(スォッ…)
【鈴の音。聞こえるならば…】
(シャン)
【犠牲を出すとき】
(シャン)
【聞こえるか?】
(シャン)
【これは開戦の狼煙】
(シャン)
【ひとたび道を定めたら 心変えることなかれ】
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「私達はどうやら、茨の道を進むみたいね。」
『先に攻撃してきたのはお前たちだろう。今更嘆いて…無様だな。』
「やっぱりあんた、只者じゃないようね。それも、私の予想を遥かに超えるような。」
「(霊夢が張った結界に、謎の糸が巡る。それもかなりの量だ。あいつは糸を操る能力のようだが…まだ何かを隠している。おそらく霊夢は気づいていないようだが…きっと隠している力は、この幻想郷にも及ぶだろう。)」
『そこの黒白は理解してると思うが…その糸、当たると危ねえぞ?』
「自ら手の内を明かして、なんのつもり?」
『戦いを終わらせたい。ただそれだけだ。』
それに…これ以上の戦闘はきついし…インクも俺も、極限状態だな。
「それは無理なお願いね。あんたみたいなワケのわからないヤツがいると、こっちも困るのよ。」
『…なら、この世界で…“集団殺戮”を起こすぞ。』
「おい霊夢…やっぱりやめたほうがいいんじゃないか?」
「やめたら…どうなるかしらね。やめたらこの最悪のシナリオが変わるの?」
「私にはわからない…けど、軌道は変わるんじゃないか?」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「あやや…?レミリアさんとあの謎の男の決闘に続いて…今度はこっちですか…これは、大スクープになる予感がしますね!」
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!