お名前を借りているだけなのでご本人様とは関係ありません。またブックマークをして下さる方が居ましたら非公開でお願い致します。
私の妄想の詰まった物になる為誰の地雷の配慮もしていない為少し読んでダメだと思った方はすぐに引き返してください。
会話「〜」
心の中『〜』
無線《〜》
電話〈〜〉
では続きをどうぞ
救急隊に兄弟だとバレた3人は特に今までと変わる事なく過ごしていた。
少し変わった事と言えば、救急隊の前だと青井の呼び方が
らだ兄になった事だ。
そんな3人はいつも病院に来ている青井、伊藤と言い合い特に伊藤との言い合いをしているがみとも救急隊の皆んなも慣れたもんで微笑ましくそのやり取りを見ている。
そんなある日
チルだった為病院に来てた青井、伊藤に無線が入る。
《倉庫にて見た事ないギャングがいる!応援頼む!》
「ぺいん!」
「らだお!行くぞ!」
「がみともさん、事件起きたみたいだから俺ら行くね。」
「わかった!2人とも気をつけて!」
「「おう!」」
《事件起きたみたいです!がみとも陸行きます!》
《《了解!お願いします!》》
《鳥野、空行きます》
《《お願いします!》》
パトカーで現場まで向かう青井と伊藤
「らだお、今回どっちで行く?」
「んー警察署まで戻るのも大変だし、このまま陸やるわ」
「わかった!じゃあ無線入れるな!」
「うん、お願い。」
《伊藤、青井陸で戦うな!》
《お願いします!》
いつもはヘリの青井だが今回は建物内の上にヘリを飛ばせる警察が結構居た為、陸に行く事にした。
「着いた!!行くぞ!」
「はーい、」
現場に着いた2人はすぐに戦闘に参加した。
見たことの無い、ギャングというのもありかなり苦戦していた。ヘリから落とされる情報、自分の目を頼りに、敵を見つけてはダウンさせてをいく警察官達。
そんな中でも青井と伊藤は最前で戦っていた。
そしてもう1つこのギャングはロスサントスのギャングではなくしかも武器もロスサントスの物では無い様で、
怪我もすぐに治らない。
その瞬間
「ぺいん危ない!!」
そう言われた後誰かに覆い被さられ、発砲音がした。
「え!?なになに?らだお?」
そう、伊藤に覆い被さったのは青井だったのだ。
「ぺいん?怪我はない、、、?」
「俺は大丈夫だよ、でもらだおが!らだおが!」
「大丈夫、、俺も大丈夫だから、な?」
そう言うと青井は気を失ったみたいで動かなくなってしまった。
「らだお?らだお!!起きて!お願い、、らだ兄!!起きてよ!!」
そんな声が倉庫に響く、周りの困惑していた。
青井を打ったギャングはまだ倒れていなかった。そのまま伊藤にも近づき撃とうとした。
「「ぺいん(さん/先輩)!危ない!」」
近づくギャングに気づいた他の警察官が声を出したのだが
伊藤の様子がおかしい事に気づいた。
「よくも、、よくもらだ兄を!!絶対に許さない!」
そう言った伊藤は青井を撃ったギャングに向かっていった。
ギャングもそれにびっくりして銃を乱射したのだが伊藤はそれを全て避けて、殴りかかった。
そいつがダウンするとまた他のギャングに向かっていった。
そして必要以上に殴るのだった。
「ぺいんさん?もういいよ!もうダウンしてるから!!」
「ぺいん!もう終わりだ!全員ダウンしてる!全滅だ!!」
周りの声が聞こえていないのが伊藤はそれでも殴り続ける。
警察無線でもその状況が共有されていた。
それを聞いた鳥野は電話をしているがみともにも知らせた。
