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『とある駅から東に十歩進み南方向にある公園まで裏路地を伝って走ると気づけば異世界にいるらしい。』
そんな噂、どうせ嘘に決まってる
『異世界』なんて、小説や漫画の中だけの世界だろw?
絶対そんなの存在しないってw
そう笑って、俺は友人と冗談半分でその噂が本当かを確かめた
結果は……
ユイ「ここ、どこ…?」
無事、異世界に迷い込んだ
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ガヤガヤ…ワイワイ……
ユイ「え?どこだよ…ここ」
「それに、表の通りにいる奴等って、全員…」
チラリと表通りを覗くとそこにいるのはおかしな耳や尻尾が生えていたり、よくわからない姿をした奴等ばかり。
“人間”と思われる人なんて、どこにもいなかった
とにかく俺は友人を探すため、近くに落ちていたマントを被り裏路地を歩いた
ユイ「…あいつ、どこいったんだよ…」
何故だかわからないが異世界に飛ばされた際、俺と友人は離れ離れになってしまったようだ
噂が本当なら、友人も何処かの裏路地にいるはずだが…
生憎なかなかみつからない
そうこうもたもたしていると、突然、
背後から2人の男の声が聞こえてきた
???「お?あ…そぅ……ゃ………ん?」
???「……も、……げん………い……せん……?」
少し離れているのか、声が全然聞こえない
人がいる!
焦っていた俺の脳は『ここが異世界』ということをすっかり忘れ、次の瞬間にはその2人の男のもとへ走っていた
ユイ「あ、あの!俺、人を探してるんですけど!!」
???「ん?」
???「兄ちゃ…いや、嬢ちゃんか…?」
は?
ちょ待って、これ俺性別勘違いされてる??
ユイ「ムッ)俺、男っす…」
そう吐き捨てると、一人の金髪の男が大きな声で高らかに笑った
うるさっ((
???「ア”ーーハッ”ハッ”ハッ”www!!!!!」
「そらすまんかったなぁwマント深く被ってちゃ、髪も顔も見えんから性別なんてわからんくてなぁww」
ユイ「ぐっ……!」
ド正論ッッッッ!!!!!!!!!!
???「てかさぁ、こんなとこにおるなんて…お前人間?」
緑とフードを深く被ったもう一人の男が俺に最悪の質問を投げた
ユイ「っ…!いえ……違いますけど…」
???「ほらな〜!ゾム!俺も裏路地おるから人間か思ったけど、そもそも人間の匂いしないやんか〜!」
緑フードの男はゾムと呼ばれた
ゾム「いやでも…俺は微かに匂うんよ……狼男の血が騒ぐ感じ」
は?狼男って……もしかしてこいつマジモン、?
死んだンゴ😇
???「とりあえず、連れ帰ってみたら?」
ゾム「そやな…怪しいし……」
あ、これ本格的にヤバいヤツ?
そう頭で考えた時、俺の足は動いた
???「あ!逃げたで!!」
ゾム「ニッ、)じゃっ、人間で間違いないなw」
おいこれ逃げても逃げなくてもどっちでもBADENDじゃねぇか。巫山戯んなよ((
と、とにかくッ、俺は走るしかねぇぇぇ!!!!!
いや無理だろ
意気込んで走った5秒後、見事ゾムとやらに捕まりました😊
ダレカータスケテー((((;゚Д゚))))ガクガク
???「おいお前、一旦フード外せ(パサッ、」
…あ、死んだ😇
金髪野郎にフード外された😇
ゾム「おいおいコネシマさんwマントの表面に毒塗ってあるとか考えないのw?」
コネシマ「あ”?別に俺毒分解できるし大丈夫やろ」
この金髪イケメン『コネシマ』って言うのね
あら名前までイケメン♡性格はクソだけどな♡♡
コネシマ「………」
ゾム「………」
え待ってこいつ等もしかして俺の心の声聞こえてる?聞こえてる説全然あるくない?
ここ異世界だし。
え?死んだ?確定死?えーやだまだ生きたいジョ~、()
コネシマ「お前………」
ユイ「は、はいっ!!!!何でしょう!!!」
「あ、食べないでください!!俺みたいな陰キャは不味いと思うんで!!!!!!」
コネシマ「えらいかわええ顔しとんな…」
…………………………………………………………………は?
いや、は?
ゾム「ほんまびっくりしたわ…お前ホントに男?」
ユイ「男に決まっとるやろ。なんならモノ見せたろか?」
ゾム「あ、確定男やわ((」
コネシマ「なぁゾム…」
ゾム「あぁ。お前の言いたいことはわかったわ」
コネゾム「連れ帰るか」
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拉致😊
いやー、こういうギャグ系書くのって楽しいね👍
次回は拉致られるとこからだよ
因みにマントユイくんのイメージこんなね↓
ガチで深く被って髪型は全く視認できない感じ!
んではおつカフェ!!