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自己紹介!
多喜(たき) 亜紗也(あさや)
「 」←多喜 『 』←亜紗也(監督)
もしかすると別の人も?
「準備お願いしまーす」
「はーい」
がやがやとした撮影場所では月9ドラマの撮影が行われていた。今話題の恋愛小説をテーマにしていて、俺はその負けヒーローだった。5年やっていてやっと、いい評価を受け今では人気の俳優となった。
そして、それを支えてくれたのは
ピロンッ 「サプライズ楽しみにして待ってるからね!笑 」
亜紗也だった。ふっと笑みが溢れ、これまでの疲れが消えていった。
「俺じゃダメなの?」
「あいつより良いとこあるじゃん」
『はい!カット!』
カットが掛かり、皆んなすっと力を抜いていく。退勤で皆、また同じようにがやがやと賑やかになっていく。監督の意見を聞きたいため一歩、一歩と歩みよる。
「大丈夫ですか? 」
『うん大丈夫!今日は恋人の誕生日なんでしょ?楽しんできてね』
「そうなんです。実はプロポーズするんですよ。今日、!」
『え〜!そうなの?!頑張ってね!』
『ほら!早く帰んないと!家で待ってるよ笑』
「そうですね!では、失礼します」
ポッケから出てくる小さく大きいモノ。
気持ちを急かしてしまい、パコッと開けると、キラキラと光る美しいダイヤモンドの指輪が輝き続けている。落としたら、!と考えたら心配になり、すぐにバックにしまい込んだ。
ルンルンの気分に乗せて電車も動いている様だった。広告には自分が写っている。何度も見るけど慣れることができなく、少し照れ臭かった。
「次 は〜〜」疲れのせいか、うとうととしている体をぐいっと起き上がらせて駅をでる。人が多い時間帯に久しぶりに帰ることができ、なんとなく嬉しい気持ちになった。交差点を待っている間に、メッセージを送っとこうとスマホに手を伸ばす。タッタッタッとメッセージをリズムにのせ、打つ。
「もう帰ってきて|
と打つまえに、大きな悲鳴が聞こえた。周りを見渡すと交差点の方に小さな男の子がぽつんと居る。
信号は既に赤。このままでは轢かれるてしまうと考えてしまうと同時に体も動いていた。
キキーッ”!ドン”ッ!
視界が真っ赤に染まっていく。コロンッと転がってしまった指輪を身体を精一杯のばし、手で掴む。
あー、死にたくないな。と感じながら、意識は段々と遠のいていった。
次の話では亜紗也の気持ちを最初に書いていこうと思います!
趣味程度でこの話は書きますが、是非これからも見て欲しいです!ではバイバイ👋