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摩浪side
春高、魔の3日目を終え。俺たち稲荷崎一行は宿に戻り明日に備える。
摩浪『あの、赤木さん?』
赤木「ん?」
摩浪『俺は1人で飯を食えます』
赤木「今のお前に拒否権は無い」
今は夕食中。なぜ赤木さんに食べさせて貰っているかと言うと、、
赤木「右手の再出血黙って試合しとったこと反省しなさい」
摩浪『はい』
周りで侑さん達がニヤニヤしながら見てる。角名さんは動画撮ってるし。
赤木「風呂も一緒に入るからな」
北「路成、それはダメや」
赤木「言うと思った。つーわけで理石、猫目。摩浪の世話頼むわ」
理猫「うす!」
という訳で風呂は平介と敦牙の手を借りながら入浴した。なんでか知らんけど2人は嫌がらずにやってくれたし優しく洗ってくれた。
それから部屋に戻り寝る準備まで終わった。
摩浪『ふぅ。すまんな平介、敦牙』
猫目「すまん、よりありがとうが聞きたい」
摩浪『ん、ありがとう』
理石「どういたしまして」
周りの皆のお蔭で右手にかかる負担が軽減された。明日の試合もなんとかなりそう。
角名「そういえば井闥山負けたって?」
摩浪『みたいですね。セッターの負傷で逆転負けしたとか、、』
銀島「九州の桐生もやで」
摩浪『あー、梟谷が相手でしたからね』
侑「これで全国3本指全滅やな」
侑さんの言う通り。若利さん、臣くん、桐生さん。全国3本指のエースの彼ら擁するチームが敗北したからだ。
摩浪『今年は波乱だらけですね』
この波乱だらけの春を俺は乗り切ってみせる。
(短いけど許してください)