【 時透side 】
時透「え、?」
時透「そ、そんな、、相棒、、」
5月某日一級術師 時透 宵の叫び声が廃墟に響いた。
時透「相棒、、、」
約5年間
雨の日も風の日もずっと、ずっと、私を支えてくれたのに。
時透「あんな、、あんなあっけなく最後を迎えるなんて、、」
店員「いや、お嬢さん?契約書の続き、書いてね?」
時透「なんて書けばいいんですか!!?」
店員「だから、さっきから説明してるじゃん、、」
時透「…」
今私の目の前にあるのは紛れも無く新しい相棒。
時透「た、タッチパネル、、」
先ほどの任務で約5年間愛用していたガラケー(相棒)を壊した私は新しくスマホ(新しい相棒)を買った。
大体の操作はなんとなくわかるのだが、、、
時透「ら、LINEの初期設定、、?」
そう、私は設定の仕方とかわかんない系ガール
だって前は花梨(使用人)がしてくれたから。
時透「すごい、、みんなはこれを扱ってたのか、、」
時透「硝子ぉぉ、、」
あいにく今日は傑と五条がそれぞれ単独任務
硝子も怪我人の治療にまわっていて、誰もいなかった。
時透「私って機械音痴だったの、?」
いや、そんなわけない。LINEの初期設定が難しいだけだ(?)
五条「なに1人で百面相してんだよ」
時透「ご、五条、、」
いや、誰かに教えてもらおうとは思っていたけど、
時透(五条かよ、!)
弱み握られた、!?
五条「お、スマホ? 変えたんだ」
時透「お、おう」
さりげなく画面を見てくる五条。
むり。人生最大のピンチ到来、!
五条「LINEの初期設定?」
ああ、終わった。
さらば私。
五条「やってやろーか?」
時透「んえ?」
五条「いや、お前できてねーし」
時透「ぐぬっう」(←ダメージ)
五条「あと、報告書ちゃんと出せって夜蛾センが呼んでた」
時透「え、まじ?ちょ、行ってくる!」
そーいえば確かに相棒のことで忘れてた、!
時透「お、終わったぁ」
あ、私の相棒どうなってるかな?
時透「五条!私のスマホは?」
五条「ん。」
初期設定、、されてる
時透「ありがと!」
五条「んー。」
チラッと画面を見ると友達が1人追加されてた。
時透「?、五条 悟?って、これアンタ?」
五条「おう。」
時透「嘘だろ、最初は硝子って決めてたのに、」
五条「文句言うな。」
拝啓 “LINEアイコンがケーキ”の君へ
だって、、
友達では、、なくないか???
コメント
3件
悟のアイコンケーキなんだwしかも友達と思われてないw
この時代にはおそらく、スマホ等はないですが、あると思ってください。(洗脳)