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赫「っし.ᐟ.ᐟ」ガッツポーズ
「1位は、𓏸𓏸学校1年生暇、赫さんです.ᐟ」
初めて弓道の大会を見に来た。友達に連れられて、なんの気なしに見に来た弓道の大会。
それがきっかけで、こさめの人生は大きく変わる
瑞「お母さん~.ᐟ.ᐟ」
母「なに~.ᐣそんな急いで帰ってきて、笑」
瑞「こさめ.ᐟ志望校変える.ᐟ」
母「え.ᐣ.ᐟ.ᐟちょっと待って.ᐟなんで今更.ᐟ」
今は中3で1番大事な夏休みの時期。
こさめはそんな時に高校を変える決断をした
瑞「こさめは𓏸𓏸高校に行く.ᐟ」
母「そこめっちゃ偏差値高いところじゃない.ᐟ今更絶対大変よ.ᐣ.ᐟ」
ゞ「酷なことを言うけど、こさめの今の学力じゃ到底、」
瑞「こさめは絶っっ対そこ行く.ᐟ.ᐟ」
急遽三者面談が始まった。こさめの進路を変えるからだ
先生「流石にきついと、、」
瑞「こさめ変えないもん.ᐟここ行くもん.ᐟ」
母「どうしたの急に、」
瑞「こさめ弓道部はいる.ᐟ」
母「ええ.ᐣ、高校は自分の偏差値のあったとこにして、部活はやらずにのんびり過ごすって言ってたじゃない.ᐟ」
瑞「こさめ絶対ここ行くもん.ᐟ」
母「こさめ、.ᐣそろヾ寝なさい、.ᐣ体に悪いわよ、.ᐣ」
瑞「ううん、もう少し頑張る.ᐟ笑、」
受験当日、こさめは試験すら受けられなかった
試験当日は雨で、視界が悪かった
更にこさめは朝から体調が悪く、周りを見ていなかった
こさめは、
事故にあってしまった
お母さんの言うことを聞いて、しっかり眠っていれば、周りを見ていれば、今日が雨じゃなければ、
色んな思いが頭をよぎった
今更変わることはないのに
瑞「悔しいっヾッ」泣
ゞ「なんでっヾっ」泣
ゞ「あんなに頑張ったのにッ合格ラインだって超えたのにッ」泣
滑り止めの気持ちで受けていた、一つ下のランクの学校には受かっていた
そこも少し弓道が強いところだった
こさめはその学校に行くことが決定した
今日は入学式、行きたかったなあ。𓏸𓏸高校にっ、行きたかったなあ、
翠「こんにちは.ᐟ君も1年生.ᐣ」
瑞「.ᐟこんにちは.ᐟうん.ᐟ」
教室で話しかけてくれた隣の席の緑髪の男の子
名前は 緑 翠 と言うらしい
瑞「ここ第1志望.ᐣ」
翠「う~んと、笑𓏸𓏸高校に、行きたかったんだよね、笑」
そう語るすちくんの目にはうっすらと涙が浮かんでいた。彼も悲しい思いをした仲間だ
瑞「.ᐟ.ᐟ.ᐟこさめも.ᐟ.ᐟ」
瑞「へ~、」
すちくんもこさめと同じで当日の体調不良で受けられなかったらしい
瑞「すちくんは、なんでそこに行きたかったん.ᐣ、笑」
翠「弓道部に、入りたかったの、笑」
瑞「なんで、.ᐣ笑」
翠「憧れの人がいて、笑」
ああ、この人もこさめの行きたかった理由の人に心を動かされたんだ。
なんか、悔しいな、
相手はこさめの名前も、顔も知らないのに、こさめは勝手にすちくんに嫉妬している
瑞「へ~、こさめと一緒だ、笑」
翠「その人は大会のとき2年生で、初戦敗退しちゃって、笑」
こさめの思ってた人とは違う