〈がみとも君、、〉
〈、、、?どうしたんですか?鳥野さん。〉
〈それがらだおが撃たれて気を失ったみたいだ。〉
〈え!?今回使われてる武器って、、、〉
〈そう、ロスサントスの物では無いみたいだ。〉
〈じゃあ!早く助けないと!でもまだギャングは制圧してないんですよね?〉
〈いや、それが制圧はしてるみたいなんやけど、、、〉
〈早く助けないと!!〉
〈待て!がみとも君!〉
〈何でですか!?早くらだ兄、、青井さんを助けないと!!〉
〈確かにそんなんやけど、、今ぺいん君が暴れてるみたいなんや。〉
〈え、、?伊藤くんが?〉
〈警察の情報では、撃たれそうになったぺいん君をらだおが助けたみたいで、、、〉
〈あーぺいんは今我を忘れている感じですね〉
〈そうや〉
〈なら、尚更行かないと、あいつを、、今ぺいんを戻せるのは俺だけなんで〉
〈待て、待つんだ。危険すぎる〉
〈鳥野さん、大丈夫ですよ!後輩を信じて下さい!鳥野さんはすぐに青井さんと伊藤くん、後他に酷い怪我をしている警察官をすぐに病院に連れて行けるようにしてて下さい。〉
〈、、、わかった。気をつけるんだよ。〉
〈はい!!〉
『特攻する前に病院にも伝えないと、《こちらがみとも、今回のギャングの武器ロスサントスの物では無いです。治療の準備をお願いします。重症者は鳥野さんがヘリで運んでいきます。》よし、これでおっけ』
《了解です!!》
がみともは返事が返ってきたのを聞いてから
倉庫の入り口に向かっていった。
着くと雷電から降り歩いて近づく、
「がみともさん!?危ないですよ!」
「がみちゃん!何でここに!?」
「ミンドリーさん、花ちゃん今どんな状況ですか?」
「、、、今は、暴れているぺいん君を止めているところです。
ギャングはダウンさせたんですけど、それでも手を止めないんです」
「さぶちゃん!危ない!!」
そんな声が聞こえた瞬間がみともは走り出した。
後ろから止める声が聞こえるががみともは気にせず2人の間に入り込んだ。
そして今にもさぶ郎に殴りかかろうとしている伊藤の手を止めた。
「伊藤くん、、、ぺいんもう大丈夫だ。終わったよ、、早くらだ兄を病院に連れてこ?もう戦わなくていいんだ。だから帰ってこい!ぺいん!!」
そう言いがみともは伊藤を抱きしめた。
「え、、がみとも、、、がみとも!」
「うん、うん、がみともだよ。ぺいんおかえり」
「ごめんごめん、、おれまた、あっ!らだ兄!!らだ兄が!」
「ぺいん大丈夫、まだ息はあるから大丈夫!俺ら救急隊に任せてよ!早くらだ兄連れてくよ!」
「うん、、、」
そして2人は青井の方に近づいた。その途中でさぶ郎を見かけたがみともが話しかけた。
「さぶちゃん、大丈夫?怖い思いさせてごめんね?もう大丈夫だよ。」
「うん、、!うん!さぶ郎は大丈夫!、がみともさんありがとう!」
さぶ郎は泣きそうな顔をしながら返事をし、伊藤に近づいた。
「ぺいん先輩?もう大丈夫?」
「さぶ郎、、おう!もう大丈夫だ!本当にごめんな、?」
「うん!大丈夫!」
そう言うとさぶ郎はミンドリーの方に走り出した。
「ぺいん、、もう少してさぶちゃんを殴る所だったんだよ。
後からマジで謝りなよ?」
「うん、、わかった。」
「よし!じゃあ行くぞ!」
青井をおぶり、ぺいんに肩を貸して鳥野のヘリに向かう。
「鳥野さーん!!」
「がみとも君!怪我はない?」
「はい!大丈夫です!青井さんと伊藤くんをお願いします!
