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僕の過去話をする
僕には母親、兄貴がいる。
小1の時両親が離婚した。僕は母親と兄貴と一緒に引っ越した。当時は叔母の家に居候していた。
この時僕の人生は狂ってしまった。
叔母は僕のことがとても嫌いだったのだろう。
朝食、夕食が僕の分だけ出てこなかった。
母親はもちろん叔母を叱って問い詰めた。兄貴は自分のご飯を分けてくれた。
叔母は母親にキレられて反省したのだろう。次の日から朝食、夕食共に配膳された。
だが叔母は良く言えば賢かった。
母親と兄貴がいない時にぼくに暴力を振るうようになった。
最初は平手打ち。日に日に殴る蹴るはもちろん、刃物を僕の首筋に突きつけてくるようになった。
だが僕は母親や兄貴に心配かけまいと全力で笑顔を振りまいていた。だが僕の心はとっくに限界を迎えていた。
そしてある日、運命の日がやってくる。
いつも通り学校から帰ると叔母が笑顔で出迎えてくれた。僕は不思議に思ったが機嫌が良いのだと思った。ふと手元を見ると、叔母の手にはカッターナイフが握られていた。
-お前がいると私もお母さんもおにいちゃんも幸せにならない。だから今ここで〇ね。-
そう言われ、襲われそうになったとき、目の前が真っ暗になった。
後日聞いた話だが、僕は泣きながら外に出た。その時たまたま警察がパトロール中で刃物を持って僕を追いかける叔母を発見しその場で取り押さえたらしい。僕は警察官に抱えられた瞬間意識を飛ばしたらしい。
母親と兄貴は病院で目を覚ました僕を見て泣いていた。
そこから無傷だったこともあり退院してすぐ遠くに引っ越した。それいこう叔母は見かけていない。
叔母がどうなったかも知らない。きっとトラウマを埋め付けないようにするためだろう。
なにはともあれ、今は少しだけ平和に暮らせている。
僕の過去話はここで終わり。