組織。 狂唖。
「狂唖さん」「、、??墻音??どしたの??」俺は何だか落ち着きのない墻音にそう言った。「、、あの、、誕生日の日、、連れて行きたいカフェがあるんです、、フラワーカフェって言って、、一緒に行きたいんで夜空けといてください」「、、うん!!わかった、ありがと〜」「いえ、ずっと連れて行きたいなと思ってて、、俺も行くのは夏以来なんですけど、、」「そっか、楽しみにしてる」そう俺は墻音に笑いかけた。「、、そういや、養成との屍武器の見学、午後からだよな??」「ハイ、遊馬さんと、クロさんも一緒に、、」「、、そっか、、」屍武器の製造工場、、「、、墻音も無理しないようにね」「、、??何がですか??」「、、その、、屍武器の工場は、、見てて気分の良いものじゃないから、、」「、、bloodの死体なら腐るほど見てきましたよ??」「え、あ、そっちじゃなくて、、まぁ、いいや、、気をつけてな」「、、わかりました」そう墻音は俺に言った。
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flower cafe。 小我太。
「、、、、」よく実もできてる、、俺も栽培が上手くなったもんだな〜、、「小我太さん、病院行って来ていいっすか??」そう俺に言ったのは千鶴だった。「耦さんのところ??いいよ〜、行っておいで」「、、あと、、その、、ありがとうございます、、おかげさまで、、」「、、??」「、、お、お付き合いを、、」「、、え、、付き合ってなかったの、、」「え、、??」
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数時間後。 屍武器製造工場。 墻音。
「おいゴラ、ちゃんと着いて来い」俺はそう宍原さんに言った。「焼き芋食いてぇ」「加内幹部に言ってください」「何か遠足みたいだな!!」「クロ、お前も一応見学者だからな」そう遊馬さんはクロさんに言った。「ハイヨ〜」
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「うわぁ〜!!熱そ!?」「一度に大量にできるように大きな道具で作業を行ってるんですよ」そう作業員は言った。「へぇ〜、、」「、、、、」「、、ハハ、、他人の前だと大人しくなるもんだな、、」遊馬さんは少し緊張してる養成を見て俺にそう言った。「ハイ、、緊張してんだか、、」あの炎、、狂唖さんが言ってたのは、、「、、っ、、」「、、??月城??」「、、すみません、、少し外に行って来ます、、」「、、、、」
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工場出入り口前。
「、、、、」みんな(孤児院の子供)あの悪魔に喰われて、、あの時俺はただ見てて、、「、、今ぐらいの強さがあればな、、」「墻音〜」「、、何だお前か、、」「何だとは何だよ、、」そうクロさんは俺の隣に来た。「嫌いなの、、??」「、、、、」「遊馬の事」「え、、ええ??」「え??だっていつも避けてんじゃん」「避けてませんよ、、別に嫌いじゃあありませんよ、、炎があまり得意じゃないんです、、」「、、へぇ〜、、そっか、、」
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組織。 養成室。 加内。
「狂唖!!」「、、??梵、、??」「専務、お疲れ様です、、」「怪物が上空に現れた、お前ら2人直ちに向かえ」「じ、上空に、、??」「、、養成達がいる屍製造工場付近に現れてな、、頼めるか、、」「、、わかった、、」
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flower cafe 小我太。
「、、っ、、」「、、ん、どうしたんだい??小我太さん」「あ〜、すみません!!少し頭痛が、、」俺はそう水島さんに言った。「あら??風邪かい??」「そんな、、少し痛いだけですよ、、ww」「あ!!そうだ、、コレ飲みな」「、、??コレ、、」「ジャスミン茶のティーバック、、風磨さんと飲みなww」「ハハ、、ありがとうございますww」
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屍武器製造工場前。 墻音。
