏では、能力をもって生まれなかった子たちが


奴隷として働いている街なんです


メイ)?!


でも…


私達は、能力をもって生まれた。


でも…


春夏(当時、5歳)

「♪〜」


秋冬(当時、8歳)

「まってよ〜!」


春夏

「あっははw」


「…」


部下

「王様」


「なんだ」


部下

「秋冬様の能力は、凄まじく成長していっております」


「…春夏は」


部下

「特に…変わったことはありませんね…」


部下

「お兄様よりは、成長速度が遅いかと…」


「…春夏を呼べ」


部下

「…?承知いたしました…」

________


春夏

「どうしたの?お父様!ニコッ」


「…笑うな」


春夏

「え…?」


ドゴッ!


春夏

「いだっ…!」


「なぜ…なぜお前だけ!」


「ここは、リノ国だぞ!」


「絶対に、国に恥のあるような成長では」


「生きて行けんのだッ!!」


ドゴッ!


春夏

「痛い…痛いよ…お父様…」


「喋るなッ!!!」


それから、私は笑わず、喋らず


ただの人形みたいに…


いや…”奴隷”みたいに使われていました。


兄は…それに気付いていない様子で


私と、よく遊んでくれました。


でも、お父様はそれを見ると


すぐに、暴力を振るってきます


…クソですよね


私は…あの頃5歳なのに…


父は…優れたものにしか興味がない


クズなんですよ

________________


春夏

「だから、あの国から逃げるため」


春夏

「兄さんを強制で」


春夏

「ここに来たわけが本当に理由ですね」


メイ

「…」


春夏

「…こんな奴の話聞いてくださってありがとうございます」


メイ

「春夏ちゃん」


春夏

「?どうしましたk」


ギュ


春夏

「え…」


メイ

「…もういい」


メイ

「辛いなら泣いても良い…」


メイ

「泣けないなら泣かなくても良い…」


メイ

「…お疲れ様」


メイ

「今まで辛かったでしょう…?」


春夏

「ッ…」


春夏

「アナタに何がッ!」


メイ

「確かに。私にはわからないことだってある」


メイ

「でも、暴力を振るわれる気持ちはわかるよ」


春夏

「え…」


メイ

「元々、マクア国に攫われたりしたことがあってね…」


春夏

「!?あの…!?」


メイ

「…まぁ、勝ったけど」


メイ

「でも、自分は大切にしなよ?」


メイ

「自分を傷つけちゃだめだしね」


メイ

「さ、皆の名前知らないでしょ」


春夏

「はい…」


メイ

「それ教えながらお茶会でもしましょうかw」


春夏

「!は、はい!(*^^*)ニコッ」

画像

メイ

「!笑った…」


春夏

「え…?」


メイ

「今笑ったよ!!!」


メイ

「めっちゃ可愛かった!!!」


春夏

「…笑えた」


メイ

「少しづつ感情を取り戻していってるんだよ!!」


メイ

「よし!私も協力する!!」


春夏

「!あ、ありがとうございます…」


メイ

「んじゃ、その前に…」


メイ

「皆の名前教えるね…w(汗)」


春夏

「あ」


メイ

「www」

________________


コネシマ

「…(そんな理由が…)」


コネシマ

「(にしても…この感情はなんやろ…)」


コネシマ

「(なんか…春夏…やっけ…)」


コネシマ

「(アイツ見ると…胸がドキドキする…)」


コネシマ

「(一体…なんや…?)」

osさんには妹が居るんだって

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コメント

2

ユーザー

シッマ勇気を出して告白するんだ!

ユーザー

シッマそれはね恋と言うのだよ★ 叶うといいねぇ

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