⚠️attention⚠️
BL表現あり
nmmn注意
ご本人様には一切関係ありません
赤黄
緑黄
微 紫赤
別作品「悪い子」の話と繋がっています。
🍍「よ、」
👑「ぅあ!なっちゃん!」
昼過ぎになっちゃんとカフェで合流した。
今日会うことは、恋人であるすっちーには言ってへん。
🍍「悪い、待たせたか?」
👑「ううん!全然待ってへんよ!」
なっちゃんから報告したいことがあると言われた。
きっと、前から言ってたまにきとのことなんやろな。
付き合えたんかな?
🍍「俺…いるまに振られちゃった…」
👑「えっ…」
なっちゃんは切れ長な瞳を伏せながら話す。
🍍「俺の好きは友達としてだわ、って言われて…」
👑「そう、なんや…」
🍍「ごめんな…色々話聞いてもらってたのに…」
👑「そんなことは全然ええんよっ…」
ガバッと顔を上げると、今にも泣き出しそうななっちゃんの顔があった。
何とかしてあげたい。
👑「まだ帰らへん?」
時刻は10時を過ぎた頃。
夕食を済ませ、2人並んで夜の街を歩いている。
夜風が気持ちいい。
突然、俺の左手がギュッと強く握られる。
🍍「……みこと」
👑「なっ、ちゃん…?」
🍍「ここ、入らん?」
なっちゃんが指さした先には、ネオンの看板が痛々しく光る建物があった。
その明かりに照らされたなっちゃんは、切ない顔をしていて、どこか儚かった。
👑「ラブホテル…/」
🍍「あれ、入ったことなかった?」
👑「どっ、どっちでもええやろ!//」
🍍「ふはっw」
笑ってくれた。
🍍「入る? 」
ここでええよって言ったら、浮気なんやろか…。
すっちーのこと裏切ることになるんやろか…。
でも、ここでなっちゃんの誘い断ったら、きっと悲しむんやろな…。
👑「……」
言葉にする代わりに、握られた手を強く握り返した。
部屋に入るやいなや、なっちゃんは勢いよく俺をベッドに押し倒す。
👑「しゃ、シャワー浴びへんの?」
🍍「んー…早くヤりたい、かな」
少し長めの髪が重力に従い、サラサラと下に流れる。
👑「んんッ…//」
唇を重ねると、すぐさま舌を入れてくる。
🍍「んっ、」
👑「んあッ…なっちゃ、んッ…ふっ//」
激しく、不規則なキスはすっちーのものと全然違って、呼吸がしにくい。
👑「んッ…//」
しかし、その新しい感覚も徐々に快楽に変わる。
🍍「ぷはっ……お前、意外と慣れてる?」
👑「うぇっ!?//」
バレるんや!!
👑「……ぅえっと」
🍍「前は恋人居たことないって言ってたけど…もしかして、今居たりする…?」
👑「ぅ…」
🍍「まじ、か…w」
なっちゃんは、困ったように整った眉を下げて笑った。
🍍「じゃあ、やめよう」
👑「ぇ、」
🍍「浮気じゃん、こんなの。誰のためにもならない」
👑「ぁ……」
🍍「ごめんな?断れないようにした、俺が悪かった」
👑「いや…」
🍍「帰るか、」
なっちゃんがベットから降りる。
👑「…待って!」
🍍「え…?」
気付いたら手首を掴んでいた。
🍍「良いのかよ…」
👑「ぇっと…」
気になる。
すっちーともシたことはあるが、どこか物足りなく感じていた。
もちろんそれが、彼の優しさであることも分かってはいる。
けれど、好奇心で胸が疼く。
キスだけであんなに激しいなっちゃんとシたら、どうなるのだろうか。
👑「俺……なっちゃんの悲しい顔、、見たくないんよ…」
そう、これはなっちゃんのため。
🍍「なぁ、みこと…」
有り得ないくらいに整った顔が再び近づく。
🍍「いるまのこと…忘れさせてくんね…?」
👑「忘れるくらい、激しくしてや…」
掴まれた肩に力が篭もる。
すっちー、悪い子でごめんね…。
コメント
2件
投稿ありがとうございます! 💛ちゃんと❤️くんの優しさを表現するの上手で尊敬です✨