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もうすぐテストで萎えちゃう
今日は長めです
私史上1番長いです()
誤字 脱字あったらごめんなさいです
いつの間にか 、辺りが暗くなり始めていた
僕たちが居るこの場所は周りが木で囲まれていて 、
陽の光が届きにくい場所にあった為 、
今の時間であっても 、
周りはとても暗かった
「暗くなってきたね 、」
「もうそろ帰る ?」
と、
彼が言った為 、僕たちは帰る事にした
今日拾った猫ちゃんは 、
彼が連れて帰るらしい 、、
良かったね 、
誰か救ってくれる人がいて 、
「ねぇ 、元貴」
「んぇ 、?」
「元貴の家の近くに公園ある ??」
「へ 、、?」
「ある 、、けど 、。」
急になんだろう 、、?
確かにあるけど 、、
「じゃあ 、家の隣に新しい家建ってた 、??」
「え 、、っと 、、、」
「たっ 、、、てた 、、かな 、?」
ずっと売り地だった隣に新しい家が
建てられてた気がする 、、多分 、。
「そこね 、俺の家なの」
「え 、、??」
「最初 、名前聞いた時 、」
「お隣さんと同じ名字だなぁって思ってたの」
えなにそれ 、、
心の何処かで喜んでいる自分が居るな 、
友達って思ってるのか 、僕 、、。
今度は信じてみてもいいのかな 、
「んふふ 、っ 、笑笑」
「元貴と学校 、一緒に行けるの楽しみ − !」
ええ 、、
なにこの人 、、可愛い 、
可愛いんだけど 、この人 、、。
てか 、僕と学校行く前提 、、笑
学校かぁ 、、
まぁ 、最近は行けるようになってきたけど 、
友達って呼んでいいのか分かんないけど 、
友達みたいな人も出来た 、けど 、
「元貴はどう ??」
「学校楽しみ − ?」
「んん− 、、笑」
「そっかぁ 、」
少し苦笑いで言ったら 、
なんとなく分かってくれたみたい 。
「俺が毎日一緒に行くからね !!」
「あ 、嫌だったらごめん 、笑」
「ありがとう 、」
「嫌じゃないよ 、一緒に行こう 、、?」
僕にしては頑張ったよ 、
人なんかもう信じられなくなってたけど 、
誰か人と話すなんて家族以外久しぶりだったけど 、
優しかったから 、。
僕に優しくしてくれたから 、、
こんな僕に 、。
なんの取り柄もない僕に 、
勇気が出て来たの 、
少しだけだったけど 、
頑張ったんだよ 、
だから 、良い結果になって欲しいな 、。
「ほんと !!?」
「やった − !!」
「俺が毎日呼びに行くね !!」
「ありが 、、とう 、っ 、、」
あれれ 、、
世界が滲んでる 、
声が涙声だ 、
やっぱり変われてなかったみたい 、。
結局 、泣いちゃった 、
「どっ 、どうしたの 、元貴 !!!?」
「大丈夫 ?」
「俺 、なんかしちゃった 、??」
ううん 、
きみ 、、滉斗は何もしてないよ 、
ただ僕が弱いだけだから 、
「ぼくが 、、よわいだけだから 、っ 、」
「 、、、、、、」
「弱くない 、」
「元貴は弱くない 、」
「弱いのは俺の方 、。」
「ぇ 、?」
「ごめんね」
「あの時俺 、何もしてあげられなかった」
「なにいって 、、」
「俺 、元貴が虐められてるの知ってたのに 、」
「自分も虐められるのが怖くて 、」
「何も出来なかった」
「え ?」
なんで知ってるの ?
僕が虐められてたって 、
なんで謝ってるの ?
「俺 、元貴が引っ越す前の」
「学校の友達だったんだけど 、」
「覚えて 、、ないよね 、笑」
引っ越す前の 、、、、、、
友達 、、????
わかい 、、ひろと 、、????
若井 、、滉斗 、。
若井滉斗 、、、、!!???
ひろと 、、くん 、なの 、??
小学生の頃から花が好きだった
ひとつひとつの花が綺麗に咲いているのも好きだし 、
雨が降った後の 、水滴がついている花弁が綺麗で好き
それをなんとなく 、友達のような人達に言った
そしたら 、
「お前男子なのに花が好きなの?ww」 、
「女子みたいじゃん 、変なのーwww」と 、笑われた
それから 、虐められるようになった
ただ 、花が好きなだけだったのに 。
どうして 、、??