瑞「こさめはね~、その時1年生の、なつっ、名前だったかな、.ᐣその人に心動かされたの、笑」
翠「俺たち、似た者同士だね笑」
すっちーもこさめも弓道部へ入部した
思ってたよりも弓道部は大変で、疲れた
けど、あの人に会えることを信じて、こさめはただひたすら練習した。
「こさめ、成績いいな」
「次の大会でようか 」
「すちもでよう」
瑞「.ᐟお願いします.ᐟ.ᐟ.ᐟ」
今回の大会は、学年別だった
前回のは、全学年共通だった
今年は、風邪が流行している関係で、少し短めに終わらせるため、学年別になった
今年だけ、今年だけ学年別。
こさめはどんだけ運が悪いんだよ、笑
翠「こさめちゃんっ、」泣
瑞「ッ」
すっちーの憧れの人は今年で3年、卒業してしまう
こさめよりも運がないのはすっちのー方やったな、
翠「こさめちやぁぁぁぁあん.ᐟ」
瑞「うわあ.ᐟ何.ᐟ.ᐣすっちー.ᐟ」
翠「あんねヾ.ᐟ先輩留年したらしい.ᐟ」
瑞「それは~、嬉しいのか、.ᐣw」
翠「ん~゛、ギリ、.ᐣ笑」
瑞「ま.ᐟ会えるじゃん.ᐟ来年は絶対先輩たちと当たりたいね、」
翠「うん.ᐟ.ᐟ」
瑞「すっちー、準備万端.ᐣ笑」
翠「もちろん.ᐟ.ᐟ」
瑞「優勝目指して~.ᐟ」
翠「おお~.ᐟ.ᐟ」
瑞「2人とも引退しちゃうもんね、」
翠「だから絶対頑張ろ.ᐟアピールしよ.ᐟ」
次はこさめの番、試合相手だれや~.ᐣ
あ~△△高校か、
瑞「しっ、」
翠「こさめちゃん~.ᐟ」
瑞「あ.ᐟすっち~.ᐟ」
翠「凄かったよぉ.ᐟこれで次進めるね.ᐟ」
瑞「すっちーも凄かったじゃん.ᐟ」
ゞ「そろヾ当たるはず、」
翠「うん、.ᐟ」
やっぱ凄いなあ、笑
こさめとはまるで違うや、笑
なつくん、絶対にたたかってみせるからね、
(時間差あり)
??「𓏸𓏸.ᐟ」
?「ん.ᐣどしたん.ᐣ」
??「あの子すごくない.ᐣ.ᐟ」
?「んまあ、確かに凄いけど、俺はあいつの方がすごいと思うけどな.ᐣ笑」
??「あの子ってさ、前𓏸𓏸の試合みにきてなかった、.ᐣ去年も1年の部で出場してた気がする」
?「知ってる。」
ゞ「確か名前は_____。」
ゞ「俺の1年の大会の時に、めっちゃ笑顔で見てくれてた子だから、よく覚えてる、」
??「𓏸𓏸がそんなこと言うなんて珍しいね.ᐣ笑」
ゞ「何~.ᐣその子興味でもあるん.ᐣ笑」
?「この学校来てくれればなあ、」
次はなつくんとの試合、相手はこさめのことなんか知らんやろうけど、笑
大丈夫、いつも通りやれば、大丈夫、
すご、ほぼど真ん中や、
よし、今んとこ調子いい.ᐟ
こんな間近で見られて、ほんま嬉しいわ、笑
別のタイミング
翠「ぁッあの.ᐟ」
黈「ん.ᐣ」
翠「俺っ貴方に憧れて弓道初めてッ.ᐟ」
黈「あ.ᐟすちくん、よな、.ᐣ」
翠「へっッ⸝⸝」
黈「去年も見てくれてたよな.ᐟ.ᐣ笑」
ゞ「フォーム綺麗やったし、めっちゃ印象残っとるわ笑」
翠「俺っほんとはみことさんと同じ𓏸𓏸高校に行きたくて、笑」
黈「、落ちちゃったん、.ᐣ」
翠「いや、体調不良で受けられなくて、笑」
黈「それは災難やったな、」
ゞ「けど、試合では手加減せえへんで.ᐣ笑」指指
