あなたの、意志を曲げない姿がかっこよかった。私の師匠であり、目指すべき形である人(国)だった。
戦争をできる限り避け、頭を賢く使い、国民の教育レベルや、衛生意識を根ざしていった。法律をつくり、幕府をつくり、貿易もどんな対策も完璧だった。
あなたをずっと、追いかけていきたかった。
なのに、その、夢も壊したのもあのクソ米帝だ。私の家族を殺したのも…
あいつが開国さえ責めなければ、江戸さんは、ずっと私と一緒に、いてくれた。
江戸さんがなれないスーツを着て、固い笑顔をしているのを見て、ものすごく心が痛くなった。回りと合わせようとして、急いで文化を取り入れすぎて、期待に応えすぎたから、疲労で死んでしまった。
お前がいなかったら、もっといい人生だった。お前さえいなければ…!お前が来なければ…!
過去のことに何を言っても意味はない、か…
過去は、過去。今のことしか、変えられないんだもんな…
でも、江戸さん、。私ももうそろそろでそちらへ、行けそうですよ…。私も時代として、国として。役目を終えました。あの憎たらしい米帝のせいでもありますが、
あとは、日本に、託します。
では、もう少しでそちらへ行き…ッ…。
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