いつもは送り出される側の人間が
夏休み限定で送り出す側の人間になる 。
朝、家を出る時間になると、
いつも父が玄関まで来て、
笑顔で「行ってらっしゃい、気をつけて!」 そう送り出してくれる。
高校生になった今も毎日笑顔で
送り出してくれている。
中学生の時はそれがとても嫌だった。
いつまでやってんだって、
わざわざ来ないでとか
冷たい言葉を沢山浴びせてた。
中学3年の夏休み。
早起きが体に染み付いて
毎日同じ時間に起きる。
父は夏休みなんてなくて毎日仕事に行く。
ボクは玄関まで行って
「行ってらっしゃい」そう送り出す。
送り出す側になってやっとわかった。
ボクがいつも安全に、
元気に登校できてたのはきっと、
父がわざわざ玄関まで来て、
笑顔で「行ってらっしゃい、気をつけて!」
そう送り出してくれたからだと。
何歳になったってそれは
恥ずかしいことではない。
中学の時、父に冷たくあたったことを
今でもずっと後悔している。
父のおかげで明るく登校できていたこと、
本当に感謝している。
父とは家を出る時間が違うから
普段から送り出すことはできないが、
長期の休みや休日はできるだけ、
笑顔で「行ってらっしゃい」
そう伝えたいと思った。
コメント
2件
えぇ良すぎる.ᐟ.ᐟ😭 コメントだけじゃなく二次創作(?)も書けるとかまじ?天才か👏