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コメント
4件
参加ありがとうございましたッ!!!😭 いや.....やばい....こういう系が好きすぎる件について....((( 胸が締め付けるようで切ないお話だけどすごい温かみがあるお話でした😭((語彙力)
花言葉、相手に贈るプレゼントの意味…
一つ一つの意味を知っていますか?
好きな人に贈る花束や
大切な人に贈るプレゼントなど…
いつかこの意味が貴方のたった一つ思い出に
なる事を想って、ここに留めて置くことにします
いるまside
1日目
今日は、なつとのデートの日だった。
初めてで緊張したが、なつも喜んでくれていて本当に良かったと思う。
なつに腕を引っ張られて腕がつったのはまたいい思い出だ。
今まで見た事のない笑顔で振り向く顔はすごく可愛かった。
普段はツンケンしているなつだが、俺と二人きりの時だけデレてくれるのだ。
それがまた愛おしい。
俺だけに見せてくれればいいのにと思う所も何度もあったがそれは、妥協で許す。
今回は、何も進展は無かった。
でも、なつの可愛い笑顔が見れて結果プラスだ。
なんなら、次回のデートが決まったからプラスに過ぎない。
次回のデートでは何かプレゼントでもしようかなと考えながら、俺は浮かれている。
1ヶ月
2回目のデートも終わり一安心したところだった。
そういえば今日なつ元気なかったな。と思う。
俺何かしたかと考えてみれば、それはまた分からなかった。
もし悩みがあるなら言って欲しい。
俺に出来るとこがあるなら手助けしたい。
だから、明日の会議後、少し呼び出して聞いてみようかなと思う。
なつにはいつも可愛い笑顔で笑っていて欲しい。
だから明日は少し強引にでも聞いてみようと思う。
会議後
「あ〜なつ、ちょっと来てくれん?」
「ん、おけ」
「今から来れるか?」
「今からか…ま、少しなら」
(今少し渋ったか?)
「ありがとな、少し着いてきて」
「…おけ」
「なぁ…なんかお前悩み事ねぇか?」
「んぁ?悩み事?んなもん…、ねぇ…よ」
「絶対あるだろ」
「ねぇって…」
「俺はなつの為を思って聞いてんだぞ」
「あるんだったら言って欲しッ…」
「だからッッ!ねぇって…ねぇって言ってんじゃんッ…」
「ッッッ…」
「ごめん、俺帰るわ…」
「おいッちょっと待てよッ…」
「何だよ…それッ…」
『くそッ…これじゃッこれじゃッ…ポロ駄目なのに…』
その日の夜
なつと喧嘩した。
元はと言えばなつが言わないのが悪い。
そんな出来ぞ来ないの彼氏か…?
俺が思っていたほどに信用されていなかったのかな…笑
こさめたちと居る方が楽しそうだし…
はぁ、俺…彼氏失敗なのかな笑
あの時…ムキになってなつに酷い事言い過ぎちゃったし…
なつ、怒ってるかな…
これからどうしていけばいいってんだよ…
明日、改めて謝るか…
次の日
「なつ、昨日はすまんかった…」
「俺、なつに何かあったら心配で…それで、ムキになって怒って怒鳴っちゃった…」
「俺の方こそごめん、心配してくれてるって分かってたけど…分かってたけど言えなかった…」
「本当、ごめんな。思えば、皆言いたくないことはあるもんな笑俺だってあるわ笑」
「おいッ!何だよ~言えよッ!」
「言わねぇ~よ笑俺にとって言いたくないとこだからな!」
「はぁ~?ないだろッ!」
「あははは笑/ひッはッは笑」
『こうやって笑い合える日々もあと少し… なのかな…ポロ』
夜
なつと仲直り出来た。
でも、なつはやっぱり悩みを俺に打ち明けなかった。
そんな深刻な事なのか…はたまた俺への何かのプレゼント的な物なのか…
俺には分からないが…なつに不幸が降らない事を祈るのみだ…
また、仲直りしたその日に3回目のデートが決まった。
俺らはどんだけ仲がいいんだってか笑
でも、そうやって予定を立てられるのがとても楽しい。
『こういう日々が毎日続けばいいのに…それだけを願って…。』
でも、それは叶わなかった。
プルルルルル
デート準備中電話が鳴った。
迷惑電話かと思うながらもスマホを手に取った。
「もしもし…」
そう言葉を発した瞬間、ある単語が電話先から聞こえてきた。
そう、それは…
そう聞こえた瞬間家を飛び出して、病院へ向かった。
何も考えられずに、ただなつの事だけを考えて、
無我夢中に街を走った。
人の目なんて気にしていられなかった。
そんな事どうだっていい。
なつが無事か何があったのか…なつが心配でならなかった。
そんな時、俺は嫌な予感が走った。
こういう時の嫌な予感は当たるものだ。
そう考えた瞬間涙が溢れてきた。
