ゆきな「痛た、」
石神「動くな」
東雲「病院にいけ」
颯馬「連れていきましょうか?」
石神「頼んだ」
病院
ゆきな「帰っていいって言われてよかったぁ、」
颯馬「いっとき講義は参加禁止です」
ゆきな「え、」
颯馬「駄目です」
ゆきな「颯馬教官、そこをなんとか!」
颯馬「駄目です、安静にしてなさい」
ゆきな「はい、」
寮
ゆきな「、、、」
るな「大丈夫?」
ゆきな「まぁまぁ、」
るな「毎日ガーゼ変えに来るね」
ゆきな「ありがとう、」
るな「バイバイ」
ゆきな「バイバイ、」
東雲「ゆきな少しいい?」
ゆきな「!?」
るな「あ、失礼しました!」
るなが走って逃げる
東雲「?」
ゆきな「ど、どうしました?」
東雲「いや怪我大丈夫かなって」
ゆきな「ま、まぁはい」
東雲「守れなくてごめんね、」
ゆきな「、、、しょうがないことなので、」
東雲「じゃ、資料室いかないとだから」
ゆきな「はい、」
東雲「またね」
ゆきな「ハイ、」
東雲が部屋をでる
ゆきな「寝るか、」
翌朝
ゆきな「うぅ、講義うけたい、こっそり行くか、」
教室
颯馬「今日は〜〜〜で〜〜〜」
ゆきな「静かにしてねボソツ」
るな「あ、ゆきな」
ゆきな「ビクツ」
颯馬「ゆきな?^^」
ゆきな「あ、はい、帰ります」
颯馬「石神さん呼ぶから待ちなさい」
ゆきな「あ、、、ハイ」
数分後
石神「ゆきな?なぜいる」
颯馬「こっそり来たそうです」
ゆきな「え、あ、」
石神「行くぞ」
ゆきな「ぴえん、」
るな「どんまい、」
寮
石神「だめだと言っただろ!」
ゆきな「でも、」
石神「だめと言ったらだめだ」
ゆきな「、、、私はもう弱くありません、教官たちと過ごした日々とは少し違うんです、」
石神「だけどな、」
後藤「石神さん別にいいんじゃないですか?」
石神「は?」
ゆきな「後藤さん!」
後藤「こいつも大人です大丈夫でしょう」
石神「こいつまで殺すのか!」
後藤「くツ、」
ゆきな「え、?こいつまで、?」
石神「お前の母親はお前を施設に預けて死んだんだよ」
ゆきな「え、、、」
後藤「詳しくは言えないが、殺されたが明確だ」
ゆきな「、、、」
石神「お前にも死んでほしくないんだ、」
ゆきな「そんなことが、」
石神「まぁ、今日までやすめ」
ゆきな「はい、」
後藤「明日から復帰しなさい」
ゆきな「はい、」
寮で一人になる
ゆきな「、、、資料室、行きたい、」
ゆきな「ねるか、」
翌日
ゆきな「今日から復帰!もう水曜日か、今日誰の担当だっけ?」
加賀「起きろゆきな」
ゆきな「!?ノックしてください!」
加賀「今日はおれの補佐官だろうが!」
ゆきな「うわぁ、」
加賀「いやか?」
ゆきな「加賀さん皆に怖いって言われて可哀想だなぁって」
加賀「いいんだ別に」
ゆきな「よしよし?」
加賀「そんなことどうでもいい」
ゆきな「あ、はい」
加賀「行くぞ」
ゆきな「資料取りに行くんですよね?」
加賀「そうだ」
ゆきな「いきましょう」
加賀「あぁ、」
資料室
加賀「肩は大丈夫か?」
ゆきな「全然だいじょうぶです!」
加賀「無理はさせれないな、」
ゆきな「このくらいなら大丈夫だって!」
加賀「ふぅんまぁあまり重いものは持つなよ」
ゆきな「加賀教官優しくないですか?」
加賀「うるさい」
ゆきな「www」
加賀「教室行くぞ」
ゆきな「はぁい!」
教室
ゆきな「ふぅ!運び終わった!」
加賀「もう講義始めるから座れ」
ゆきな「ハイ」
講義1
加賀「今日は俺が担当する」
男子「加賀教官かよ、」
男子「怖いんだよなぁ」
るな「怖いのやだぁ、」
ゆきな「、、、」
加賀「まずはこの問題〜〜〜で〜〜になってんだろ?」
男子「はぁ?」
男子「分かるかよ」
加賀「じゃあ佐々木答えてみろ」
るな「え、あ、」
加賀「じゃあゆきな」
ゆきな「はい!〜〜〜です!」
加賀「はい正解。他のやつわかんないのか?予習しとけって東雲が言ってただろ」
男子「難しいつーの」
男子「無理だろ、」
るな「こわぁい、」
数分後
加賀「これで第一講義を終わる」
ゆきな「資料運びます、」
加賀「いや次実践だろ?行って来い」
ゆきな「あ、はい」
るな「ゆきなちゃんいこう!」
ゆきな「うん!」
講義2
颯馬「今から尾行をしてもらいます」
ゆきな「あぁ、」
颯馬「一人一人尾行する教官を伝えるのでグループになって行いなさい」
みんな「はい!」
颯馬「ゆきなは石神教官を一人でしなさい」
ゆきな「一人でですか、」
颯馬「君の実力なら大丈夫だから」
ゆきな「わかりました、行ってきます」
石神教官の尾行開始
ゆきな「おっと、資料室に入ってしまったか、」
石神「〜〜〜」
後藤「〜〜〜〜」
ゆきな「何を話しているのか聞こえない、」
石神「やっぱり最近は駄目だな」
後藤「事件以降ゆきなもきつそうですね」
石神「対処できていれば、」
後藤「そうですね、www」
石神「そろそろ伝えるか?」
後藤「時間も時間ですしね」
