🤍「…………女研リスナーですっ!!!」
💜💙「………………はぁ?!」
俺らの声が被る。
俺らのファン?じゃあ余計危なくないか
💚「……で、私のマッチングアプリでマッチングした人……」
💜「この人?!」
18号が急に大きな声を上げる。
おそらくまちこから聞いていた……っぽい。
🤍「はい…………」
目を合わせないままアイツ……ゆうとが答える。
💙「なんで目合わせないん?やましいことでもあるんか?」
🤍「っえ?いや…………いやだって……推しだから……」
🤍「推しの目を汚したくないんです!!!」
💙「…………はぁ、?」
いかにもファンというような答えをするそいつ。
……本当にファンらしい、が
💙「……だからって、なんでこんなことしたん」
🤍「えっとそれは……」
チラ、とそいつがまちこの方を見る。
こく、とまちこが頷いて口を開いた。
💚「えっと…ただ家で遊んでただけで……間違ってアラート押しちゃって……」
💙「………………は?」
じゃあ、間違い?
どこか、安心するが、モヤモヤする。
__まちこは無事だった
__でもまちこは他の男とお家デートをしていた。
喜べばいいのか、悲しめばいいのか分からない。
やっと、諦めないと決めた相手が、他の男と。
もう、好きなんじゃないか
そうとすらも思った。
💚「…………あ、でも!別に恋愛感情はなくてね?!」
💚「なんか友達?になったからただ遊んでただけで……」
💙「………………ガチ?」
💚「ほんと!」
やっと、息をつく。
安心した。お家デートをしていたのはやっぱり嫌だが恋愛感情はないらしい。多分。
💙「……ちなみに聞くけど、すぐ家に入れなかったのは?」
🤍「家が汚いから推しの目を汚したくなくて……」
💙「はぁぁぁぁ…………」
これでなんとなく分かった。
多分正真正銘俺らの視聴者。……で悪い奴ではない。
💚「私も帰るとこだったし……ほんとごめん!!!」
💙「いや……まちこが無事なら大丈夫ねんけど……」
💚「……色々不安にさせてごめん、…帰る?」
💙「…………そうすっかw」
結局アイツとまちこは恋愛関係でもなく、まちこは危険な目にあってない。
一件落着。
そう思ったが
💜「……この後話したいことあるからせんせー先帰ってて?」
18号がそう言った。
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𝐓𝐡𝐚𝐧𝐤 𝐲𝐨𝐮 𝐟𝐨𝐫 𝐰𝐚𝐭𝐜𝐡𝐢𝐧𝐠.
コメント
8件
ゆうと...その席変われよ!!!