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本当に

2 - 伝えたいだけだったんだ

♥

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2022年04月11日

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「好きな人が出来たんだ」


言ってしまった…


昼休み屋上、オレは好きな人に好きな人がいることを告白した。


「…そうなんだね」


類は突然のことに目を見開いたがすぐにいつものような薄い笑みを浮かべて返事をした


「僕…出来るだけ応援するよ」


「何かしたほうがいいかな…?」


好きな人本人にそう言われるのは不思議な光景だ


「…いや、大丈夫だ!」


「自分でやる方がいいからな!!」


「ふふ、司くんらしいね」


類は笑顔だった


けど、司は一瞬何かを躊躇うかのように目を伏せ考えていたところを見逃せなかった


「類は____」


オレがお前が好きだと言ったら、この先を言ってしまったら と思わず口を噤んだ


「そろそろ戻ろうか」


類はまだ時間が充分というほどゆとりがあるが早めに戻ろうとする。


少し遠くの類の背中が、


…言わないと行けない気がする


…言うしかない、このまま終わったら良くない気がする オレの感が言うんだ 間違いない


言うしかない…!!


「…っ類!」


名前を呼ぶと類は足を止めて振り返った


「司くん?なんだい?」


…もし、オレが


「類を…好きだと言ったら、どうする?」

この作品はいかがでしたか?

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コメント

11

ユーザー

今回も最高どす。 最近pinteresutoみたいな名前のアプリで司類の画像見てにやにやしとったらホッとケーキ様らしき方を見つけてしまいました…!!ホッとケーキさん司類大好きじゃないのよ…////((((

ユーザー

やっぱりやる気なくなったんで出すの止めます続きは想像に任せます

ユーザー

あ、好きです(唐突の告白)

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