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nmmn&病み系注意
iris
地雷さんはブラウザバックをおすすめします
ご本人様に関係ありません
珍しく長めです
side.青
深夜2時
歌い手兼社畜の俺は自身の限界など知らずにパソコンとにらめっこを続けていた
他のメンバーとは違い昼間に思う存分活動することができないから
その上、あいつらに叶うものなんてなかった
1番の赤色はとにかく歌が上手い
2番の水色は場を盛り上げられる
3番の白色はラップが上手い
4番の桃色は俺らを上手くまとめてくれる
6番の黒色はみんなを引っ張ってくれる
じゃあ俺は?
なにもない、ただの社畜の俺にできること
それはただひたすらに仕事をすること
そんなことを考えながら、明るくなっていく空を横目に作業を続ける
そんな日が4年続いたある日だった
今日はメンバーと会議の日
遅れることなんて絶対にできないのに何故か身体が動かない
原因を考えてみるも、
睡眠不足
貧血
栄養不足
薬の過剰摂取
ストレス
などなど挙げればキリがなかった
「もう、いいや」
そんなことを思ったらもう早かった
段々と息が出来なくなって、視界が狭くなっていく
その間にもなり続けるスマートフォン
玄関の鍵が開いたような音もした気がする
『まろっっ/いふくんっっ』
あぁ、このまま終わってしまえばいいのに
どうして来ちゃうのかな