最初は我慢出来る程度だった
筆箱の鉛筆が隠されたり 、
消しゴムが無くなったりしていた
“「あれ 、、」
「元貴どしたの?」
「 、、ひろと 、くん 、、」
「鉛筆が 、、、」
「なくなってたの 、?」
「じゃあ俺の貸すよ」
「ありがとう 、、」”
でも 、大事な大切な唯一の友達 、ひろとくんが
貸してくれたりしてくれたから 、
そこまで苦ではなかった
だけど 、僕の反応が気に入らなかったのか 、
虐めはどんどんエスカレートしていった
教科書を隠されたり 、体操服が捨てられていたり 。
“「ない 、、」
「どうしよう 、」
「なにがなくなってる ?」
「えっ 、と、」
「理科と算数の教科書 、」
「どうしよう 、また怒られちゃうよ 、」
「大丈夫だよ 、俺の貸すから」
「え 、?」
「でも 、ひろとくんが怒られちゃうよ 、」
「ひろとくんが 、、」
「大丈夫 、大丈夫 、笑笑」
「俺はどうにかするから」”
でも 、クラスの全員から無視されるようになり 、
話しかけても無視されるか 、
悪口を言われるようになった
唯一の大切な友達でさえも 、。
“「ねぇ 、、」
「 、、、、、、、、、」
「ねぇ 、ひろとくん 、、、!」
「 、、、、、、、、、、、」
「ねぇ 、ねぇ 、!!」
「ひろとくん 、ってば 、、っ 、!」
「なぁ、若井」
「そんな奴なんかと話さなくていいからな ??」
「分かってるよな」
「っ 、、、、、、、、」
「待って 、ひろとくん 、、!!」
「なんで 、なんで 、!!!」”
でも 、それ以上に辛いことをされた
花を育てる授業があった
みんな朝顔を育てていて 、僕も育てていた
僕は花のお世話になれていたからか 、
みんなより成長するのが早かった
そして 、蕾まで成長したので 、
開花しているのを早くに見たくて 、
朝早くから学校に行った
朝顔はちゃんと開花してた 、してたよ 、??
だけど 、でも 、、、
僕の植木鉢だけ 、ぐちゃぐちゃにされていた
しかも 、、大切な友達に 、
ひろとくん 、に 、
花びらが色んなところに散っていて 、
茎や葉も破られて 、折られていた
耐え切れなくなった
大切に 、大事に育てたものが
こんなにされるなんて 、
耐えられなかった
大切な友達に裏切られるなんて 、
耐えられなかった
“「なんで 、、、」
「お前が男子なのに花が好きって言うからだろー?w」
「普通にキモすぎwww」
「若井がちでありがとww」
「ひろとくん 、、が 、??」
「ごめん 、、っ、、」
「ごめん 、元貴、、っ、、、、」
「俺 、、おれっ 、、、、」
「ひろとくんなんか 、、」
「ひろとくんなんかっ 、、、」
「だい 、っ 、、きらい 、、!」
「ま 、って 、元貴 、!!」
「え走ってったwwww」
「さよーなーらー!!!」
「元貴 、、、、」
「俺 、、、。」”
それから学校に行けなくなった
大好きな花を見るのも嫌になった
特に蕾にまで育ったものを見るのが嫌だった
あの事が頭に焼き付いていて 、
あの事が蘇って来るから 。
部屋にずっと籠って 、
家族ともまともな会話も交わさなかった
独りになりたくて 、
夜 、外に出た時 、綺麗な星に惹かれた
夜空が好きになって 、
それからは自然と 、他の海や天気などの 、
自然のことが好きになった
また新しく大好きなものが出来て嬉しかった
中学生になって 、
勉強もしなきゃいけなくなって 、
学校に行け 、と親と大喧嘩をしたこともあった
でも 、絶対に学校には行きたくなくて 、
学校に行くなら 、違うところに行きたいと言ったら
事情を知っている家族は 、
遠くまで引っ越してくれた
なんでそこまでして学校へ行かせたいのか 、。
正直 、あの時は勉強をしたら 、
自然を見て 、自然を感じる時間が
少なくなるのが嫌だったから言ったのにな 、笑
だけど 、そこまでして貰ったから 、
学校にも少しずつ行けるようになって 、
高校にも行けるようになった
そのうち 、虐めていた人たちの名前や顔は
次第に忘れていっていた
いや 、、
無理矢理忘れ去ろうとしていった
特にひろとくんのことは 。
辛くなるから 、
悲しくて堪らなくなるから 。
だいすきだったから 、尚更 。
それなのに 、どうして僕の前にまた 、現れたの ??
好きになっちゃう 、
傷つきたく無いのに好きになっちゃったじゃん 、
どうしてくれるの 、???
「 、、元貴 、」
「ごめん 、もう 、帰ろっか 、」
「え 、ぁ 、うん 、」
「 、、、、、、、」
「嫌だよね 、あんなことした奴なんかと 、」
「先 、帰るね 、、」
「この仔もいる 、し」
「そう 、だね 、」
「じゃあね 、ばいばい 、」
「うん 、」
ああもう 、
なんで家隣になっちゃったの 、、