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せりちゃん、無事に産まれました。
入院室。
『お水飲む?』
「…ありがと、」
別室。
[ん…ぅ、…….]
滉貴 が目覚めた。
看護師「あ、滉貴くん起きた〜? 」
[んぁ…、だれぇ、]
看護師「看護師さんだよー
せりちゃん、産まれたって!
会いに行こ!」
[んぇっ、!行く!! ]
飛び出す滉貴。
元貴と滉斗がいる部屋へ。
看護師「ここの部屋かな!」
ガチャっ🚪
[ぱぱぁ、!ままとせりちゃんは、!]
『おー滉貴ー!おはよう 』
元貴がベッドから手を振る。
隣では滉斗がにこにこしながら立ち上がった。
滉貴は目をキラキラさせて部屋の中を見回した。
[せりちゃんどこ!せりちゃん見たい!]
元貴が隣のベビーベッドを指差した。
「ここで寝てるよー」
「寝てるからし〜、ね」
毛布に包まれた女の子が寝息を立てていた。
ピンク色のほっぺ。
滉貴はベッドの横まで近づき、背伸びをしてまじまじと妹の顔を見つめた。
[…かわいい….. ]
小さな声でつぶやくと、滉貴の目がうるうると潤んできた。
元貴が笑いながら。
「滉貴。お兄ちゃんになったんだよ。せりちゃん、よろしくね」
滉貴はこくんと大きく頷いた。
「うん……! お兄ちゃん、がんばる!」
滉斗が滉貴の頭を撫でる。
『よしよし、』