他は重症者居ないです!他の怪我の方は俺の方で病院に連れてきます!」
「わかった。じゃあ2人ともヘリに乗せて。」
「はーい!ぺいん、らだ兄は絶対に助けるからね!」
「うん、、」
「じゃあ鳥野さんお願いします!」
「りょうかい!」
《がみともです。今、鳥野さんが青井さんと伊藤くんを連れてくのでお願いします!》
《《了解!》》
『これで大丈夫、よし!他の怪我してる人を探すか!』
「花ちゃん!ミンドリーさん!さぶちゃん!」
「「がみともさん!/がみちゃん!」」
「がみちゃん!何て無茶をするんだ!俺らでも止めれなかったんだよ?大怪我する所だったんだよ!」
「がみともさん、さぶ郎を助けてくれてありがとうございます。でも無茶しすぎです。」
「ごめんなさい。でもあーなった伊藤くんを止めれるのは俺だけなんで、、」
「がみともさんがぺいんさんを止めてる時さぶ郎近くにいたから分かるんだけど、【らだ兄】ってらだお先輩の事だよね?どう言う事?」
「あー、、、青井さんが起きてからでもいい?」
「わかった!いいよ!」
「ありがとう。3人は怪我してない?」
「戦った時に撃たれて怪我してる。」
「さぶ郎は大丈夫!!」
「俺も撃たれて怪我しました。」
「花ちゃんとミンドリーさんは病院行きますよ!さぶちゃんも一緒に行く?」
「うん!行く!」
「わかった!じゃあ雷電に乗って!」
4人は病院に向かった。
「がみとも、戻りました!」
「「おかえり!お疲れ様!」」
「花ちゃんとミンドリーさんが怪我してるのでお願いしてもいいですか?」
「了解です!」
「登くんありがとう、あと青井さんと伊藤くんってどこにいますか?」
「2人なら今治療が終わって入院病棟にいるわよ。がみとも君も行ってきなさい。」
「よつは先生ありがとうございます。」
2人のいる病室に向かった。
「らだ兄!ぺいん!、、、あっ鳥野さん、隊長、、ごめんなさい。」
「大丈夫だがみとも。対応お疲れ様。ぺいん君は疲れて寝ているだけ、らだお君は一命は取り留めたがいつ起きるか分からない状態だ。」
「そうなんですね。ありがとうございます、、、」
「がみとも君、本当に怪我ないんやな?」
「はい、それは大丈夫です!心配かけてごめんなさい。」
「まぁ俺も許可出したしな。こういう事良くあるのか?」
「いや、ここに来てからは初めてですね。」
「そうなんね。取り敢えず2人に着いててあげな」
「そうだな!何かあったらすぐに呼ぶんだぞ!」
「はい!ありがとうございます!」
そう言うと2人は病室から出ていった。
そして2人が眠る中がみともは安堵のため息をついた。
『はぁーマジで良かった、、、てか手痛いし』
青井の寝てるベットの横の椅子に座り手のひらを見てみると赤くなっていた。
『ぺいんの拳止めた時に痛めたのかぁこのぐらいなら大丈夫か、取り敢えず早く2人とも起きないかな』
気づいたらがみともも寝てしまっていた。
「、、が、、とも?がみとも!」
「ん、、?ぺいん、、、?おはよどした?」
「んーん、何もないけど、寝てたから」
「あー寂しかったのね笑」
「違う!!」
「笑笑」
「らだ兄いつ起きる?」
「んー分かんないんだよね、、長くはないと思うけど、」
「そうなんだ、、、ごめん。」
「ん?何が?」
「俺のせいでらだ兄が、、、」
「ぺいんのせいじゃないでしょ?襲ってきたギャングが悪いんだよ」
「でも、、、でも!俺が油断したせいで、、らだ兄が、、、」
「あーあー泣かないで、らだ兄が起きたら心配しちゃうよ?