翠「はい.ᐟもちろんです.ᐟ」ニコ
黈「.ᐟ.ᐟ、笑、」
ゞ「お互いに、ベスト尽くそな.ᐣ笑」頭撫
翠「はいっ.ᐟ」涙目
…………なっちゃんも、すちくんみたいに、あの子に声かけられたらええんやけど、
あんなになっちゃんが他人に興味示すの、珍しいからなあ、笑
さあ~て、笑
どっちが勝つかな.ᐣ笑
「ここにて同点で、時間が伸びるのを想定されるので、1度休憩を取らせていただきます」
「選手も来てくださっている方も、各自、水分補給等をしてください。」
「予定時刻は𓏸𓏸分後の𓏸𓏸時を予定しております。 」
瑞「ぅぁ゛~、つっかれたぁ、」
翠「すごい.ᐟここまで同点じゃん.ᐟ」
瑞「すっちーはどお.ᐣ」
ゞ「話しかけにいくとか言っとったけど、行けた.ᐣ」
翠「それがね.ᐟ.ᐟ.ᐟ」
瑞「よかったやん.ᐟ.ᐟ」
ゞ「こさめも最後ぐらい、顔覚えてもらえるかな~、笑」
「対象選手は𓏸𓏸ホームに集まってください」
「繰り返します。対象選手は𓏸𓏸ホームに集まってください」
瑞「あ、こさめ行ってくるね笑」
翠「行ってらっしゃい.ᐟ笑」
すちくんの試合は、こさめが試合をしている途中で始まる
だからこさめはきっとすちくんの試合を見れない、
見たかったなあ、
瑞「ふぅ~っ、よしっ、」
色んな考えが頭をよぎった
勝ちたい
勝たせたい
負けたくない
最後の試合ぐらい、活躍させたい
こさめはもう1年ある。けど、なつくんは今年で終わり、引退試合、
勝たせてあげたいなぁ、
ま、普通にしてたら、こさめが負けるっしょ、笑
赫「よろしく、」
瑞「よろしくお願いします笑、」
ここは始まる前の控え室
2人きりで5分ほどここで待つことになった
赫「あのさ、」
瑞「はい、.ᐣ」
赫「遠慮、しなくていいから」
瑞「………なんで分かったんですか、.ᐣ笑 」
何故かこの人には見透かされてた、なんでだろう笑
赫「プレースタイル、遠慮がちだった、笑分かるよ、笑見てたもん、笑」
瑞「.ᐟ」
ゞ「貴方に憧れて始めたんです、弓道」
ゞ「残念ながら同じ高校には行けなかったんですけど、笑」
赫「、落ちたのか、.ᐣ」
瑞「……受けられませんでした、笑」
赫「体調不良、.ᐣ」
瑞「それもありますね、笑体調不良のまま試験会場向かったら、轢かれました笑」
ゞ「俺、不運なんで、笑」
赫「………ッ」
ゞ「でも、覚えてるよ」
瑞「、.ᐣ」
赫「俺の最初の試合、見に来てくれてたろ.ᐣ」
ゞ「去年も1年の部で試合出てたし、」
瑞「知ってたんですか、.ᐣ」
赫「最初の俺の試合、文句ばっか言われたんだよ、」
ゞ「すれ違う人達に、」
ゞ「まだ1年なのに優勝するなんて、3年は引退なのにって、笑」
ゞ「多分、1年の癖に優勝なんかすんな、3年に譲れとでも言ってるだろうな笑」
ゞ「けど、こさめは、目光らせて、すんごい嬉しそうに、楽しそうに見てくれてたろ.ᐣ」頭撫
ゞ「俺、嬉しかったんだよ、めっちゃ、笑 」
瑞「、嬉しいです、笑」
ゞ「けど、絶対に、こさめはなつくんには勝てないと思います笑、」
ゞ「まだ実力が、そこまで、ないので、笑」