「、、良い世の中だな〜この頃は」「、、そうだな、、」俺はそうクロさんに答えた。「、、、、」、、夜、、最近よく寝れて、、ある程度の力も入って、、養成と過ごして、、いつものように隣に狂唖さんがいる、、「、、そっか、、」俺今、、人生が充実してんのかな、、この幸せ、、「2人とも、戻るぞ」そう中から出てきたのは遊馬さんだった。「、、??すみません、、」「ハ〜イ」、、この幸せ、、壊したくない、、「ああああああああああああ!!!!!!!!!!」「、、!?遊馬さん!!」「え、、」ブチャア!!!!「、、!!」「遊馬!!」遊馬さんの方が噛まれて、、「、、え、、」コイツら、、あの時の、、「ぅま、、ぅま、、」悪魔、、「あ、、」工事の中に、、!!「、、っ、、」「おい!!墻音!!!!中に入るな!!」「養成達がまだ中にいる!!!!遊馬さんを安全なところへ連れて行け!!!」「、、!?おい!!」俺はクロの声を聞かず、中に入った。
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工場の中。
熱い、、熱い熱い、、まだ誰か居るはず、、「ぅぅぅああああああ!!」「、、っ、、ラァァ!!」やっぱり、、コイツ、、あの日、、あの時、、兄妹やお婆さん達を俺の目の前で殺した、、でも、、一人一人そんな強くない、、でも、、「ぅ、、ああああああ!!」「、、!!痛っ!!」再生能力が異常じゃねぇ、、化け物が、、すると「、、墻音、、」「、、!!宍原さん!!みんなも、、」全員いる、、よかった、、生きてる、、「うぇぇ!!」「あ〜大丈夫大丈夫!!早く外出ましょうね、走りますよ」「、、うん」その時だった。パァン!!!!「、、!?」え、、「墻音!!!!うわぁ!!」「、、!?」炎がも上がってる、、てか、、銃っ、、肩撃たれて、、「、、っ、、誰だっ!!」パァン!!「、、ガハッ!!ゔっ、、」ヤバい、、もう一発、、「、、っ、、ゲホッ!!ゲホッ!!」「、、!?」やばい、、炎が広がって、、養成達と離れていく、、「、、っ、、」どこから弾を撃たれてる、、わからない、、頭がクラクラして、、「、、っ、、墻音、、」宍原、、動け、、動け動け動け、、!!「、、っ、、ガハッ!!」血が、、目の前にいる、、助けろ、、俺みたいに1人だけじゃない、、全員助けて、、。するとどこからかカチッ、と言う音がした。「、、!?」、、もう一発くる、、その時、、「月城!!」「、、!!遊馬さん!!」「逃げろ」「、、ハァ??」「逃げろ」「、、、、」何言ってんだコイツ、、「何言って、、っ!!遊馬さん!!」すると遊馬さんは俺を担いで、出口へ走り出した。「、、、、」「、、まだ宍原は生きてます!!他のみんなの声もしたんだよ!!」「今の俺達にはこの状況は最悪すぎる」「、、っ、、じゃあ養成を助けなきゃ「自分の事だけ考えろ!!」「、、、、」「、、頼む、、」「、、な、、俺を相手あいつら助けて下さいよ!!できるだろ!!アンタなら!!何でしない!!」「、、狂唖の為だ、、」「、、は、、??」「、、狂唖の為だ、、」
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数時間後。 病院。 加内。
「ハァ、ハァ、、!!遊馬さん!!」「、、落ち着け、、腕を噛まれただけだ、、」遊馬さんはそう俺たちに言った。「、、痛むか??」専務はそう遊馬さんに聞いた。「、、俺は人間だからな、、」「墻音君は、、」「外にいる、、アイツは凄いな、、あの数撃たれて気絶しないとは、、」「、、、、」「、、加内、、少し外してくれないか??専務と話がしたい」「、、ハイ、、」
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病院廊下。
「、、、、」話って何なんだろう、、それに、、あの3人があっさりやられたって、、よっぽどの怪物とbloodだったんだ、、「、、、、」養成のみんなが、、今狂唖さんが現場を見に行ってるけど、、「、、あ、、」墻音君、、「、、墻音君、、」「、、どうも、、」「傷大丈夫??」「ハイ、、」墻音君は顔を上げなかった。「、、、、」よっぽど辛かったんだろうな、、目が赤い、、それはそうだ、、狂唖さんが来たら少し元気をは、、すると「、、あ、狂唖さん!!」「、、、、」「現場見に行って下さり、ありがとうございます、奥の病室に遊馬さんが」パァン!!!!「、、!?」「、、、、」え、、狂唖さんは墻音君の頬を勢いよく叩いた。「お前がいてどうしてこうなった、、」「、、、、」「、、狂唖さ「強くなったんじゃないの、、養成は、、何で全員死んでるの、、」「、、、、」「、、俺何回も言った、、お前に組織何かで働くのは何回もやめろって、、二度と、、墻音の目の前で、、墻音の大切な人が殺されて、、」、、2度と、、??「、、っ、、早く帰って、、仕事にももう来なくていい、、顔も見たくない」そう狂唖さんは墻音君の横を通り過ぎ、遊馬さんの元へ向かった。2人とも、暗い顔をしていたが、涙は流していなかった。
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