ゆきな「ん?なんのことだ?」
石神「ゆきな出てこい」
後藤「バレている」
ゆきな「!?」
石神「何をしている?」
ゆきな「バレていたとは、」
後藤「まぁ今気づいたけどな」
ゆきな「あともう少しだったのに、」
颯馬「さすがゆきなですね」
後藤「颯馬さんもいたんですか?」
石神「ばかみたいだな」
ゆきな「いつからいたんですか!?」
颯馬「めっちゃ最初からいたよ?」
ゆきな「え?」
颯馬「他の子達終わったのに戻ってこないから心配で」
石神「さすが心配性だな」
後藤「そうですね」
ゆきな「昔からかわらないんですね」
颯馬「あははww変わらなかったかw」
石神「さぁ講義に戻りなさい」
ゆきな「失礼しました」
教室
颯馬「今日の合格者はゆきなだけです。それ以外の人は駄目だったところをまとめて提出しなさい」
みんな「はい」
颯馬「これで講義を終わります」
講義3
後藤「今回は簡単な内容だ」
みんな「はい!」
後藤「教官のパソコンをハッキングだ」
みんな「!?」
ゆきな「え」
後藤「今からみんなには颯馬教官のパソコンをハッキングしてもらう」
みんな「はい!」
ハッキング開始
ゆきな「えぇっと、パスワードは、」
後藤「パスワードも自分で見抜けよ」
ゆきな「もしかして自分の誕生日?」
違います
ゆきな「なら私?」
パソコンが開く
ゆきな「あら、」
後藤「おぉ開けたのか、」
ゆきな「颯馬教官珍しいですね生徒の誕生日にするなんて」
後藤「なにかあったのか、」
ゆきな「!?このファイルだけ仕事に関係ない」
後藤「昔の思い出?」
男子「なんだろうなこのファイル」
男子「女との写真とか?www」
るな「やめなよ、颯馬教官そんな方じゃないでしょ」
後藤「見てみるか(あいつも持ってるのか、)」
ゆきな「はい」
ファイルを開く
みんな「!?」
後藤「懐かしいな、この写真」
ゆきな「え?このコ、私じゃ、」
男子「女の子をだっこする教官達だ!」
男子「しかも小学生ぐらいの時じゃねぇか!」
るな「女の子かっわいい!」
ゆきな「これ、私?」
後藤「そうだ、お前と初めて会った日だな」
颯馬「ハッキングでバレるとはね、」
みんな「颯馬教官!?」
ゆきな「颯馬教官、なぜこの写真を、?」
颯馬「ずっと入れてあるんだよみんな」
後藤「あの時を何度でも思い出したいからな」
みんな「?」
ゆきな「あのとき?」
颯馬「君のお母さんは、」
後藤「ゆきなを生んで俺達に預けてから死んだ」
ゆきな「え、」
みんな「え?」
後藤「とりあえず授業は終わり。解散」
颯馬「ゆきなおいで。みんなから話聞けば分かるでしょ?」
ゆきな「はい」
教官室
ゆきな「失礼します」
教官達「^^」
東雲「今までのこと全て話そうか」
ゆきな「聞かせてください、今までのこと。そして私と教官たちの本当の関係」
教官たちが頷く
石神「聞いて驚かないでほしいが、君のお母さんとは随分仲の良い方だった」
加賀「学生に優しくてな、しょっちゅうお菓子とか貰ってた」
後藤「俺達が小1くらいのときから仲良くなって、小2のときゆきなが生まれたのを知った」
颯馬「そして一ヶ月後くらいに家族で心中した」
ゆきな「え、」
東雲「そのとき、俺達にゆきなを預けられたが、死んだことを許せなかった」
颯馬「その後に殺人事件だって分かってね、ゆきなちゃんを施設に預け警察になるために勉強した」
ゆきな「だから、施設にいても助けてくれたの?」
石神「そうだ、」
東雲「本当は一緒に暮らしてあげたかったけど、無理だったんだよ」
颯馬「まだ小学生でしたし、」
加賀「親が許してくれなかったんだ」
後藤「けど、こうしてまた会えた」
教官達「運命だと思っている」
ゆきな「、、、私は、助けてもらったとき親近感が湧きました」
教官達「、、、」
ゆきな「、、、ほんとに教官たちには呆れます、だけど救ってくれてありがとうございます、」
東雲「やっぱり、君にはここに居てほしくない、」
後藤「危険な目にあわせられない」
颯馬「ちゃんとした人に育ってほしい」
ゆきな「、、私はもう子供じゃないんです!」
加賀「だけど公安は危ないんだ分かるだろう?」
石神「あまり心配したくないんだ」
ゆきな「私は世界を救いたい、これ以上被害者を増やしたくないの、」
教官達「、、、」
加賀「分かった、卒業できるよう全力サポートはする」
石神「だけど、実力次第だ」
東雲「もしテストの点数が平均以下を一回でもなったら諦めろ」
颯馬「平均以上なら大丈夫だ」
後藤「期待している」
ゆきな「ありがとうございます!」
寮に戻る
ゆきな「う〜ん、みんな元気だからいいけど」
るな「ゆきなって凄いんだね、」
ゆきな「そうかな?ってなんでいるんだよ」
るな「心配で、」
ゆきな「全然だいじょうぶ」
るな「明日からなんかあるらしい」
今回はおわり
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