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雨栗side



あぁ、…ふふ、そっか。

うん、可笑しいよね、俺なんかが期待してるなんて。

当たり前のこと。

それだけ。

それだけ、…なのに。

なんで、涙が出てくるんだろ…?

幸せになってくれたらそれで良いじゃん。

相手が俺じゃなくても、ルザぴが幸せになってくれたら…。

それに、こめしょーだよ?

信頼出来る。

ルザぴのこと、安心して頼める。

ふふ、また笑えてきちゃった。

可笑しいなぁ、…。

ほんと、可笑しい…ッ、…うぅ、…ごめん、ごめんね、ルザぴ、こめしょー、…!!

最低なこと考えちゃった、2人の幸せが一番なのにッ、…。

うぅ…つらいなぁ、…親友を好きになるなんてね。

うん、決めた。

祝福しにいこう。

絶対、声にでないようにして。 


雨「こめしょー、ルザぴ、急に呼び出したりしてどうしたの?」 

米「えっと、…その~、。」

 水「んっと、…。」 

雨「なんだよ早く言ってよ、気になるじゃん!」 


うん、気になる。

これは嘘じゃない。

どうやって幸せになるんだろう、2人は。

あぁ、ルザぴはもともと好きだったけど、…やっぱり俺、こめしょーのことも好きなのかもしれない。

好きな人同士が両想いなんて、ね、…。


 米「ルザク君、じゃあ俺が…。」

 水「頼んだこめしょー!」 

雨「なになに~?」 


付き合う、んだろな、。

良いなぁ、…。 


米「えっと、俺達米将軍とルザクは、付き合うことになりました!」

 水「ストレートだねぇ、。」 

雨「え、あ、そうなの!?二人ってそういう仲だったんだ、お似合いじゃん!」

 米「言われると照れるな…。」 

水「ふふ、…じゃあ、もう一つは僕が言おうかな。」 

米「よし、頑張れルザク君!」 

水「やっぱこめしょーと一緒に言う?」

 米「いやお願いします。」 

水「ふふ、…。」 

雨「え、なになに、さっきの大ニュースのあとにまだ大ニュースあんの?」 


なんだろ、もう一つって、…。

2人が付き合うこと以上に大切なことってある?ないよね?


 水「ん゙ん、じゃあ、言います!雨栗さん、よく聞いといてね?」 

雨「うん!なんだろ〜、。」 

水「雨栗さん、雨栗さんが良ければ、私達、水月ルザク、米将軍とお付き合いしていただけないでしょうか!」 

米「めちゃくちゃストレートだな」

 水「こめしょーの真似だよ?」

 米「マジか、俺そんな言い方?」

 水「うんw」 

雨「…??…え?うぇ、?どういうこと…?ん?と、え、?」 

水「ぁわ、雨栗さんが混乱しちゃった」

 米「大丈夫か雨栗!」

 雨「えっと、…ごめん、ちょっと順序良く詳しく説明してもらえない?」

 米「おっけおっけ、想定内」 

水「こめしょー、雨栗さんの困った顔見れるかも!って提案してきたもんね、」

 米「それは言うな。じゃあ、俺がルザク君に告白したところから説明しようか。」

 水「まぁ告白されて、良いよ、って僕が返事したの。」

 雨「うん、それは分かった。」 

米「そしたらルザク君が、なんか突然謝ってきて、」 

水「嘘付かない方が良いかなって…ごめんこめしょー僕、こめしょーも大好きなんだけど、…実は、雨栗さんのことも好きなんだ。って言ったの。」

 雨「え?私?」 

米「俺めちゃくちゃ驚いて、すぐ俺も!って言ったんだよね。」 

水「凄いよね、好きな人被るなんて。好きな人と。」 

米「だよね~。」 

水「で、二人で話し合って、雨栗さんにも告白しよ!ってなったの。」 

米「それで俺達が付き合ったこと言って、二人で告白しようと思って。」

 雨「ん~、間違ってたらごめんなんだけど、つまりルザびとこめしょーは、…私のことも、…好きってこと?」

 水「そーだよ?」

 米「やっと意味伝わったか〜、長かったw」 

水「それで、雨栗さん。返事、…どう?」

 米「どうなる!」


 え、本当に…こめしょーとルザぴは、俺のこと好きなのかな?

俺が二人と付き合っても…良いのかな?

大好きだよ?二人とも。本当に、…。 


雨「ねぇ、…」 

米「?」 

水「ん?」 

雨「ほんとに、…私で良いの?私なんか、で…良いなら…付き合って…ほしい…(照」 

米「雨栗可愛!」 

水「雨栗さん可愛い!」

 米「やったなルザク君、告白成功だぞ!」 

水「うん!やったね!」

 雨「二人とも…有難う!大好きだよ、ずっと!!」 

米「もちろん!俺達、ずっと一緒だな!」 

水「やった!」 

雨「じゃあ、言っとこうよ。あれ!」

 米「おっけー!」 

水「了解!」 

雨「いくよ?」 


雨「さんちゃーす!」

 雨「雨栗!」

 米「米将軍!」 

水「ルザク!」 


さんちゃんく!「さんちゃんくです!!!」

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