それでも、足だけは止めず走り続けて、気付いたら病院についていた。
肩を上下に上げ、息を整えていた。
そしたら、医者が俺の所に寄ってきた。
そのまま、医者の言われるがままに手術室前まで来た。
その時の俺は心臓が今までにないくらいに、ドクドクしていただろう。
何も考えられず立ち尽くしていた時…手術室と書かれたランプが消えた。
「あっ…」という声が零れた。
その手術室からは、1人の医者と看護師であろう人が深刻そうな顔で出てきた。
そのまま俺の方に向かってくる。
俺は、ゴクリと息を飲む。
「…最善を尽くしましたが…無理でした。」
その言葉が聞こえた瞬間、俺は膝から崩れ落ちた
あぁ、俺はなつを救えなかったんだ。
あの時強引にでも聞くんだった。あの時聞いていれば…なつは、なつは助かっていたかもしれないのに。
何やってんだろう…俺、彼氏…失格じゃねぇか…ポロポロ
うわあああぁぁん…ポロポロ
俺は今までにない叫んで泣いた。もう出ねぇんじゃねえかって思うほど泣いた。
悔しかった、悲しかった。なんであれだけ近くに居たのに気づいてやれなかったんだって…ポロ
そう思ってた。その時…
「いるまさん…暇72さんからの手紙です。」
「えッ…ポロ 」
手紙を開いてみた。長く、でも、崩れないような丁寧な達筆な字で書かれていた。そして、イヤリングが入っていた。
「いるまへ
ごめんな、悩み事言ってあげれんくて。俺さ、実は癌だったんだ。びっくりしただろ?笑俺も最初聞いた時びっくりしたわ笑そん時医者に言われたよ笑もう、長くは生きれないってさ。生きれて2ヶ月だって。ほんと、神様は酷いよな笑せっかくいるまと出会わせてくれたってのによ、でも、こんな短い人生でも俺は十分楽しい人生だったと思うぜ。うるさくて…でも、一人一人個性があって、皆何だかんだ優しくて笑約2年すっげ~楽しかったな、これからは俺が居なくなるけど、頑張ってな、そして東京ドーム絶対メンバー全員で行くんだぞ!誰か欠けてとか俺が許さねぇから笑
そして、いるま…俺の人生を変えてくれた奴。シクフォ二としては、相棒で、リアルでは恋人で…でも、これだけ、叶えられなかったな…俺いるまと結婚したかったな…笑法を破ってでもな笑
ま、将来は…また、いるまと出会って、男同士でも結婚出来る世の中になってて欲しいな笑
イヤリングの意味も調べて見てな笑
そんじゃあな、俺は先に逝く。
早とちりなんかすんじゃねぇよ笑俺はいつまでもお前を上から見守ってるから笑
頑張れよ。
世界一愛してるよ、いるま」
グズッグスッうわあああん…ポロポロ
また、大粒の涙が流れてくる。なつは、こんなに俺の事思っててくれたんだな…。
あんな事を書いた俺が馬鹿みたいだ。
もう、なつは居ないんだと…でも、俺はなつとの約束を果たさなければならない。
だから、俺は前だけを向いて歩き続ける。
見えはしないけど…きっとなつは俺の横を歩いてくれてるに違いない。
そういう気がする。いや、絶対に。
これからも、いつものメンバーで東京ドームまでの道を歩いて行こう。
お葬式
「なつ、お疲れ様…大変で辛かったよな。 」
「俺がもっと早く気づいてあげられれば良かったのにな…」
「でも、そんな事言ったらお前怒るよな笑」
「今思えば、そんな日常が一番楽しかったかもな笑一緒にゲームやったり、出掛けたり…俺はすっげぇ楽しかったぞ…」
「誰も靴解せないような、最高で幸せな日々だったよ。いつも、場を明るくしてくれてありがとうな。」
「あと、最後…俺からの花束と指輪な笑 」
「指輪かっけぇだろ?笑しかも、俺とオソロな笑最高だろ?笑しかも、名前まで刻まれてんだってよ笑これで一生一緒だな…」
「あと、意味もちゃんとあるんだからな笑俺なりに頑張って考えたんだよ笑だから、家になつと一緒に飾っておくな、」
「今まで…本当にありがとう…ポロあれ…笑泣くつもりなかったんだけどな笑ポロポロこれからも、ずっとお前の味方で…ポロずっとずっとッ!誰よりもッ!ポロ愛してるからな!」
『俺もだよ、いるま』
『頑張れよッ!』
「なつッ!ポロありがとう…ポロ俺、誰にも負けないように頑張るな、なつの分も背負ってッ!ポロ」
「『またな、!』」
𝑒𝑛𝑑
長くてすみません…参加させていただきありがとうございました!
そして、気になる意味ですね!
指輪⋯永遠
イヤリング…貴方のそばに居たい
いるまくんがなつくんに贈った花or花言葉
クリスマスローズ⋯大切な人
プリムラ・ジュリアン⋯永続な愛
サンシュユ⋯永遠
シオン⋯貴方を忘れない
サンスベリア⋯永久・不滅
です!遅れてすみません!
あと、たぬ。さんの誕生花調べてみると”もしかしたら”今回の花に使われてるかもですね!
それではバイバイ👋