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テラーノベルの小説コンテスト 第3回テノコン 2024年7月1日〜9月30日まで
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7月。 組織。 狂唖。

画像 「、、、、」甘い物が食べたい。外は猛暑。墻音は今手が離せないらしいし、、他の奴に頼むのは、、「、、行くか、、まぁ、今日はぎり、30度いかないらしいし、、」そう呟き、俺は組織を後にした。

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鮎民団室。 加内。

「待ち伏せですか??」「あぁ、、奴等の行動通り血種が狙いなんだろ、、だから、血種の匂いを採取して、奴等を誘き寄せる、、」鮎民幹部はそう言った。「成る程、、でも、、血種の匂い何て何処に、、」「それは専務が集めてくれるらしい」「専務が??」「珍しいですね、専務が作戦に」「そのくらい、危機的状況なんだろ、、私達は専務の仕事が終わるまで誘き寄せる場所や作戦を考える、良いな」「ハイ!!」

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昼休み。養成室。

画像 「とは言っても、、住民が少なく、、戦えやすい場所ね、、」鮎民幹部はそう白米を口に運んだ。「あまりないですよね、、ただでさえこの街は住民が多いいし、、」「もしくは、この町ではなく隣の町でする事だな、、五茅町は田舎ではないが此処よりかはビルや人が少ない、、」「五茅町か、、」「明日にでも下見に行くか、、」横にいたのは遊馬主幹はそう言った。「そうですね、、」すると「失礼、、何だ、、アンタ等か、、」「墻音君??」もしか画像 して狂唖さんを探してるのかな、、「狂唖さんなら今行方不明で、、報告書なら渡しとくけど「結構です、、失礼します」墻音君は俺の話を聞く前に部屋から出て行ってしまった。「、、本当素っ気ない子ね、、」鮎民幹部はそう言った。「狂唖にしか目がいかない奴だからな、、アイツはあれで良いんだ、、」「、、そうなんですか、、」「実際、狂唖を守れているのは事実だしな、、」「、、、、」月城墻音(つきしろ かきね)。19歳。狂唖団の班長で組織に来てわずか数ヶ月で1級の試験に合格した凄いなんて言葉じゃ表せない逸材。常に狂唖幹部の隣にいる。狂唖幹部以外にはあまり懐いていない、、俺も数回ほどしか話したことがない、、身長がとにかく高く、、おそらく2m近くある、、服越しでもわかる筋力。狂唖幹部によると体格は昔から恵まれていた方らしい。「、、墻音君って狂唖幹部の前でも無表情ですよね、、笑うのかな、、??」「そりゃ、笑うだろ、、まぁ、私は見たことないが、、」「、、ないんだ、、カッコいい顔なんだからもっと笑えばいいのに、、」「、、狂唖といると疲れるんじゃないか、、??」「やめてあげてください、遊馬主幹」「冗談だよ」、、墻音君はあまり笑わない。あまりというよりか全くだ。「、、でも墻音君、、いつ見ても酷いクマだな、、」「、、そうだな、、大変だな、、不眠症は、、」

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とある公園。 狂唖

「、、暑、、死ぬ、、」何でこんな真夏に外出、、「、、やっぱり誰かに頼むんだった、、あ〜!!!!暑い暑い暑い暑い!!!!」「ママ〜変な人いる〜」「コラッ!!見ちゃダメよ!!」「、、、、」子供に変な奴扱いされた、、「暑い、、もう無理、、」俺はその場に座り込んだ。「狂唖さん」「、、墻音、、」「お疲れ様です、、」「、、、、」き、、救世主、、

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画像 「こんな暑いのに外出て、、甘味ぐらい俺が買いに行きますから、、ハイ、水です」「、、ども、、」「もうちょっと気をつけてくださいよ、、アンタが倒れたら仕事が俺に回ってくるんですよ、、もう歩けそうですか??」「もうちょっと休んでから戻る、、」「2時から会議ですけど、、」「、、忘れてた、、あー!!帰るか、、」「、、そうですね、、」「よっこらしょ、、」暑い。でも組織に帰れば涼しいクーラーが、、「、、!?狂唖さん??」バタンッ!!!!、、話によると俺は暑さにぶっ倒れたらしい。

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組織。 墻音

「どうしたその馬鹿は、、」そう言い遊馬さんは俺の背中におぶさっていた狂唖さんを見た。「外で倒れました」「、、そのまま医務室で寝かせとけ、、」「了解です」

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医務室。

「、、、、」保冷剤も冷えピタもねぇ、、「本当に医務室かよ、、」何か冷やすもの、、すると「あれ、墻音君??」「、、??」加内班長、、??「どうしたの、、って、、狂唖さんどうしたの??」「ぶっ倒れて、、それ保冷剤??」「あぁ、、この医務室何にもないじゃん、、夏だし、、いるかなと思って、、狂唖さんにもどうぞ」「、、どうも、、」冷たい、、

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次の日。見齧団室。 狂唖。

「、、っ、、」俺は背伸びをして棚にある資料を取ろうとした。「頑張れ!!幹部!!」「可愛いよー!!」「誰だ!!こんな高えところに資料置いた奴!?ど突き回してやる!!」「貝柱です〜」「今すぐクビにしてやる!!てかお前ら助けろよ!?」俺は団員達を指差した。「幹部頑張ってるんで」曽破はそう言った。「お前本当変わんないな、、」すると「これですか??」そう背後から黒い影が伸びた。「ん??あ、墻音」「どうぞ」そう言い墻音は俺に資料を渡した。「サンキュ〜、ほら〜お前ら墻音を見習え??」「ハハッww親子逆転だww」「、、??何それ??」俺は曽破に聞き返した。「ん??知りません??見齧幹部って、月城さんの親みたいなもんじゃないですか??」「照れるな、、やめてよ、そんな事言うの」「でも、今じゃあ見齧幹部が月城さんに世話されてるからwwみんなそう言ってるんですよww」「誰だ、それ言い始めたの」「専務です」「叩く」「狂唖さんは俺の親じゃないです」「え、そうなの??」曽破はそう墻音に聞いた。「、、師範だよな、、な??」俺は墻音にそう聞き返した。「師範でもないです」「え、そうなの、、え、じゃあ、墻音にとって俺ってやっぱり子供なの、、」「、、まぁ、、」「ど突き回すぞクソ餓鬼ぃ!!身長伸びやがって!!」「そこ怒るの、、」「墻音今日晩飯抜きな」「いいですよ」「困れよ!!」俺は墻音に向かってそう言った。「、、あー、でもまだ一緒に住んでるところ、、月城さんは子供っぽいですね」「、、??」「、、あ、、そうじゃん、、墻音一人暮らししないの〜、まさか夜一人で怖くて寝れない??」俺はそうニヤリと笑った。「、、いいですよ、、1人で暮らしても、、今日不動産行ってきますね」そう言い墻音はその場を離れた。「、、、、」「、、、、」「、、え、嘘だって!!墻音!!おいお前何言ってんだよ曽破!!」「えぇ!?俺!?」「墻音ぇぇ!!お前にまだ一人暮らしはダメだって!!待て!!ゴラァ!!」俺はそう墻音を追いかけた。

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鮎民団室。

「今日狂唖幹部元気ですね〜」「うるさくない??」

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