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るにゃ
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#イラスト部屋
金欠オタク
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8月15日を「」回も
自然の敵P
カゲロウデイズ
【第一日目・夏が嫌いな君】
8月15日の午後12時半くらいのこと。天気はこの上無い晴天。
近所の公園で君、「翅」とタメっていた。
「犬は吸うもの嗅ぐもの食べるもの」
「食べるなっ!(笑)」
犬を撫でながら君はのんびりと遠くを見ていた。
「けどまぁ、夏は嫌いかな」
「…そっか」
君はそう口を開くと腕の中にいた柴犬が道路へかけて行った
「危ないっ!」
「待って!」
いつの間にか君は腕の中に犬を抱えていた。
風のようだった。
君と同じ通りにトラックが突っ込んで行った。
腐敗臭が漂い、蝉が唄う1秒はこれまで以上に長い時間だった。
「嘘だろ…」
鮮血を被る俺の隣に
「嘘じゃ無いよ」と吠える犬がいた。
【第二日目・今日は帰ろうか】
8月14日の午前12時過ぎくらいを時計が指す。
昨日唄った蝉がまた唄っている。
昨日いた公園とまた君とタメっていた。
脳内に流れ込むのは自分の否定したい声
「でもさぁ、少し不思議だなぁ」
同じ公園で昨日見た嘘を思い出した
君は
「もう今日は帰ろうか」
と声を上げた。
道に抜けると改装中のビルが建っている。
道にいた人はみんな僕らの少し上、大人になった僕たちを見ているようであった。
改装中のビルから音がして、鉄柱が落ちてきた。
また君が死んだ
「物は重力に逆らえない。」
まさにこの運命から逆らえないかのように。
甲高い悲鳴の中には風鈴の音が少し混じっていた。
昨日、翅が撫でていた犬が近づき、夢じゃ無いことを証明していた。
【第n日目・繰り返した夏の日の向こう】
何日、何週、何ヶ月、何年、何十年。
君が死ぬ運命を繰り返した。
その代わりに見た物は毎回嘘じゃ無いことを証明して、日常を奪い去ってく犬。
こんなラノベみたいな話なら結末は一つだけ。
8月15日を「」回も繰り返した向こうーーーーー
翅を押し除け犬にしがみつき飛び込んだ、その刹那、トラックが轟音混じりに突っ込んで来る。
犬が顔を見たから俺は
「ザマァ見ろよ」
って笑い返してやった。
この日と何十年も戦ってきた夏休みがひと段落ついた
【第?日目・?????】
また起きた、昨日もあいつを、
弥を守れなかったなぁ。
どこぞの犬を撫でながら君は言う
カゲロウデイズ・終
コメント
1件
読み終わりました…。カゲロウデイズ、ちゃんと8月15日に投稿してくれたんですね。タイムループの切なさがぎゅっと詰まってて、特に「ザマァ見ろよ」って笑って飛び込むラスト、胸が締め付けられました。繰り返しの中で翅が強くなっていく感じが好きです。Rumorsさんの言葉選び、すごく丁寧で雰囲気があって、引き込まれました。また次の作品も読ませてくださいね🌙