赫「んじゃあ、あと1年で、俺を越えられるぐらいになれ。 」
ゞ「こさめ、お前は努力できる。」
ゞ「絶対に上手くなれる、弓道をやめちゃダメだ。絶対に、」
瑞「こさめ、頑張ります笑.ᐟ」
最初はずっと同点だった。
しかし、途中。
なつくんの調子が悪くなった。明らかに、上手くいかないだけじゃなかった。なにかおかしかった
瑞「っ、.ᐣ」
赫「はぁッはぁッ、」
なつくんの息が尋常じゃないぐらいに上がってる、どうしたんだろ、
そういえばさっき、、
赫「ッ」フラッ
瑞「.ᐣ.ᐟ大丈夫.ᐣ.ᐟ」
赫「あ、ああ、ただの立ちくらみだよ、笑」
あの一瞬、少しなつくんの肌にふれただけだけど、凄く、体が熱い気がした。
あれは気の所為じゃなかったんだ
こさめと同じで不運に当たっちゃったなつくん
不運だけで、負けちゃうの、悔しいよな、
………….ᐟそうだっ、
「おおっとどうしたなつ選手こさめ選手.ᐟ」
「急に調子が悪くなったぞ.ᐟ.ᐣ」
赫「こ、さめ、.ᐣ」
なんで、こさめは体調が悪いはずじゃないのにっ、
少しみえたこさめの目、謎のやる気に満ち溢れていた
先行は俺だった。俺が低い点をとると、こさめは更に低い点をとった
ドンピシャで俺より低い点を取ったのだ
これは、調子が悪いなどではない、意図的に点数の低いまとを狙っている
まさかこさめ、俺を勝たせるために、.ᐣ
「この試合、優勝は夏選手です.ᐟ」
この会場の試合は優勝が2人になる。
試合が2個に別れているのだ。
こさめのいるこの試合の優勝者はなつくん、
すっちーのいる試合の優勝者はみことくんで終わった。
赫「こさめ.ᐟお前なんでッ.ᐟ」
瑞「え.ᐣ笑何がですか.ᐣ笑」
何故とぼける、理由はひとつしかないのにっ、
赫「こさめわざと点数低いの取ったろッ」
瑞「う~ん、笑1つ言えるのは、」
ゞ「こさめ、不運だから笑」
ゞ「急に調子悪くなっちゃったんですよね笑」
ゞ「運が悪いから仕方ない笑」
赫「ッ」
瑞「でしょ、なつくん.ᐣ笑」
ゞ「……納得してくれない感じ.ᐣ笑、」
赫「する訳ッ.ᐟ」
瑞「はあ、笑こさめの優しさやったんやけどな、笑」
ゞ「てか、こんな不運のせいで負けるなつくんなんか見たくあらへんし、」
ゞ「その不運のおかげで勝ちたくなんかないもん」
ゞ「これはこさめが決めたことだから笑、」
ゞ「なつくんはそんな気重くせんといて、.ᐣ笑」
赫「ずるいよッずるいッ」ポロ
その後表彰式が終わり、あとはバスや新幹線、ホテルでみんなが帰ったりするだけ
赫「こさめっ、帰るまで、まだ時間ある、.ᐣ」
瑞「.ᐣうん.ᐟ」
翠「頑張ってね、笑」ボソ
瑞「うんっ、.ᐟすっちーも、みこちゃんに思い伝えてな、.ᐣ」ボソ
翠「分かってる笑」ボソ
赫「こさめっ、好きです。」
ゞ「こんな俺で良かったら、付き合ってくれませんかっ、.ᐣ」
瑞「ふふっ、笑もちろんっ.ᐟ.ᐟ」
ギュッ
瑞「大好きだよッなつくんっ.ᐟ」
こんな不運な俺でも、幸せになれそうです笑
頑張って良かった、笑
すちくんも無事に、みことくんと付き合えたらしいです笑笑
自分の誕生日ぐらい、意味不明なおかしいやつ投稿しても許されますよね笑.ᐣ