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月に一度の全校集会
僕達E組にとっては気が重たくなるイベント
シオタ君に目を向けると絡まれていた
集会が始まり校長が話し出す
校長「【…要するに君達は全国から選りすぐられたエリートです
この校長が保証します…が,慢心は大敵です
油断してると…どうしようもない誰かさん達みたいになっちゃいますよ】」
その言葉にE組以外は笑う
校長「【こら君達笑いすぎ!!校長先生も言いすぎました】」
云い過ぎたと分かっているなら辞めなよ
アカバネ君はサボり
素行不良だし痛くも痒くも無いよね,なんて僕が思っているとイェラビッチ先生と殺せんせーを除いた先生達が入って来た
モブ「…誰だあの先生?」
モブ「シュッとしててカッコいい〜」
烏間「E組の(表向き)担任の烏間です
こちらは(表向き)副担任のオリバー・エバンスです」
オリバー「別校舎なのでこの場を借りてご挨拶をと思いまして」
モブ先生「あ…はい,よろしく」
________「やっぱりお兄様はカッコいいなあ!昔からわたくしの憧れです!」
…………?今のは誰の記憶だろう
________ベリアン「お嬢様が気にする必要はありませんよ
きっと疲れているんですよ」
そう…なのかな
「烏間先生〜オリバー先生〜」
倉橋「ナイフケースデコってみたよ」
中村「かわいーっしょ」
クラハシちゃんとナカムラちゃんは2人に可愛くデコられたナイフケースを見せた
烏間「………ッかわいいが“ここで”出すな!!」
オリバー「他のクラスには秘密なんですよ
だから速く仕舞いなさい」
ルカ「も〜,駄目だよ2人ともっ」
お兄様……お兄様……
僕には,10歳までの記憶がない
気付いたら,デビルスパレスに居てお嬢様と呼ばれていた
僕は,わたくしは,一体何者なの?
________ルカス「お嬢様?今は集会中ですよ♪ ほら,集中集中♪」
ルカスがソッと脳裏に優しく話しかけてわたくしはハッとした
いやわたくし!?僕のキャラじゃない!キャラじゃ…ない…のに……なんか変な感じ
モブ「…なんか仲良さそー」
モブ「いいなぁー
うちのクラス先生も男子もブサメンしかいないのに」
本当の事だけどすっごい酷い事言いますよね
次にイェラビッチ先生が入って来た
モブ「ちょっ…なんだあのものすごい体の外人は!?」
モブ「あいつもE組の先生なの?」
先生に彼奴呼ばわりは無いでしょう?
烏間「何しに来たイリーナ!?」
イリーナ「うるさいわね。次の“計画”への情報収集よ
渚,あのタコの弱点全部手帳に記してたらしいじゃない
その手帳おねーさんに貸しなさいよ」
渚「えっ…いや,役立つ弱点はもう全部話したよ」
イリーナ「そんな事言って肝心なとこ隠す気でしょ」
渚「いやだから…」
イェラビッチ先生はシオタ君を自分の胸に押し付ける
イリーナ「いーから出せってばこのガキ窒息させるわよ!!」
渚「苦しっ…胸はやめてよビッチ先生!!」
モブ「なんなんだあいつら…」
モブ「エンドのE組の分際でいい思いしやがって」
おや?わたくし達のプリントがない様ですが…
……あれ,またわたくし…!?それになんかさっきから口調丁寧になって…!?
「【…はいっ今皆さんに配ったプリントが生徒会行事の詳細です】」
杉野「え?」
岡島「え…何?俺等の分は?」
オカジマ君は後ろに居るオカノちゃんに聞いたけどオカノちゃんは首を横に振る
磯貝「…すいませんE組の分まだなんですが」
多分モブ「【え無い?おかしーな…
ごめんなさーい,3-Eの分忘れたみたい
すいませんけど全部記憶して帰って下さーい】」
またE組以外が笑う
わたくしは怒りで目の前が真っ赤に去りそうだった
イリーナ「…なによこれ陰湿ねぇ」
オリバー「ええ,本当に……」
アルバーン「テツ達はいつもこんな侮辱を…!」
アルバーン先生がそう云ったと同時に横から風の切る音がした
急いで其れを取ると其れはプリントだった
殺せんせー「磯貝君問題無いようですねぇ
“手書きの”コピーが全員分あるようですし」
え”!?殺せんせー!?
磯貝「……はい
あ,プリントあるんで続けて下さーい」
多分モブ「【え?あ…うそなんで!?誰だよ笑い所つぶした奴!!
あ…いやゴホン,では続けます】」
『夜道に気をつけな…』
みさき「わー!落ち着いてアイ!」
拳を握っているわたくしを慌ててみさきが止めた
モブ「…あれ…あんな先生さっきまでいたか?」
モブ「妙にデカイし関節が曖昧だぞ」
いや普通に怪しまれてるんじゃないですか!
そして普通にイェラビッチ先生暗殺仕掛けないでくださいよ!
モブ「しかも隣の先生にちょっかい出されてるなんか刺してねーか?」
あ,ルカ先生に連れて行かれた
モブ「…女の先生がつれてかれた…わけわからん」
『ふふ,しょうがないですねえイェラビッチ先生は』
わたくし達は笑い合った