組織地下牢の地下。 加内。
「、、大丈夫??」そう俺は千秋さんに言われた。「え、あ、いや、、少し最近気持ちが何だか晴れなくて、、」俺は千秋さんにそう言った。「あー、何だかそういう日ってありますよね」「ですよね〜、、何か、、ずっと大切な何かを忘れてる気分で、、」「、、、、」
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flower cafe。 小我太。
「、、風磨〜、コーヒーどうぞ〜」俺は机にマグカップを置いた。「ん、あ、サンキュ〜」「休みなのに仕事って、、大変だね」「ハハ、でも今日は千鶴達いなくて静かだな〜」「好橆帰さんも道端さんの所飲みに行ったしね」お客さんもそんなに来ないな、、寒いからか、、すると、店のドアが開いた。「、、??ん、いらっしゃいませ〜、、あ」そこには組織の服を着、身長が2mぐらいあり、この前より目の隈が薄くなった人がいた。「お久しぶりです〜」俺はそう言った。「、、お久しぶりです、、あの、会わせたい人がいて」「、、??ハイ??」何だ??急に、、「、、??」俺は男性の後ろにしがみついている人影に気づいた。「、、え、あ」嘘、、「、、お、お久しぶり〜、、です、、」そこには8年前とは変わらなく、左目に眼帯を付けた狂唖がいた。「、、き、狂唖??」「え」すると風磨が俺の後ろに来た。「あ、、小我太に身長負けてる、、」「、、本当だ、、狂唖の方が小さい」俺はそう狂唖を見た。「、、狂唖また痩せた??」「ちょっと、、」「目どうしたの、、」「色々あって、、」「、、もしかして、、」、、この人(墻音)が言ってた上司って、、「、、ハハ、、そういうことか、、」「、、??小我太??」「、、お帰り、狂唖、、」「、、、、」俺がそう言うと狂唖は俺に目を出せ、目を丸くしていた。「、、ハハ、、ただいま、、」
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数分後。
「え、この人が墻音!?」風磨はそう墻音君を指差した。「ハイ、、8年前はお世話になりました」「育ち過ぎじゃね??狂唖さんよ」「アハハ、、」「何笑ってんだお前」狂唖は風磨から目を逸らした。「、、、、」、、狂唖、、左目どうしたんだろ、、「狂唖、今日どうしたの??ご飯食べに来たの??」俺はそう狂唖に聞いた。「え、あ〜、、お話を、、」「話、、??」、、あ、、もしかして加四六の話か、、「、、加四六の記憶を取り戻したい、、梵の暴走を止めたい」狂唖はそう言い、俺の目を見た。「、、加四六って、、今組織の幹部してるよね」「まぁ、、」、、記憶を取り戻すって、、梵の能魔を解くって事だよな、、すると「、、別にいい」「、、??」「、、??風磨??」「勝手に記憶操られて、のうのうと生きてる奴なんて知らない」風磨はそう狂唖に突きつけた。「、、!?ハァ、何それ」狂唖は風磨にそう言った。「そのままだろ、加四六の事はもう知らない、お前らに任せる」「、、加四六の記憶を取り戻さなくていいって事、、」「そういう事、、組織と関わるつもりはない、、話はもう終わりもう帰れ」そう風磨は席を立ち店の外に出た。
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数分後。
「小我太、何アイツ!?」狂唖はそう怒鳴った。「ハハ、、怒っちゃったな〜、、」「狂唖さん、口に食べ物付いてますよ」墻音君はそうティッシュを狂唖に渡した。「、、ありがとう、、意味がわからん、、加四六と風磨ってそんなに友達じゃなかったのか、、」「、、違うんだよ、、」「、、??」「風磨はこれ以上俺や優達を傷つけたくないんだ、、本人がそう言ってた、、組織には勝てない、俺達はもう組織に負けたって」「、、小我太はそれで納得してるの、、」「、、まぁ、、みんなを傷つけたくないのは俺も一緒だし、、今日は来てくれてありがとう、、ご飯食べにまた来て」俺はそう狂唖に笑いかけた。