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昼
「「ロード〜!!
ちょっといいか〜?
かしら〜? 」」
「ん、どうされましたか?」
「見てちょうだい!とても大きい
カマキリを捕まえたのよ〜!」
「見てくれよ!ほら!前に言ってた自動で
料理を作ってくれる機械が完成したんだ」
「確かに、こんな大きいのは見た事ない
ですね!」
「うふふっ!可愛いわね〜」
「前に言ってたやつですね!本当ですね、
すごく良いと思います!
やっぱりロアー様は秀才ですね」
「だろだろ〜!」
「「あっ!」」
「あらら〜!
カマキリが飛んで行っちゃったわ!」
「ちょっ何回も確認したはずなのに、
なんで今壊れるんだよ!もう!」
「おや……大変ですね」
「ちょっと直してくる!」
「まってちょうだい〜!カマキリちゃ〜ん」
それぞれ別れた
楽しかったが、なんだか少し肩が重い。
こんな時にキル様が居てくれたら
すぐに回復して貰えたんだろう。
ひさびさにキル様の事を思い出したな….
あぁ…酒で酔ったせいか母に売られて、
買われて、家から 連れ出してくれた キル様…この名字もありがとうございます…!
そっから成人するまで育ててくれたのは
本当に感謝しても仕切れません……
今度休みが取れた時にでも会いに行きたいが
まずは手紙で日時などをいろいろ聞かねば…
そういえば
なぜヴァレット家に
執事として務めているのだろうか
あ…なんか…..キル様に……なにか…
ゔっ……..頭が痛い….
…..あれ…なにを思い出そうとして…..
ゴーン ゴーン ゴーン
「あぁ!もう15時か….」
そういえば、確か、
前に手紙でやって欲しい事があると言われていたんだった。それをせねば。