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1 - 怯える君が好き pi × sn

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2024年08月15日

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し「んぅ……ん…?」


目を覚ますと、僕は知らない部屋で倒れていた。


あれ…?ここどこだ…?


上半身を起こそうとしたが、体が動かない。

よく見ると、両足首と背中の後ろで両手首を縛られていた。


し「は…?!…なんで…?」


ぺ「あ、しにがみ君おはよ!」


把握できていない今の状況でちょっとしたパニック状態に陥っていると、

目の前の扉が開き、ぺいんとさんが出てきた。


し「ぺいんとさん…?なんでここに…?」


ぺ「え?なんでって、ここ俺の家だもん」


し「……は?」


ぺいんとさんの家?ここが?でもこんな部屋見たことない…


彼の家なら何度か遊びに行ったことがあるが、こんな部屋なんてなかった。

僕がしばらくフリーズしていると、彼が急に何かを思い出したかのように

口を大きく開けた。


ぺ「あ!そっか!しにがみ君まだ来たことなかったのか!

いやぁ、ごめんごめん笑、そりゃは?ってなるよな笑」


笑いながら僕の目の前でしゃがみ、にっと口角をあげる。


ぺ「今日からここ、俺としにがみ君の家だから」


ぺ「まだロープは解かせてあげられないけど、そのうち解いてあげるからね」


ぺ「じゃあ俺ちょっと出掛けてくるから、お利口にしてろよ」


そう言うとスッと立ち上がり、部屋を出ていった。





まだ状況を整理できていない僕は、ピクリとも動かず固まっていた。

頭の中でぺいんとさんの言葉を何度もリピートする。


僕とぺいんとさんの家?どういうことだ?

誘拐されたってこと?なんで?なんでなんでなんでなんで──














し「ここから出なきゃ…」





自然と出てきた言葉に体が反応し動き始める。

立つことはできないが、這うことは何とかできそうだ。


し「はぁ…っ…はぁ…!!」


体全体を使い、少しずつ前進させる。

幸いぺいんとさんが扉を閉め忘れていたため、

このままいけば出られるだろ う。



「なにしてんの?」


扉まであともう少しのところで希望から絶望へと変わった。


し「ぺいんとさん…?出掛けたはずじゃ…」


ぺ「財布忘れたから取りに帰ってきただけ」


ぺ「で、お前はなにしてんの?」


彼の低い声が頭に響く。


し「…あ……えと…っ…」


ぺ「逃げようとしてんだ?」


僕を責めるような彼の鋭い目付きで、思わず呼吸が荒くなる。

恐怖と不安が入り交じった感情でいっぱいだ。


ぺ「ほら、早く答えろよ」


し「い”っ…!」


彼に背中を踏みつけられ、口を歪める。


ぺ「……はぁ…仕方ないなぁ」


そう言うと、彼は僕の肩を引っ張った。

うつ伏せだった状態から、仰向けの状態に変わる。

そして、気がつけば両足首のロープは解かれていた。


し「…ぺいんとさん……?」


声を絞りだし、彼の名を呼ぶ。

彼は黙ったまま僕を足を広げ、間に体を入れた。


ぺ「悪い子にはお仕置きが必要だよね」


慣れた手つきで僕のズボンを脱がす。






し「…だれか………たすけて……………」




目を細めにたっと笑う彼の顔は、まるで悪魔のようだった。





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