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あれから稜雅は学校に登校することがなかった。
そんな様子に心配した〇〇と裕基が稜雅のもとに訪れることを決めた。
裕「稜雅元気かな?」
〇〇「少なくともあまり元気ではないんじゃない?」
裕「だよな〜」
2人の間に沈黙が続く
そんな状況を破ったのは〇〇だった
〇〇「この前さ、ちょっとだけ稜雅くんとラインしたんだけどさ。『僕のせいでごめん』って送られてきたんだよね」
裕「どういうこと?」
〇〇「わかんないけど、稜雅くんって今までたくさん引っ越ししてきたって言ってたじゃん」
裕「うん、言ってた」
〇〇「もしかしたら、これまでに引っ越し先で仲良くなった子が亡くなったりしたことが多いのかな?って思うんだけど」
裕「あ〜…俺はそういうのあまりわからないけど、たしかにそれはあるな。でも、あまり稜雅が気にすることでもないんじゃない?」
〇〇「いや、稜雅くんはこういうの気にするでしょ」
裕「そうだよな〜俺がもう回復し始めてるから稜雅にはあまり気にして欲しくないけど、これきっかけにまた引っ越したりするのかな…嫌なんだけど」
〇〇「たしかに、引っ越しそうだよね…」
そんな話をしているうちに稜雅が暮らす施設に着いた
〇〇「行こっか」
裕「は〜い!」
コンコン
〇〇「すいません!」
職員【はい。どちら様でしょうか?」
裕「稜雅の友達です!」
職員【稜雅くんの?】
裕「はい!」
職員【……今稜雅くん出れるような状況じゃないから、ごめんね。また次の機会に来てくれるかな?】
裕「わ…かりました…あっあの…これ稜雅に渡したくて、わたしといてくれませんか?」
職員【わかりました。渡しておきますね。これからも稜雅くんと仲良くしてくれたらうれしいな。】
裕「もちろんです!」
〇〇「はい!稜雅くんに『またいつでも学校来てね』って伝えておいてくれませんか?」
職員【はい。今日は来てくれてありがとう】
〇〇、裕「「さよなら!」」
それから時間が経つも一向に稜雅が学校に来る気配はなかった…
それでも〇〇と裕基は根気強く稜雅のところへ通っていたある日
稜雅[〇〇ちゃん?元気?]
〇〇[え!稜雅くん!久しぶり!どうしたの?]
稜雅[久しぶり。あのさよく裕基くんと来てくれるのさ、すっごいうれしいんだよね。]
〇〇[ほんと?!よかった!裕基と一緒にうざいかな?って考えたりしてたんだよねw]
稜雅[ぜんぜんうざくなかったよ。それでさ本題なんだけど、三学期の始業式からまた通おっかなって思ってんだけど、一緒に学校行ってくれない?]
〇〇[全然いいよ!断る理由がないもん!裕基も誘う?]
稜雅[うん。お願いしてもいいですか?]
〇〇[いいよ!三学期からも稜雅くんのペースで登校してね!]
稜雅[ありがとう。]
稜(〇〇ちゃんってやっぱ優しいな…)