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いちご大福(不定期投稿)
これは、数年後の物語。
劇的にアンチが増え、炎上もちらほら。
メンバーも休むことが少し。
そんな中、精一杯頑張ってくれたのが、
おんりーだった。
「こんなの、気にしなくて良いですからね」
声をかけたり、
出来るだけ、沢山動画に出て
休まないようにしたり。
メンバーも、おんりーの頑張りは
知っていた。
それでも、おんりーの努力は、
すべてチリへと消えていった。
数年後の未来は、変わらなかった。
いや、
変わることはなかった。
そして、これが数年後のドズル社。
ドズル、ぼんじゅうる、おらふくん、おおはらmen。
この四人は、いわば病み状態。
その四人を、一生懸命お世話してたのが、
前と同様おんりーだった。
朝。
リビングに人影が一つ。
おんりーだ。
他のメンバーは、起きていても
リビングには来ない。
ほぼ部屋にこもりっきりだ。
いつも、おんりーがご飯を作って
みんなに持っていく。
今日もご飯が完成した。
あとは届けにいくだけ。
まずはドズルさん。
ドアをノックする。
帰ってくるのは返事だけ。
「今日もありがとう
そこ置いといて」
とりあえず、ドズルさんは食べてくれる。
次は、ぼんさん。
ドアをノックする。
「ありがとう」
多分、ぼんさんも
前に置いておいたら良いだろう。
ぼんさんも、しっかり食べてくれる。
次、おらふくん。
ドアをノックする。
おらふくんは、ドアを開けてくれる。
「今日もありがとな」
でも、渡したらすぐに閉めちゃう。
最後は、おおはらmen。
ドアをノックする。
こちらもおらふくん同様、
ドアを開けてくれる。
「…、ありがとな、」
会話はしない。
ただそばにいるだけ。
それだけでも、安心感を
持ってくれれば良い。
こんなことを、
みんなの様子を見ながら
繰り返すだけだった。
ドズル視点
朝になった。
いつも来るおんりーの姿がない。
7時にはノックしてくるはずなのに。
寝坊の可能性もある。
もう少し待ってみよう。
ーーーーーーーーーーーーーー
現在時刻、10時。
おんりーの部屋からは、何も聞こえない。
僕だって、少しは心配だ。
勇気を持って、出てみる。
”捨てられたかも”
そんな考えが、頭をよぎった。
それでも、僕は信じる。
おんりーだけは。
ドアを開けてみた。
久々だから、重く感じる。
おんりーの部屋。
一度ノックして、開けてみる。
中には、誰もいなかった。
綺麗に畳まれた布団、
片付けられた部屋。
僕とは大違いだ。
どんな感じか忘れるくらい久しぶりに、
リビングに降りてみた。
下にも、姿はない。
何処を探しても、おんりーはいなかった。
すると、机の上にひときれの紙。
「ごめんね
もう
消えたい」
「っ…、!」
紙には、たった10文字。
だけど、おんりーの今までの
思いが、すべて込められてる気がした。
みんなに知らせよう。
顔を会わせるのは、
いつぶりかわからない。
だけど、
みんなきっと、
協力してくれる、と思う。
コメント
2件
おんりーチャン1番平気そうに見せといて1番しんどかったのかな… 続き待ってます!