泣かすために助けたんじゃない!ってね。
らだ兄は大丈夫だから俺達を置いて行かないからね?」
「うん、、、うん、、」
がみともに抱きつきながら泣き出してしまった伊藤を宥める。
『らだ兄早く起きて、、、』
そう思いながらがみともは青井の手を握った。
その時、微かに手を握り返される感覚がした。
「らだ兄?らだ兄!」
「がみともどうしたの?」
「手!握り返された!!」
「え!?本当!?」
「うん!らだ兄!起きて!」
2人で青井に声をかけていると
青井の目が開いた。
「、、ぺいん?がみとも、、?」
「うん!うん!らだ兄ぺいんだよ!」
がみともはすぐに無線を入れた。
《青井さんが目を覚ましました》
《了解!すぐに向かう!》
バタバタと病室に向かってくる足音がした。
「「らだお(くん)」」
「あっ隊長、鳥野さん」
「がみとも、連絡ありがとな。」
「いえ!」
「らだお体調はどうだ?」
「鳥ぎん、まあまあかなー撃たれた所が痛いぐらい」
「まぁだろうね、1、2週間は入院やね」
「えぇーそんなにー?」
「そらそうよ」
2人で軽い診察や会話などをしていた為
「鳥野さん、隊長。俺らロビーの方に居ますね!終わったらまた呼んでください。」
「わかった。」
がみともと伊藤は邪魔にならないように部屋から出てロビーの方に向かった。
2人は手を繋いだ。
「ね。らだ兄大丈夫だったでしょ?」
「うん、がみともの言う通りだったな。」
「でも本当に良かった。」
「うん。」
「がみー!らだお大丈夫だったか?」
「ザキさん。はい、さっき起きて今診察してもらって、、ま、、す。」
「がみー?どうした?」
「がみとも?」
事件対応で張っていた糸が切れたのか仮面をつけているのにも関わらず、分かるぐらい涙がぽろぽろと溢れてきた。
それに気づいた神崎はがみともの仮面をとった。
「ザキさん、、うわーん!!」
そう言うと本格的に泣き出してしまったがみとも、
驚きながらも抱きしめる神崎、隣で驚き固まってしまった伊藤。
「がみー大丈夫だよ。らだおは無事だ。がみーのおかげだよ。」
そう宥めながら背中を撫でた。
そんながみともを見ていた伊藤も青井が起きた事に実感が湧いたのか泣き出してしまった。
「ぺいんもか。」
そう言い神崎が後ろを向くと怪我を治してもらいその後残っていたミンドリーと目が合った。
それに気づいたミンドリーはしょうがないなぁと言うように近づき、神崎と同じ様に伊藤の仮面を外し、涙を拭いた。
「事情は良くわからないけど、らだお君が無事で良かったね。
ぺいん君も頑張ったもんね。」
抱きしめはしないものの頭を撫でた。
神崎とミンドリーに宥められた2人は、
「ザキさん、、抱っこ」
「えぇー?抱っこ?まぁ良いけど。」
抱っこを強請ったがみともに驚きながらも腕を広げる神崎
「おいで?」
「ありがとうございます」
お礼を言いながら抱っこをしにいったがみとも。
チラチラとミンドリーの方を見て
「手繋いで欲しい」
抱っこは恥ずかしかったのか手を繋いでほしいと強請る伊藤。
「いいよ。」
と言い手を差し出すミンドリー。
神崎はがみともを抱っこしたまま、ミンドリーと伊藤は手を繋いだままソファーに座った。
いつもの様に会話をしながら青井の診察が終わるのを待っていたのだが寝息が聞こえた為2人を見てみるとがみともと伊藤は疲れていたのか寝てしまった。
「2人とも寝ちゃったな。」
「ですね。多分安心と泣き疲れですね。」
「だな。」
「ねぇ、治?」
「よつはどうした?」
「がみとも君の右手の手のひらが赤いのだけれどもどうしたのかしら?」
「え?」
そう言われた神崎は抱っこをしてるがみともの手を見た。
そうすると腫れてはないものの真っ赤になっていた。
「何これ?さっきの事件対応では怪我はないって言ってたけど?」
怪我を見て困惑している神崎にミンドリーが
「もしかしたら、ぺいん君を止めた時に出来た怪我かもしれないです。」
「ぺいんを止めた?どう言う事だ?」
「らだお君がぺいん君を守って撃たれたんですけどそれでぺいん君が我を忘れて暴れ出したんですよ。その時に敵と味方の区別がつかなくなって止めようとしたさぶ郎を殴ろうとしてその時にがみともさんが止めに入ったんです。」
