後日談
元貴へ、
そろそろ俺が消える頃だと思うからさ、元貴が寝てる間に紙とペンもらってかいてる!
元貴は俺の正体に気づくかな〜と思ってたけど案外気づいてなかったね笑
まぁ、消えるまで持っていく秘密だからね!
話脱線しちゃったけど、実はなんか〜遺言っていうのに憧れてかいただけだから特に何もないんだよね汗
今まで15年くらいありがとう。
俺と付き合ってくれて、愛してくれて嬉しかったよ!
元貴はこれから本当に俺無しで生きていく事になるんだけど…元貴なら大丈夫だろ!
きっとこれから恋人とかお嫁さんもできるでしょう!おめでたい!
でも…10年とは言わないけど、俺を引きずってくれたらいいな〜、なんてね。
どうか、これからもミセスを続けていて欲しい。
いつか元貴が言ってたね。
この汚い世界でも生きていくんだから、生きていかなきゃいけないから。
どうか信じて、生きるのを諦めないで欲しい。
それだけが俺の願い!元貴と、涼ちゃんが幸せならいいよ、いいんだ。
後悔はないけど、其処に俺も入れないことが、少し…くやしいな。
本当に最後になるけど、ありがとう!
だいす…いや、愛してるよ!
じゃあ、あの橋の向こうで、待ってる!
あんま早く来んなよ笑!
太陽くん(笑)より、
「…っ泣」
「馬鹿か…お前以外に好きになる人なんて…いねぇよ、」
「こんなの残してさぁ…泣」
「僕も、僕の方が愛してるよ。」
「若井」
涼ちゃんへ
涼ちゃんには直接会いないかことができなかった…ごめんね。
だから、手紙残しといたよ!これを涼ちゃんが見てくれることを祈ってる!
涼ちゃんにはなぁ…感謝してもしきれないんだよな…
いつもいじってだけど、すごい頼りになるからさ。本当に、沢山助けられました汗
急に逝っちゃってごめんね…もっと話したかったよ〜この間同居してから、すごく仲良くなったんだよね笑
懐かしい〜。
涼ちゃん、本当に今までありがとう。最初はあんまりだったけど、涼ちゃんがいなきゃミセスはダメだったから。
ミセスも、元貴も、俺個人でもめちゃくちゃ助けられた。人柄キーボードだね笑
だから、さ…
涼ちゃんには俺より良い人がきっといるから。
いつか、その人と幸せになって欲しい!
涼ちゃんは優しいから、優しすぎるから、全てのことを気負いすぎないでね。
元気に、ミセスを続けていて欲しい。
それだけが俺の願いだよ!
今まで、本当にありがとう!大好きだよ〜!
じゃあ、あの橋の向こうで、待ってるね!
あんまり早く来ちゃダメだからね〜笑
若井より、
[…バレてたんだね、好きだって、]
[その上で優しく接してくれた。]
[…っうぅ、泣]
今まで、溜めてきた、色々な思い。最年長だから、2人は相思相愛だから、叶う事はない。
そう重々承知の上で、我慢していた。
誰にも言わずに墓場まで、持っていくつもりだった。
ばれてた…それよりも、手紙を通して今初めて、
若井が本当に死んだという事実を受け取った気がした。
最近もう限界だった。その糸が切れてしまって、
不甲斐なく大泣きした。
あの笑顔も、声も、もう無い。
隣の元貴も泣いていた。
若井は人をよく泣かせるね笑
若井以外…か、僕は暫くは出来そうに無い。
元貴は一生出来なさそうだけどね笑
でも、まぁ、若井もそっちで幸せにね。
心配しなくても、すぐはいかないよ。
君の手紙が灯火となり、僕の心を照らしてくれたから。
そっちにいった時、ミセスは世界1のバンドになったよ…って伝えるよ。
だから、待ってて。
またね。
終了です!なんか自分でも色々気になる点が…
なんかあんまり納得いってない終わり方…
しょうがないか…🤔
後日談…というか涼ちゃんの物語でした。
最後は涼ちゃんの心境です。
正真正銘これで「灯火」は終了です!
最後まで読んで頂きありがとうございました😭
いいねやコメントもありがとうございました😊
次の作品もお楽しみに!
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