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この前の放送での妄想なので苦手な方は見ないでください
ころんside
『こんばんは!わこるぅとです〜!』
その挨拶から始まった僕の彼女の放送
今日はカメラ枠だ
あと40分後くらいには誕生日が来るので、カウントダウンをするらしい
まぁ、すとぷりめんばーみんなそうやって誕生日を迎えるから、
嫌な訳では無いんだけど
誕生日、最初におめでとうを言いたい
だって彼氏だし?
そりゃあ、好きな人のお祝いを一番最初にしたいに決まってるじゃん
『じゃあカメラつけます!』
そう言ってつけたカメラには
僕のるぅとくんがしっかりと映っていた
顔はもちろん映さない
僕と違ってちゃんと顔を隠している
まぁ、あの可愛い顔を2万人以上の人に見せるのは嫌だから
放送事故が起こらないことを願う
『後でケーキ持ってきますね!』
『のこり15秒になったらカウントダウンするっ、!』
ソワソワしているが、嬉しそうにリスナーさんと話す彼に向かって
今すぐに抱きつきたい
『3、2、1……誕生日だぁぁっ!』
コメント欄にはおめでとうの言葉だけ
愛されてるんだろうなと分かる
あーあ、おめでとう直接言いたかったな
と思いながら
るぅとくんのツイートに返信する
そんなこんなで数分後に
バタバタと聞こえたから廊下を見ると
「ケーキ!ケーキ!」
と言いながらリビングに入ってきたるぅとくん
「お誕生日おめでとう」
「ありがとうございますっ!」
ニコニコでお礼を言われるが
こちらを見てくれなかった
ケーキを手にもち
部屋に戻ろうとするるぅとくん
グイッ
「んわっ、」
「ころちゃん?」
引き止めたって意味ないのに
何故か手が伸びていた
「りすなーさん待たせちゃいますよ、?」
目を丸くして僕がこの行動に出た意味がわからず、
首を傾げるるぅとくん
「……おめでと、」
「ぇ、?あ、うん、、?」
さっき言われたような、という顔をしたるぅとくん
ちゅっ
「んっ、」
「……いきなりしないでよっ、/」
「おめでとうのキスだよ、」
顔を真っ赤にして下を向く
「まだ、放送終わってないのに…//」
「くふっ、早く行きな!」
「続きは後でしてあげる♡」
「ばかッ、///」
るぅとside
『おつるぅと!』
そう言って閉じたメンシプの放送
コメント欄やTwitter、
その他たくさんのSNSに
おめでとうの言葉が溢れる
こんなにも僕のことを大切に思ってくれているのだと感じたこの日
まだ始まったばかりの誕生日なのに
もう泣きそうな気持ちだった
ガチャッ
「あるぅとくん、おつかれ」
「……うん、」
「どーした?」
僕の涙でうるうるした目を見て
心配そうにこちらを見つめてくる
「んー、、なんか嬉しくなっちゃってw」
と笑って誤魔化す
「……ふーん、」
低い声で相槌をうったころちゃん
そして
「じゃ、やろ」
「……へっ、/」
「言ったでしょ?続きは後でって、」
「言ったけど……/」
「冗談なんかじゃないから、やるよ」
「ふぅッ、/」
「ごめん、大丈夫、、?」
「んッ…/」
事後、頭を撫でながら心配してくれるころちゃん
ころちゃんはその後立ち上がって
下にちらばっている服を取り僕に渡してくれた
「はい、風邪ひくよ」
「うん、」
でも、なんだか寂しくて服なんか着たくなかった
ズボンをはいたころちゃんの背中に抱きつく
「わっ、、るぅとくん?」
「……もうちょっと、、このままがいい…//」
「なにそれw」
と笑われる
「別にっ、、/」プイッ
からかわれて、少し恥ずかしくなり
ころちゃんから離れて服を手に取る
「あぁw拗ねないで…w」
「拗ねてないし、」
「ぎゅーして、」
「はいはい」
「もっと強くっ!」
暖かい胸に顔を埋める
ころちゃんの心臓の音が聞こえ
そばに居るのが実感できる
ころんside
「ころちゃん」
「んー?」
裸のまま布団に入り
ハグをして寝ようとしていた時にるぅとくんが話しかけてきた
「ころちゃん、ありがと」
「ぇ、なになにw」
「……ころちゃんがいてくれて良かった、」
声が震えている気がして顔をのぞき込む
「ッ……」ポロポロ
「ぇ、るぅとく、、、どーしたの、?」
「ごめッ、なさっ、、」ポロポロ
突然泣き出して謝られる
「謝ることなんてないから、るぅちゃんは何も悪くないよ」
「…..大好きっ、」ポロポロ
「ぇ、/」
「そういうこと突然言われると、/」
「ふふっ、w」ポロポロ
ちゅっ
「僕も大好きだよ、」
「うんっ、」ポロポロ
Happy birthday