「そう言う事か、はぁー無茶するながみーは、、、
よつは、これ以上ひどくならない様にアイスパックで冷やしといてくれるか?」
「わかったわ。」
ミンドリーに事情を聞き、よつはにそうお願いをしていると、無線が入った。
《がみとも、らだお君の診察が終わったからもう戻ってきてもいいぞ。》
《あー守、がみー疲れちゃったみたいで寝てるみたいだ。声かけて起きたらそっちに向かうな。》
《わかった。》
「がみー?ぺいん?らだおの診察終わったって、病室行くか?」
2人に声をかけた。
「ん、、、ザキさん?」
「うん、そうだぞ、、らだおの病室行くか?」
「うん、、、いく、、」
「わかった。ぺいん?」
「んー、、ミンドリー?どしたのぉ?」
肩をトントンっとミンドリーが叩くと伊藤も起きた。
「らだお君の診察が終わったって行く?」
「うん、行く」
「よし、、行こうか」
そう言うと伊藤は手を繋いだまま、神崎はがみともを抱っこしたまま青井の病室に向かう事にした。
「守ー、らだおは大丈夫なのか?」
「あー治か、意識も安定してるし、怪我も銃で撃たれた所以外は軽傷だ。1、2週間の入院で大丈夫だろうってどういう状況だ?」
ミンドリーと手を繋いでいる伊藤、神崎に抱っこされているがみともを見た命田は説明を求めた。
「えーっと、ロビーに来た2人が泣き出しちゃって宥めてたらこうなった。」
「なるほど?まぁ良いや。」
そんな事を話していると
病室についた事に気づいた、がみともと伊藤はミンドリー、神崎から離れ、青井の居るベットに近寄った。
「らだ兄?」
「ん?ぺいんどうした?」
「ごめんね、俺のせいで、、、」
「何言ってるのー、ぺいんのせいじゃないよ、俺が勝手に動いただけだよ?」
「でも、、、」
「でもじゃない、、ぺいんに怪我なくて良かった。」
「、、っ、、、」
声は出さないが泣いてしまった伊藤の頭を撫で抱きしめた青井はがみともの方を見た。
「がみとも、、、頑張ったね。」
「うん、、うん、、、俺っ、、頑張ったよ、、、、?ぺいんを止めて、、らだ兄心配だったけど仕事優先だから、、他に現場に怪我した人いないか探したりしたの、、、」
「うん、すごいね、、偉かったよ、がみともぺいんを止めてくれてありがとう」
ぽろぽろとまた泣き出してしまったがみとも、頭を撫で抱きしめる青井。
そんなやり取りを命田、鳥野、神崎、ミンドリーは見ていた。
「やっぱりらだおには勝てないかぁー」
そんな事を言う神崎、
「でもらだお君以外にもがみともが泣ける所があるって事だろ?俺やぎんの前では泣かなかったんだ。」
「まぁね。救急隊にもそう言う場所はあった方がいいよな。」
「てか、がみとも君の右手どうしたん?」
「あー捻挫まではいかないんだけど手のひらが真っ赤になってたから冷やしてる。」
「えっ、、怪我ないって言っとったのに」
「がみー怪我した事気づいてないと思うぞ」
「ぺいん君を正気に戻す為に出来た怪我なんであまりがみともさんを怒らないであげて下さい。」
「そっか、、次は許さんからな、悪化したら大変やからな」
「そうだな!」
がみともと伊藤は落ち着いた様で
「あっ!ミンドリーさん達にバレたから話さないと!!」
「確かに、お前らドリーの前で普通に俺の事らだ兄って呼んでるよな。」
「マジじゃん!!」
「まぁその前にぺいんが暴走する前に呼んでたっぽいけどね。」
「うわぁマジかぁ」
「バレたもんはしょうがないね。どうせいつかバレるしねぇ
って事でドリー俺ら3人は血の繋がりはないけど兄弟なんだ」
「まぁそうだよね。」
「あれ?驚かないの?」
「あんなけ2人がらだお君の事を兄って呼んでたらわかるよね」
「それもそっか!」
そんな軽くて会話をしながら前に救急隊にも話した様に詳しく話した。
「そんな事が、、じゃあぺいん君の我を忘れて暴れるのもその時から?」
「だねーがみともが虐められてボロボロになってるのを見てなったのが初めてだね。あん時も大変だったんだよ。
全く俺の声に反応しないの他の止めようとした先生の声も
でも唯一反応したのががみともの声だったんだよね。
がみともがトリガーだったからだと思ったんだけど
