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第二章 日々
優子さん家に来て、二週間が経った。
少し緊張はほぐれたけれど、やはりまだ緊張している。
奏也くんとはまだ一度も話したことがない。
きっと、迷惑な人、とでも思っているんだろう。
そう思うのが正しいと思う。
でも、いつまで居候して良いんだろう?
流石にずっとこのままは迷惑すぎる。
優子さんは18になるまではなんて言ってるけど。
あと4年後の話。
あと4年も居候は気が引ける。
そんなことを思いながらこの二週間を過ごしていた。
中学も行かないで、家に居る私のことを優子さんも奏也くんもどう思ってるの。
奏也くんとは一度も話したことが無い。
別に話したこと無い方が自然。
知らない中学生に話しかけたくないし。
土曜日も優子さんは仕事で忙しいらしい。
いつもは家の手伝いをしている。
そんなことくらいしか出来ないから。
奏也くんも部活で忙しいらしい。
基本ずっと家に一人だ。
・・・・
「お前さ、いつまで居るの」
急に奏也くんに聞かれた。
私が居て嫌なんだな、邪魔なんだな、と感じる。
「すみません……」
なんて言ったら良いか分からなかった。
それしか言えなかった。
胸が締め付けられる思い。
俺は、
気になったから聞いただけなのに。
なんで「すみません……」?
別に謝って欲しい訳じゃないのに。
・・・・
「ごめん」
「、、?」
奏也くんから急に謝られた。
今までの冷たい感じは少しも無い。
何に謝ってるのか分からない。
「何の……?」
恐る恐る聞いてみた。
「…この間の」
「いつまで居るのってやつ…」
「あぁ、、」
この間の時のか。
別に気にしてないんだけどな。
「それがごめん」
「いや全然、、!」
悪いの私だし、!
居候してるせいで、!
「悪いの、私なんで、、」
「すみません……」
「……別に」
静かな雰囲気の中に気まずい空気が走る
「すみません、」
だから、なんで謝るの?
「お前さ、」
「謝りすぎ」
私にそれだけ言い、奏也くんは
ソファーに置いてあったリュックを取り二階に行った。
「・・・・・。」
何も知らないのに。
コメント
1件
あああ分かる〜!!😭💕 このモヤモヤした距離感、青春の苦さがめっちゃ詰まってるよね…!主人公の「すみません…」って縮こまる感じが痛いほど伝わってきて、胸がギュッてなったよ…。奏也くんの「謝りすぎ」って一言、あれ結構優しさじゃない?気になってるからこその言葉だと思うんだよね〜。この二人、これからどうなっていくのかマジで気になる…!次の話も楽しみにしてるね⋆♡