今回もがみともの声で止まったの?」
「ん?今回はぺいんがさぶちゃんを殴りそうだったから
無理やり割り込んだ!」
「は!?」
「がみともごめん。」
「全然大丈夫だよー!大きな怪我もしてないし、そうでもしないと止まらなかったし!」
「はぁーまた無茶して、、」
「だって〜暴走してるぺいんがさぶちゃんを殴るより、俺のがいいでしょ?2人よりは弱いけど人並みに俺強いし!」
「そーだけどそーじゃないでしょ?もぉー!気をつけてよね!」
「はーい!ぺいんも気にしなくて良いからね?」
「でもがみともその手は俺のせいでしょ?」
「多分ねーでも捻挫してないし赤いだけだからすぐ治るよ!」
「うん、本当にごめんね?」
「もぉー!謝んないでよ!大丈夫!」
「わかった。ありがとう。」
「って感じです!ミンドリーさん!」
「取り敢えず兄弟って事はわかりました。この事は他の人にも共有して大丈夫ですか?」
「はい!大丈夫ですよ!気になってる方沢山いると思うので、」
「ありがとうございます。では俺はらだお君とぺいん君の無事を伝えに行くのと、3人の話をする為に1回本署に戻りますね。」
「はーい。ドリーありがとうー退院したら俺たちからも伝えるわ」
「ミンドリー!ありがとな!」
「じゃあお大事にね」
そう言うとミンドリーは病室を後にした。
「がみとも君1ついい?」
「はい?鳥野さんどうしたんですか?」
「俺が怪我ないかって聞いた時ないって言ってたけどその時からは手怪我してたのか?」
「多分?でも気づいたのは病室ついて隊長と鳥野さんが出てってからです。このくらいなら良いかなぁーって言わなかったんですけどいつも間にか治療されてました!」
「はぁー気づいた時点で言ってな?治が気づかんかったらそのままにしとったやろ」
「うっ!はぁーい、、ごめんなさい。」
「わかったんやったらいいよ」
「まぁ気づいたのは俺じゃなくてよつはだったけどな!」
「そうなんですね、よつは先生にお礼言わないと!」
「取り敢えず、らだお君は1、2週間入院だからな。ぺいん君も一応2、3日入院しとこうな。」
「「はぁーい」」
「がみともはその手が治るまで出勤するなよ」
「え!?そんな、たいちょ〜俺元気ですよ?」
「ダメだ!」
「えぇ〜、、じゃあらだ兄の病室には居ても良いですか?」
「それは全然良いぞ!」
「わぁ〜い!」
その後
伊藤は3日後、青井は1週間ちょっとで退院した。
退院した後、青井、伊藤、がみともの3人で警察署に行き、ミンドリーがある程度は説明をしていたが改めてきちんと3人で説明をする事にしたのだ。
ミンドリーが話していた事もありすぐに受け入れられた。
「だかららだお先輩とぺいん先輩はよく病院に行ってたんすね!」
「やっと理由が分かったね!」
などと話してた。
「やっぱり皆んな不思議に思ってたんだねー!まぁあんなに病院に来てたらそうだよねー!」
そんなこんなで公務員全員にバレた3人は
バレたからといって特に変わる事なく、みんなに温かい目で見られながらいつも通りに過ごしていく。
そして今日も
「がみともー!!」
「また来たのー?警察暇なの?」
「何でそんなこと言うんだよ!!来たって良いじゃん!」
「来すぎなんだよ、、」
「がみとも〜」
「あっ!らだ兄!!やっほー!!」
「今日は忙しい?」
「ううん!そんなに忙しくなかったよ!」
「何でらだ兄には嬉しそうなんだよ!」
「もぉーうるさいなーあっそうだ!俺、警察になるから!」
「「え!?」」
「「「え!?」」」
「ん?あっ、救急隊の皆んなに言うの忘れてた!隊長には言ったんだけど、、」
「待って待って!がみとも?それ本当に言ってるの!?」
「うん!」
「俺らも聞いてないんやけど?」
「俺も知らないですよ?」
「がみー!本当にやるのか?」
「言うの忘れてましたー!はい!受かるか分かんないですけど」
「えぇー、んー応援はするけど、無理はするなよ!」
「はーい!頑張ります!」
衝撃な事を言うがみともとそれに驚く兄2人と救急隊、そんないつも通りではないがまた忙しく、楽しい日々が続く予感
end
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